最初のインパクト!
序盤の演出は見ごたえがありグイっと引き込まれました!
他にも関所など大がかりな仕掛けには思わず引かれてしまうものの、身体表現のみとなったときの印象が弱く感じられたことが少し残念でした。
満足度★★★
主人公は弁慶でしょ?
四天王を他の家来といっしょくたにするのはまあ良ししても、弁慶はもっと際立たせないと。しばらく誰が弁慶だかわからなかった。歌舞伎の弁慶が首からぶるさげている白いポンポンみたいなものをつけるだけでも違うのに。何か劇団内部の力関係のせいかしらとか、勘ぐりたくなる。全体としては歌舞伎でなじみの場面や飛び六法もとりいれたりと、面白い舞台になってました。
満足度★★★★
祝!20周年
まずは20周年おめでとうございます,でしょうね。自分がSOUKIを観始めたのは4年くらい前からだけど,改めて活躍の歴史を再認識しました。今回の芝居は,歌舞伎でも何度も観た勧進帳。観慣れているだけに,ストーリーを追うことなく,役者さんの動き,身体表現に注目して観ていました。さすがというか,やはりカッコイイ,この一言でしょうね。特に弁慶役の小鉄さん,あのキレのある動きは見習いたいものです。次も期待しています。
満足度★★★
ゴージャス
音楽や照明や映像を駆使した迫力のあるエンターテインメント作品でした。赤と黒と白の3色を基調としたビジュアルが鮮烈でした。
パントマイムと聞いてイメージする、あたかもそこに物があるような動きはあまり使われていなくて、ダンス的な動きが多かったです。もっとトリッキーな動きを観てみたかったです。群舞は多少そろっていない箇所もありましたが、小道具の使い方が印象的でした。
さすがパントマイムのカンパニーだけあって、スローモーションやストップモーションが美しく、時間の流れの速度が変わったように感じました。
身体表現に対して照明や音響の印象が勝ってしまっていたので、もっと小さな会場で、役者を近くに感じながら観てみたく思いました。
満足度★★★★★
ドキドキしました!
入場する時に、壁面の黒幕見ただけで、ワクワクしちゃいました。ただのフラットではなく、ちょっとずつ、タックとドレープをとったような、凹凸感のある黒幕に、下からスポットあてて、陰影がキレイ。カーテン状の黒幕しか、知らない私は、それだけでもで、期待が膨らみます。そして、和太鼓とほら貝の音色の中、赤のライトが走り出したら、もうドキドキ!オープニングから、かっこいいんだけど、作品も、かっこ良く美しい舞台芸術でした。今までも、自分の文章能力(表現力)の無さで、作品を汚しそうで、申し訳ないと思ってはいたが、この作品は、特に、文章の説明は申し訳なく、見て頂きたいと、思いました。