満足度★★★
ゴージャス
音楽や照明や映像を駆使した迫力のあるエンターテインメント作品でした。赤と黒と白の3色を基調としたビジュアルが鮮烈でした。
パントマイムと聞いてイメージする、あたかもそこに物があるような動きはあまり使われていなくて、ダンス的な動きが多かったです。もっとトリッキーな動きを観てみたかったです。群舞は多少そろっていない箇所もありましたが、小道具の使い方が印象的でした。
さすがパントマイムのカンパニーだけあって、スローモーションやストップモーションが美しく、時間の流れの速度が変わったように感じました。
身体表現に対して照明や音響の印象が勝ってしまっていたので、もっと小さな会場で、役者を近くに感じながら観てみたく思いました。