大学演劇部合同公演『髑髏城の七人〈アカドクロ〉』 公演情報 大学演劇部合同公演『髑髏城の七人〈アカドクロ〉』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    大学生だから出来ること
    まず、特記すべきは公演に関わったであろう人数の多さ。
    キャストとスタッフ、総計で50名程度という大所帯。

    これだけの大学生が、1つの公演を作るために、一致団結したという事実にまず感動です。

    公演内容としては、「これからのスタート」としては、十分な公演になったのではないでしょうか。
    「これで終了」ではなく、「これをスタート」にして、頑張ってもらいたいです。
    大学生だから「できない」、じゃなくて、大学生だから「出来る」こと、
    それを十分達成した良い公演だったのではないのでしょうか。

    ネタバレBOX

    兵庫役をはじめ、荒武者隊の役者さんたちの演技に、好感が持てた。

    殺陣は、自分の主観で見れば、100点満点!
    とはいえないが、少なくとも、後半の多人数を斬り続ける殺陣は、見終わった後、自分の心臓の鼓動が早くなっているのを感じました。

    照明・音響などのテクニカルも、自分たちに出来ることを、精一杯していたと思う。
    これを気に、各大学同士で、もっているスキルの交換などを是非していってほしいです。

    何よりも、「あぁ、芝居っていいよなぁ」と自分に思わせてくれた公演でした。
    お疲れ様でした!
  • 満足度★★★★

    立派!!
    再現力、それに尽きる。
    劇団☆新感線の勢いを、この作品のために集結した、おそらく一度きりのメンバーで、この領域までやれれば上出来でしょう。(なんだこの上から目線)

    ネタバレBOX

    特に舞台装置をシンプルに構えたのは大きい。
    基本を黒で統一し、出捌け口は中央奥に一カ所と、上手下手に黒幕で複数箇所。
    激しいフォーメーションに対応した最適な作り。
    上方には天井の高さ(=デッドスペースになりがち)を埋めるように古着(?)を縫い合わせた色鮮やかなオブジェ。
    そのぶん衣装や小道具の造形には凝りまくってて、相当数のキャラクターを混同することなく見分けられるようになっている。無論、そこには多少のムラはあれど役者の技量もきちんと働いている。

    ちょっとBGMのレベル調整や拍子木を入れるタイミングのズレなど音関係の弱さもあったけど、舞台上にはほぼ全力疾走の勢い、パワーが渦巻いてるから、少々のことは気にせずに楽しむことができた。

    瑣末なダメ出しなんか野暮野暮。
    こういうお祭り事は大いに乗っかってしまって問題ないのだ。

    きっとこの作品の参加メンバーの中から、引き続き何か新しいことをしでかそうとする「新しい波」が来るに違いない。
    そこがようやくのスタートなんだと思う。
    戦々恐々、心待ちにしている。
  • 満足度★★★★

    負けてらんない。
    合同公演だから稽古難しかっただろうなぁ…勉強の傍らでやったのだろうけどクオリティ高くて素敵な舞台でした!!

  • 満足度★★★★

    演劇をするということ
    若い人が集団で一つのことに一生懸命取り組む姿は観ていてうれしくなる。
    この日のためにひたすら稽古に取り組んだ姿が見えてきた。
    あこがれの人たちに少しでも近づこうとしていた。
    そして、何よりおもしろかった。

  • とても盛り上がった
    お祭りを盛り上げるのにふさわしい企画でした。
    構成メンバーから作品まで厳選されたことがわかる内容でした。
    アカドクロを知ってる人も知らない人もきっと満足の一品。
    細かい部分はほとんど気にならず、しいて言えばサギリのせりふが
    だんだん興奮してきたのか聞き取れなくなったこと。
    でも、これからの福岡の演劇シーンへ期待でいっぱいになりました。

    ネタバレBOX

    観客がいつもと違って、なぜか自分と同年代の女性が多かったのは
    大学生の親たちだったのかな?(^^;;
    子どもが演劇やってたらそりゃ、応援しますよね。
    親の無条件の愛。それがパワーの源かもしれない。 一部ねw
  • 殺陣がすごかった
    細かいところで気になることは山ほどありましたが、あのスケールのでかい作品をやってのけたというのは、なかなかがんばったのではないでしょうか。ものすごくいっぱい役者=スタッフがいたので、彼らをまとめ上げるのもものすごく大変だったことと思います。彼らのうち何人が演劇にかかわっていくのかわかりませんが、5年後10年後に福岡の演劇を支える、いや変えていく存在となってくれたらいいなぁと思います。

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