あなたのひとみにうつらない 公演情報 あなたのひとみにうつらない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    消えたい二人
    私にはここがツボでした。後半は三輪さんを追って観ていた。

  • 満足度★★★

    なるほどね
    オムニバスのようでそれだけではない。最終的に話が繋がっている。役者さんには若さがあり,勢いがある。舞台装置もなかなか工夫されている。ただ,最後にきてストーリーがいきなり組織的で政治的で黒幕陰謀的になっていません?その割には背景事情とかの説明が無かったような気もするし。話としては嫌いではありません。でも,そこらの状況説明をしっかりやってくれればもっと面白くて不快物語になったように思えます。

  • 満足度★★★★

    素敵な四季のファンタジー。
    四季を象徴する4つの物語から、見えない物が見えるようになることの素晴らしさと怖さを描いている。オムニバスの中では、消えたい二人が秀逸。他人より目立ちたくないと争う池田靖浩と三輪友実のふたりの演技は絶妙。面白くなおかつ奥深いテーマで、今作のなかで群を抜いていた。

    作品全体としても良くできている。若手の俳優を集めながら、それぞれの持ち味をしっかりと出して、みんなが輝いている。なかでも主役の椎谷万里江が盲目の少女を魅力的に演じていた。

  • 満足度★★★

    良薬は口に苦し?
    「見る」あるいは「消える」をキーワードにタテ軸となる1つの物語にかすかにリンクする3つの短編を配した構造だが最終的にはビターエンド。
    お子ちゃまテイストの身としてはもっと甘口希望だが、「良薬は口に苦し」ってことか?(笑)

    ネタバレBOX

    また、手術成功後のベタな寸劇風な場面の楽しさやオープニングと対になったラストシーンの美しさが◎。
  • 満足度★★★

    初見
    随所に既視感のある演出、展開ながら、しっかり練られたストーリーで
    テンポも良くおもしろし。次も観るだろうな。
    椎谷万里江、宮崎アニメのようなヒロインをしっかりと。
    池田靖浩&三輪友実、巧みなコンビ芸。
    ハードボイルドな役が板に付いてない熊川ふみはちょっぴり残念。
    それにしても、役者も観客も若いですわ。

    ネタバレBOX

    ラスト、シェルターの扉が開くシーンの見せ方はもう一工夫ほしい。
  • 満足度★★★

    若さ溢れる舞台!
    若さに溢れ、勢いがあって、表情豊かで、女優陣は可愛いし、男もそこそこイケメンだし、とても素晴らしい将来性のある役者さんたちだと思いました。

    ネタバレBOX

    そもそも、なぜシェルターにいるのか?

    それならば、なぜ開けることができたのか?

    医者にそんな権限があるのか?

    生まれたときからずっと全盲だった人が急に見えるようになっても、画像処理能力を身につけるまでは物として把握できないそうです。私たちが錯覚するというのも、脳が過去の経験から画像処理をしているからですね。

    小編「オンリーミー」で恋は盲目かと思いきや、後の小編でウイルスだかガスだかでそうなったことが分かったりして、確かに面白いっていえば面白いのですが、オムニバス形式にする意味があるのかどうか、最後まで疑問でした。
  • 満足度★★★★

    やるじゃん!

    主軸は盲目の女・四季を守るドクターこと拓海と四季の恋人・周のそれぞれの愛を描写した作品。4つのオムニバスのように見えるが実はそうではない。4篇は全てが四季の世界と繋がっている。だから、その構成の仕方は四季が見える世界と四季に見せない世界を巧みに表現した舞台だ。その狭間で揺れ動く四季が見たい真実(現実)は見方によっては美しい。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX



    四季に現実の汚い世界を見せたくないと考えたドクターはシェルターの中で独自の美しい世界を作り上げてしまう。四季に見せたくないものの全てを排除し、美しい映像だけを見せたいと考え、この世は美しいもので満たされていると、目が見えるようになった四季に映像を見せる。

    その映像の世界が「美しい世界」だ。しかし一方でウィルスで創作された偽りの世界が「オンリーミー」「消えたい二人」「違う視界」だ。ここでの「消えたい二人」がものすっごくいい。とにかく笑った!笑った!コメディとしてのセンスが抜群でこれだけで一本の作品だったなら、完全無欠の5点満点だったはずだ。

    「美しい世界」がドクターが操る幻の世界なら、残りの3篇は本間らが実在する真実の世界だ。この世界は人間が居る限り醜いとの持論をぶちかまし四季に本当の世界を見せないドクターと、真実の世界はこうだ!と過激なほど主張する本間らの戦いの中で、四季は「シェルターの外に出てみたい。本当の世界を見て傷つくとは限らない。もしかしたら、私が見える世界は美しいかもしれない。」とセリフる。

    愛する余りに囲ってしまう愛。しかしそれは自意識にすぎない。真実はこの目で見て決めるもの。

    タイトルの「あなたのひとみにうつらない」の意味を4篇で抽出し更に煮出し濾過したような作品だった。その構成レベルは絶妙だと思う。
    今回の井出役の三輪友実と成田役の池田靖浩のキャラクターが素敵すぎる。相変わらず、銀石の斉藤マッチュが魅せる。全体を通して楽しい舞台だった。好みの作品。
  • 201007021400
    201007021400@王子小劇場

  • 満足度★★★

    観ました
    途中から面白くなったけど、結末が少しありきたりかな。。。

  • バタバタの中のセンス!!
    さすがチーム早稲田、
    バタバタしている中でも転換のセンスやら、
    照明の魅せ方やらでワクワクさせてもらいました。
    役者さんが粒ぞろいで、魅力的でした。

    ネタバレBOX

    個人的には中学生のお話と、
    全部の話がリンクしたときの舞台装置の転換に胸を打たれました。

    落日まで頑張ってくださいね。

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