宮崎の苦悩を思った
ギンギラは何回も見ているのですが、一段と客席が暖かったように感じました。
現在と過去、夢と現実の世界で、それぞれのキャラが生きているのですが、見ている側もスムーズに、それぞれの世界に気持ちがいったり来たりできるので、楽しいです。
キャラクターを記号化しているのは、強みだとあらためて思いました。
安心して誰にでもおすすめできる
会場の雰囲気はまさにライブ。開演前からの盛り上げとか
お客さんに対する心配りとかはみんな慣れたものだ。
東京地方公演を経て余裕さえ感じられるのがすごい。
遊園地3兄弟の話はよくできていた。(というか事実だけど)
動物を殺すくだりは上野動物園のハナコの話を思い出し、涙腺崩壊。
その前段に以前みた話が出るのがあれっと思うけど、
ギンギラの作品はほとんど全部繋がってるからしょうがないのかも。
泣いて笑って
初演から見ていますが、時代の流れに応じてちょっとづつ変化しているように思います。特に今回は、東京公演が一度延期になったうえでの福岡公演ということで、大塚ムネトさんの心情がちょっぴり折り込まれているように感じました。おまけの「男ビルの一生」も然り。
毎回ちょっぴりブラックな視点に笑わされますが、同時に街やモノへの温かい視線には泣かされます。