図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖 公演情報 図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 23件中
  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★★

    短編集の前川戯曲のキレの良さと
    人物造形のコクの深さは絶品。
    各俳優へのフォーカスの当たり方が実に心地よい!

  • 満足度★★★★★

    おもしろー
    #3 人生という、死に至る病に効果あり のボリューム感。採血~飲血の場面が色っぽかった。

  • 満足度★★★★★

    とても面白かった。
    やはり期待を裏切らないですね。2時間10分があっという間でした。できればもう一度観たい。

  • 満足度★★★★★

    おもしろかった!
    初日に最前列で観て、どうしてももう一度観たくて。。。
    イキウメは、はじめの音楽聞くといつもと違う世界に入り込むようでドキドキします。
    短編集なんだけど見応え十分!
    実際にあるのか無いのか分からないけど「ありえなくはない」・・・って感じの設定とか、上手いなぁと思います。
    どんどん引き込まれてしまうんですもの。。。
    役者さんたちがサクサクと舞台転換していく様も見事です。

    ネタバレBOX

    前菜・魚料理・肉料理・デザート・・・。
    その名の示すとおりで。。。

    お話がおもしろいのはもちろん、役者さんたちも素敵でした。

    自分の体は自分が食べたものでできている。
    当たり前の事なのに、はっとさせられました。

  • 満足度★★★★★

    観ました。
    第三部がやはりよく出来ていましたが第二部のオチは爆笑でした。観劇後にはステーキを食べました。

  • 満足度★★★★★

    見応えある上質で魅力的な短編
    初 イキウメ。千秋楽、かなり前方で観劇。

    見応えある上質で魅力的な短編オムニバス作品でした。
    話の展開の意外性に何度びっくりさせられたことか。
    独特な世界感、ものすごく面白かった!

    脚本、演出、舞台美術、照明、音、役者 etc…
    どれをとってもすばらしかった。
    特にシャレたシンプルな舞台美術の…
    舞台転換の演出がスタイリッシュですばらしい。

    次回作も楽しみ。

  • 満足度★★★★★

    イキウメ熟成期ですね
    今まで拝見した短編集の中では傑出した作品だと思いました。

    イキウメの劇団自体が、熟成中の感あり。

    前川さんの作劇は益々磨きが掛かり、演出はスタイリッシュ。「ハーバーリーガン」の長塚さんにも感じたのですが、やはり海外で修行された後の演出は小粋な感じがしますね。

    どうなるか予測のつかない展開に、終始目が離せないまま、2時間15分、息をつくのも忘れ、舞台を見守ってしまいました。

    役者力も、全員が急激にアップ。
    つい最近までは、まだ新人らしさの抜けなかった若い役者さんの力量アップに驚異的嬉しさを感じました。

    脚本も演出も、役者力もグングンと成長し、益々目の離せない劇団になりそうです。

    イキウメほど、実際に舞台を観ていない人に、この魅力と面白さをうまく伝えにくい劇団はないかもしれません。本当に類稀な傑出した劇団だと痛感しました。

    ネタバレBOX

    オムニバスでありながら、登場人物がリンクし、短編集と銘打ちながら、実は、一つの長編劇の態を成しているのが、何しろテクニシャン!!

    前川さんの発明する、まるで、実在しそうな単語やロジックに、今回もまた、実に簡単に、現実感を感じさせられてしまい、してやられた感で、感服!!

    こんなこと有り得ないという内容のストーリーに、どんどんハラハラさせられる自分に、今回もまた、驚かされました。

    最後の、3分クッキングのシーンの、各キャスト陣の粋で秀逸な演技には、心の中で、何度も拍手喝采しました。
    特に、窪田さんの、アナウンサー振り、最高!!

    イキウメらしからぬ、ウイットに富んだラストストーリーで、私的には、大変好みの味付けでした。
  • 満足度★★★★★

    星5つです
    本当に面白かった。
    短編集であり全4話。
    第1話から前菜と名付けられており、
    前菜→魚料理→肉料理→デザート
    という副題のフルコースでした。

    ネタバレBOX

    今回は客演である板垣雄亮さんと、安井順平さんが、
    メインの食材でしたね。
    第2話の安井さん。
    第3話の板垣さん。
    これはそれぞれのキャラクターを活かしたものであり、
    他の人では、代役は無理かもしれませんね。
    客演とはいえ、ほぼレギュラーのように出演しているので、
    当て書きされているのかも。

    第1話の「人の為に装うことで、誰が不幸になるっていうんだ?」
    ですが、ラストの浜田さん演じる甘利文雄の慟哭は、
    一見すると、くだらないことなのですが、
    人として、生物としての根幹を成すことなので、
    そんな馬鹿なと思いながら、同意してしまう不思議な感覚。

    第2話の「いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ」
    ですが、美学を持つ万引きの話。
    師匠とか弟子とか敵役とか、
    押井守の立ち食い師のような感じの話でした。
    続編はないでしょうが、スピンオフは見たい感じ。
    最後のオチには笑いました。
    これは安井さんならではなんでしょう。

    第3話の「人生という、死に至る病に効果あり」
    ですが、This is 板垣という感じで、
    全編セリフの山でした。
    板垣さんが途中でとちっていましたが、
    このセリフ量では、仕方がないのかなと。
    この話がメインディッシュなのですが、
    非常に食べ応えのある物語でした。
    ラストの切なさは必見です。
    それにしても、このネタは、イキウメらしいと言うか、
    藤子・F・不二雄さんのSF短編を彷彿とさせますね。

    第4話の「マヨネーズの別名は、全体主義的調味料」
    ですが、デザートでした。
    第3話のラスト濁すというか、イキウメらしい終わり方でしたね。

    全体通して、成熟にあるというか、
    毎公演楽しませてもらっています。
    次回公演は、「散歩する侵略者」です。
    再々演ですかね。
    あの頃のメンバーで居なくなっている人もいるので、
    どうのような配役でいくのかも楽しみです。
  • 満足度★★★★★

    高品質な作品
    初めてイキウメ観ました。
    とても見応えある短編オムニバス作品でした。
    とにかくスピード感があり、絶妙な間で全てが進んでいきます。
    フィクションですがとってもリアルに感じてしまう。脚本も自分好み。
    意外な展開から核心をつくところまで飽きず、途切れず、
    短編集なのに作り物とは思えない展開でラストまで繋がっていきました。
    脚本・演出や役者の力だと思います!

  • 満足度★★★★

    ダブルコールでたよ
    ハズさないなイキウメは。毎回確実に楽しめる劇団だ。
    前菜から魚料理、肉料理、デザートまでのコース仕立てなので話の長さやテイストもさまざま。
    ちょっぴり刺激的な前菜。
    安井順平をメインにしたさっぱり味の中にコクがある魚料理。
    板垣雄亮の存在感が濃厚な肉料理。
    伊勢佳世がスイートなデザート。
    いやはや、満腹満腹。

  • 満足度★★★★

    藝術的な場面転換
    気がついたらこれを拝見するのが4作目…奥深いSF的なストーリー、キャラの立った役者さんたち、あとでじわーっと考えさせられるテーマ、…イロイロと素晴らしいのですけど、他の劇団よりも「格段にすごい!」のは、実は場面転換じゃないでしょうか?…まさに場面転換のシークエンスそのものが藝術な感じがします!…今回も素晴らしかった!・・・点が1個足りないのは、深みにはまりすぎて、ちょっと「笑い」が少なめだった気がしたんで・・・というだけです

  • 満足度★★★★

    前菜・魚料理・肉料理・デザート
    今回で3度目の短編集、過去2回とは異なる連作風で、各編のタイトルに前菜・魚料理・肉料理・デザートと添えられているように、プロローグとエピローグを伴う中編2編、な構成。
    肉料理の内容を受けてのデザートが一見あっさりしながらも深いこと!

  • 満足度★★★★

    食物連鎖か…
    命の繋がりって何だろうと考えさせられます。4作のオムニバスですが上手く作られてますね。いや~私は肉をガッツリ食べたいなと思っちゃいました。

  • 満足度★★★★

    安井さん最高
    3回目ぐらいの観劇だけど、この劇団のネットリとした質感は面白い。乞局とはまたちょっと違うんだよなあ。コッチの方がコメディ要素が強いんだろうけど。
    前回、いい役者さんだなあと思っていた安井順平さん。今回も素敵でした。これで名前覚えたぞ。


  • 満足度★★★★

    観劇
    観劇

  • 満足度★★★★

    千秋楽♪
    立ち見もしっかり出ていて、今ノリにノッてるなっていうのが、
    芝居にもしっかりと出ていて楽しかったなぁ♪
    勢いがあるってやっぱり凄いこと。

    ありえない内容なのに、現実のことのように感じれてしまう
    脚本力と演技力は凄すぎる!

    #2の感じも大好きです♪

  • 満足度★★★★

    洗練された魅力
    初見です。人気が高い理由がわかる気がしました。
    構成の巧さ、舞台装置もシンプルでセンスのよさを感じるし。
    不思議な世界に迷い込んだような・・・・。
    劇の密度が高いせいか、途中、ちょっとシンドかったです。周囲にもウトウトしてた人が何人かいたし。

    ネタバレBOX

    板垣さんの俳優としての底力を感じた。もう少しシュールな笑いを誘う台詞があるのかと思ったけど。お料理の場面のみ、板垣さんのしたり顔でなにげない一言がいかにも料理番組でありそうで、クスッとした。
    安井順平さんはあとでキャスト表を確認するまであの安井さんだとは気づかないほど巧かった。本来はお笑いのかたなんですよね?

    あの助手が奥さんのようにこの先、「変心」することはないのだろうか。ちょっと心配になった。
    あの料理研究家は実際に自分では野菜料理を食べられないんでしょう?
    そうして見ると、調理場面でのアドバイスが滑稽に見えた。
  • 満足度★★★★

    うぇ!
    おもしろす!

  • 満足度★★★★

    イキウメらしい作品。メイン料理は見た目と違って意外と重い。
    毎回欠かさず観ているイキウメの新作は、短編集の第3弾。
    今回は食の連鎖に関する話。
    短編4本から構成されており、当日配布のパンフレットでは、
    料理のフルコースに例えられていて、重みのバランスと
    長さが、まさにそれに比例しているよう。

    #1”前菜”人の為に装うことで、誰が不幸になるっていうんだ?
    料理学校に通っているベジタリアンの妻は、
    夫にも同じくそうなってほしい。
    そして、選んだ方法は…。

    やっぱり「やってはいけないこと」「譲れないこと」
    ってありますよね。

    #2”魚料理”いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ
    必要なものしか盗らないというポリシーを持つ、
    万引きのプロである男は、懸賞マニアの女の部屋に
    転がり込んで共同生活を始めていた。
    ある日を堺に、遊び半分で棚ごと盗む万引き犯が出没し、
    近所のスーパーは閉店の危機に。
    行きつけの店が無くなってしまっては元も子もない。
    彼は、地域の万引同業者と協力して、対策を立てるが…。

    ポリシーはあっても犯罪は犯罪です。
    懸賞マニアは犯罪ではないので、同類に扱えませんよね。

    懸賞マニア役の加茂杏子さんが普通でありながら、
    いい味出してました。

    こういう理屈っぽい役をやらせたら、
    安井順平さんがダントツのうまさです。
    冷たいようでいて、実は優しいところがとってもイイ。
    安井さんは、毎回出ているような気がしますが、
    劇団員じゃないんですね。

    一方、森下創さんは、万引きグループの親玉とか、
    #3の食を追及する師匠?とかが合いますねぇ。
    教祖とか、仙人ぽいと言うか。

    #3”肉料理”人生という、死に至る病に効果あり
    食を研究していた男は、”飲血”が長寿をもたらす
    ことを発見、続けるうちに見る見る若返るが、
    もう普通の食事はできなくなっていた。
    また、皮膚が太陽光線に弱いことがわかったため、
    昼は外出せず、夜間だけ行動するようになり、
    周囲の目からも隠れるようになった。
    その有様はまるで「吸血鬼」のようだった。

    切り口は「100歳以上の老人の所在不明」問題。
    ある男が語る一代記を歴史を追って再現していく様子から、
    うねるような人生の流れのようなものが見えて圧巻です。
    飲血と「吸血鬼」の設定が表裏になっているのも上手い。
    「吸血鬼」一族が増えていくのではないかといった
    不安も垣間見えて、ゾッとする。恐ろしい。

    #4”デザート”マヨネーズの別名は、全体主義的調味料
    菜食の料理研究家とその助手は、
    テレビの料理番組に出演する。

    デザートはエピローグのようなものですね。

    次回は、ついに「散歩する侵略者」が観れる!!

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