のるもの案内 公演情報 のるもの案内」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    美味しい空間。
    充実した時間をすごせました。でも個人的には、ああやって席をちゃんと設けるよりも普通にお茶をしている中で観られた方がよかったかも。温かいカフェオレやジンジャーティーでも飲みながらゆったり観られたら、もっと幸せだったろうなぁとワガママを言ってみる。

  • 満足度★★★

    宿題。
    自分の宿題が使われた時、なんだろうこのドキドキ感、凄い新鮮だった。
    2本目、こっちはこっちでハラハラドキドキ!

    ネタバレBOX

    おみやげ付き。前に「アタシト、」公演でもケーキのおみやげが付いたけど定番なのかなあ。カフェ公演好きです。
  • 菅野さんが
    時々溜息を漏らす旅行鞄に(笑)前回観た時になかった電車の揺れが一駅飛び越える雰囲気が出てました。2本目は空中に階段をカフェで作れるなんて考えてもみなかったのであんぐりしてしまった。その割にちっとも不安にならないのは支える人のぬくもりか。
    カフェ公演でこれほどもてなされたのは初めてで、温泉で寛いだ気分。給仕係が男性なのがよけい安堵感に包まれた空間に。個人的に雨森さんがいらっしって嬉しかった。おみやげも可愛くてまたやってほしい企画。

  • 満足度★★★

    重い荷物は捨てていこう~「翼をください 青春の残像篇」
    原田優理子ってどんなんだったけな?と見に。

    現実の列車はそのままでは飛びたたないので飛行機に乗りかえるのだった。

    ネタバレBOX

    おみやげはクッキー、僕は山手線でした。
  • 満足度★★★★★

    素敵空間。
    事前に郵送で届いた宿題は「今までで一番印象的な旅」。思い出しながら書いてるうちにとても幸せな気分になり、劇場に向かう電車の中も小さな旅に出るような気分で過ごせました。

    そして、カフェに着くと、ギャルソン姿の菅野さん・金丸さん・鈴木さんのお出迎え。どこのイケメンカフェかとドキドキしてしまいました(笑)この演出も、確りとした舞台芸術に根を降ろした方達だからこそ成り立つのだなと思います。

    もちろん肝心のお芝居も、カフェならではの素敵な空気感に溢れた珠玉のようで。身の回りの品物の擬人化や宿題を使った即興芝居など、遊び心たっぷりの演出も面白く。観客としてではなくカフェの客としてその空間に馴染んでいるような気にもなり、夏の一つの思い出としてとても印象的な1時間を過ごさせていただきました。

    夏真っ盛りでしたが、「暑い」ではなく「あたたかい」。こんな優しい気持ちにさせてくれるのは、さすが時間堂+スミカさん。帰りの電車でももちろん笑顔。楽しかったです☆

  • 満足度★★★★★

    すげぇ!
    あの空中前転はすげえ。力技だね。あれを観ただけで元をとったような気がする。出演者の名前を見ただけでもう十分期待しちゃっていたが,劇場(店)に入るとあらあらウエイターをやってたりドリンクを作ったりしているではないの。床に寝ている役者さんもいるし。始まる前から楽しませていただきました。2作品とも珠玉の出来。そしてクライマックスの空中前転。面白かったし,おみやげも付いて大満足です。舞台と客席の境界線のないこういう公演。芝居をあまり観ない人も病みつきになってしまうはずです。

  • 満足度★★★★

    なるほどぉ+空中前転っっ!!!
    「池袋から…」は15mm版で観て2組の関係がワカっていたので早いタイミングから「なるほどぉ」と。
    また、異なる演出も楽しく、「アレがキャリーバッグ!?」と思っていたら続く「真ん中…」で「ヤラれたぁ!」と(笑)。
    それにしても空中前転はスゴい。ひげ太夫でもやんないよ、あんなコト…(笑)

  • 満足度★★★★

    終始カートでしたね
    「池袋から日暮里まで」は初演時よりわかりにくくなってない?「真ん中より少し浮く」は役者の動きがおもしろい。タイトルの動きがなんか危ないようなあぶなくないようなでどきどき

  • スミカにお邪魔。
    ほとんどの出演者が過去にも黒澤氏の演出を受けた面子なので、観に行く前から座組の安定感に期待して観に行きました。それにきっちり応えてもらえた上で、公演としてのパッケージがとても良かった。演目が始まるまで、演目の合間、そして終わり方。終わった後に思い返した時の感覚さえも。
    到着するとまず目に入るスミカ主宰の原田さんのとある姿。それによって始まる前から整った空気感。その効果は絶大でありながら、あれをやったら自分自身は動けなくなる訳で。その分を不安なく任せられる信頼関係あってこそ。彼女にとってのホーム。改めて「ああ、ここがスミカなのか」と。
    「池袋から日暮里まで」。初演に比べて動いていた印象。役者の体の動きという意味でも、心の動きという意味でも。後者は決して大胆な動きではなく、些細ながらしかし一度動いてしまったらもう取り返しの付かない動き。カフェ公演で役者が間近なのでより届いて感じられました。
    「真ん中から少し浮く」。菊池さんは「ソヴァージュばあさん」やギリギリエリンギでの短編数本でそれぞれ方向性の違う役柄を全てきっちりこなしていたので個人的に勝手に信頼度の高い役者。それだけで楽しめると思っていたら、予想外の角度から描かれていた作品が始まりました。黒澤氏の演出は人間をしっかり見せるとばかり思っていたけれど、在り方や動機がしっかりしていれば人間に見えて来るという逆説を示されたかの様。
    全体的に。悲しくも寂しくもないのに何故か胸が苦しくなる感覚があった。それこそ後半はちょくちょく笑ってさえいたのに。あと、終わったらこのまま帰って静かに寝たいなと思ったり。自分のスミカに戻って誰かに『おかえり』と言って欲しかったのかもしれません。

    ネタバレBOX

    冒頭しばらく声のないまま進むからどうなるか集中して見守っていたら、結局最初に聞いたのは津留崎さんの可愛らしい吐息の様な漏れ声。隙間に忍び込まれたみたいで恥ずかしくなったり…。
    静かな演目同士の繋ぎがちょっとした笑える遊び部分になっていたのも良かったですね。気持ちをリセットしたか上昇させたかは観る人によって違ったろうけど、結果的にはどちらでも効果があったろうし。
  • 満足度★★★★

    不思議なくらいに・・・
    舞台の密度もきちんと作られて、
    物語に織り込まれたニュアンスもすらっと伝わってくる。

    それを、不思議なくらいにリラックスして観ることができるのです。

    なにか魔法にかかったような心持ちでした。

    ネタバレBOX

    場所もよいとおもうのです。

    演じるに十分な広さを確保できているし、
    観る側の場所も、
    適度なスペースが確保できているし・・・。
    閉塞感が自由にコントロールできる場所でもあるし・・・

    でも、場内に入った時の
    空気感はそれだけでは説明できない・・・。
    よしんば、女性が眠る演技をしていたとしても
    それが、不思議にナチュラルに感じられるような
    何かがあって・・・。

    二つの物語が、
    それぞれに、
    心を満たされるだけの密度を持って演じられていきます。
    表現たちにも
    観る側を思わず微笑ませたり引き込んだりするような
    深さと豊かさがあって、
    しかも、それがとても自然に入ってくるのです

    舞台上で切り取られる時間がやってくるとき、
    いつものお芝居鑑賞とは異なる、
    良い意味でのリラックスが
    観る側としてある・・。
    上手く言えないのですが
    観ようというテンションが凝り固まらず
    そのまま、舞台上のものと手をつないでいく感じ。

    ちょいとべたな寓意もすごく素直に笑えるし、
    微妙な心の揺れや透明感を持ったビターさや痛みも、
    演技的なデフォルメがしっかり聴いているにも関わらず
    すごくナチュラルな質感でやってくる。

    口当たりが良いというのとも
    ちょっと違うのですよね・・・。

    美味しいものって
    無意識に口に運ばれて、
    しっかり味わっているうちに
    気がつけばおなかがいっぱいになっているじゃないですか。
    そんな感じかなぁ・・・。

    なんというか
    とっても良いものを拝見させていただいた感が
    そのまま残ったことでした。




  • 満足度★★★★★

    旅の終わりはいつもちょっぴり切ない
    1時間に満たない芝居の後は旅の終わりに似ていた。
    そして、原田優理子のおもてなしの心に触れた気持ちのいい時間だった。
    愛だな愛。
    俳優陣の顔触れが豪華で勿体ないなぁ。この面子でガツンとしたものも観たい。
    これから観る方、
    宿題はちゃんと持って行った方がいいですよ〜。
    とても良い使い方をしていた。
    カフェ公演としては5つ星。

    ネタバレBOX

    「池袋から日暮里まで」
    2組のうち一方が必ず背を向ける形になるのはやはりマイナスだと思う。
    「真ん中から少し浮く」
    この人の演出はいつも一工夫で終わらないので感心する。

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