公演情報
「俺は誰だ?」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
表し難い人の思い、それを個性豊かな登場人物を介して描き出していく。タイトルは「俺は誰だ?」…物語は自問自答するような展開。記憶喪失になった男、彼が巡(廻)る世界観が何処なのかが物語の肝。会社<世間>でも家庭でも不器用な男への人生応援歌、いやもっと直接的な「生きている」ことへの応援讃歌になっている。
公演の魅力は 主人公・浅井大輔(曽世海司サン)が巡り合う人々?の濃いキャラ、何故 時代や場所、さらに性差や年齢もバラバラなのに共通項があるのか。その不可解な問い、それは自分自身の 生 に関係しているようだが…。
舞台美術は鉄パイプ等を組み合わせた廃墟風、しかし物語の世界観に鑑みると 現実から切り離された迷宮といった雰囲気を表したかったようだ。早い段階でこの世界観は明らかになるが、どうしてここに居るのか、といった謎が終盤まで物語を牽引する。そして明かされる衝撃の事実が…。
ラスト、他の力を借りて といった結末では物足りない。せっかく「生きること」への切望感が沸いたならば、自分の力(機智)でゲートを開けるといった力強さを示してほしいところ。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★
説明文にあった「切なくも笑える少し奇妙な物語」の、その不思議度の部分に期待して(し過ぎて?)いたせいか、思ったよりもずっと真っ当なお話だったので、その点に関しては少々拍子抜けの感も。とはいえ、皆さん達者で気持ちのいい舞台。浅井が出会う人たちの中では、綿貫奈々さんがお気に入りでした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初演に行ってきました!
タイトルからどんな内容になるのかドキドキしながら、そんな展開かぁー!と、いい裏切られた感ありながら、納得する結末で、やっぱり舞台はいいなぁと。
難解なテーマではなく、コロナ禍明け(しそうな)のこの空白を埋めるには、丁度良い加減です。
自分の生き方や考え方にも、シンプルに刺さりました。まさしく、「俺は誰だ?」という問いに自分が当てはまる、心地よさが、今も残っています。
おすすめです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
冴えないサラリーマンに魔界の案内人が差し向けてくる風変わりな面々
どの面々も奇抜なんだけれど誰もがしっかり芯のある存在感(演技力も確か)
そんな色んな個性から成る世界観が次々と楽しめる仕掛け、これって「星の王子さま」的面白さというか(もちろん旅人は王子さまではなく、冴えないサラリーマン!)
出会いのひとつひとつに やるせなさが含まれて妙に良い感じでした
魔界の案内人と冴えないサラリーマンとの掛け合いも格別に絶妙
凄味さえある「怖」が時々「笑」に転がっていく様は特に
そして最初から最後まで出ずっぱり、冴えないサラリーマン役の曽世海司さん
冴えない とはいえ愛すべきキャラクターを大大熱演
不思議な経験を経た彼が自身の運命をどっちに進めていくのか
最後の決断に固唾を飲んで見入ってしまいました