パーティーが始まる 公演情報 パーティーが始まる」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★★

    上野友之、大いに巨乳を語る
    アフタートークのインパクトが強過ぎて本編の印象が薄れた(笑)
    想像以上にストレートな青春ものだった。
    こういうのは一度作っておかないとね。
    やや散漫な感もあるが、あれこれ趣向を凝らして飽きさせない。
    綺麗で何となくエロい女・清水久美子がいいね。小劇場続けて出てほしい。
    それにしても原田紀行の滑舌悪すぎない?

    ネタバレBOX

    アフタートークは新良エツ子をゲストに迎え巨乳についてあれこれ。
    際どい質問もあり、
    話はエスカレートして乳輪の境目から乳首と乳房の感度の違いにまで…(笑)
    座組の雰囲気の良さが伝わってきた楽しい時間だった。
    本編★★★、アフタートーク★★の計★5つということで。
  • 満足度★★★★★

    なんだよこのさわやかな
    いろいろやっても前向きなながれは。これで楽しめるのだからさすがですな。あと清水久美子さんも始めてみましたが凄いですな。

    ネタバレBOX

    構想にあったらしいAVな話を含めたものも見てみたい。でもさわやかになりそう。
  • 満足度★★★★★

    初見でした。
    とてもよかったです。数日余韻に浸れました。
    セットは至ってシンプル、さまざまな場所に変貌していました。役者さんはもちろん、特に照明がすばらしく、キャスト・エフェクトみんなで抽象・具象・回想シーンの移り変わりを自然なものにしていました。
    それと、テーマ。すごく好きでした。自分が学生だからって言うのもあったのかな、涙が止まりませんでした。次の公演も絶対観に行きたい、楽しみにしています。ありがとうございました。期待しています。

  • 満足度★★★★★

    美しくて笑える
    感動した。渡邉とかげが素晴らしすぎる。あんな役を演じるとは。
    「パーティが始まる」というタイトルから、何となく派手で、楽しい物語を想像していたのだけれど、予想していた感じとは違った。静かで、どこか美しく、それでいてめちゃくちゃ笑える。そんな感じ。上野友之の作品は初見なのだけど、これからは全部観たいと思った。すごくセンスがあると思う。

    ネタバレBOX

    清水久美子という女優は、全然知らなかったけれど、凄いな、と感じた。最初の原田紀行との、いい匂いに関するやり取りは、めちゃくちゃ笑った。美人の女性を目の前にしたとき、男の頭の中でつい繰り広げられてしまう妄想が、見事に表現されている。混んでいる電車の中のつり革のつかまり方も、男心をくすぐる絶妙な感じがあって、観ているだけでにやにやしてしまった。この辺、上野の演出も凄いな、と思う。
    それにしてもこの物語は、大学時代の自分の状況なんかとモロに重なっていて、めちゃくちゃ感情移入して観た。まだ何者でもない青年が、勇気を出して一歩を踏み出す、その過程を、笑いを交えつつも凄く繊細に描いていると思う。何より、渡邉とかげの、少し寂しそうで、何を考えているのか分からない演技が凄くよかった。これが男の役者だと、ここまで感情移入しきれなかった気がする。「自分から話しかけることなしに、素晴らしい人生を送ることはできない」というようなセリフが、妙に心に残った。
  • 満足度★★★★

    いい感じ
    若者の葛藤を描いているけど、重くもなく軽くもない。文字どおり丁度良い温さ。祭りじゃなくてパーティーが始まる舞台でした。

  • 満足度★★★★

    有意義なパーティー
    だった。
    まだまだ学生の自分にとっては重なる部分も多くとても楽しかった
    出ている役者陣も魅力的で誰しもが楽しんで演技していたのが印象的。
    本当にいい座組だったと思う。上野さんの作品はこれを見るのが初めて。今度から競泳水着の本公演にも顔を出そうと思う。

  • 満足度★★★★

    競泳水着とは真逆
    脳内でやり取りする人物達の役割が分かりにくい感じはしましたが、面白かったです。
    競泳水着の作品とは全然真逆の物語と言っていいかも(競泳水着を観られてる方はビックリかも)
    あ、ちなみに物語っていますが、上野さんの半自叙伝的な作品です。

    後、新良エツ子さんのアフタートークゲストに惹かれ、その回を2回目観劇しました。

  • 満足度★★★★

    とてもよかったが・・・
    前情報からすごく楽しみにしていた。
    その期待に充分応えてくれるすばらしい作品だった。

    客席の反応が若干寒かったのが残念。
    ステージの作り方が特殊で対面するお客さんの顔が見えてしまうのが、その原因かもしれない。

    お話の内容もキャストもすごくよかった。
    ただどうしてものめり込んで見れなかった。

  • 満足度★★★★

    ドキドキ?ワクワク!
    白シャッに黒のジレ姿のスタッフに、迎えられ入場、えっ?舞台?客席?の造りに、ちょっと、ビックリ!(先週、違う舞台を、この劇場で、観たばかりなので、尚更?)BGMがjazzで、ちょっと、Bar気分~♪…そしてラップ調に、変わって、パーティー開幕~!

    ネタバレBOX

    青年(配役表には、そうなってたが、大人になろうと、している少年って感じ)<渡邉とかげ>の、理想(追憶と妄想?)と現実の、交差と葛藤を、描いた物語。青年の内心のドキドキ・・ワクワク!を、青年2<前園あかり>が、後ろで影となり、現します。本音と建前が、別人格的なんだけど、一体感を出せる両役者さんが、見事でしたが、解りやすい半面、二人を観きれない、もったいない感と贅沢感が、共存・・・。

    誰しも、いくつに、なっても、葛藤は在るけど、1歩踏み出せば、パーティー(素敵な世界)が始まる!と思える、良い作品で、又、ドキドキ!ワクワクしたいと思いました。

    座席の造りは、斬新だと思うのですが、どこの席でも、ちょっとだけ、観きれない場面が、在るのでは?・・仕方ないのですが、ちょっと残念でした・・・

    上野さんの作品は、初見だったのですが、繊細なんだけど、ちゃんと、前見てる感が、あって次回も、観たいと思いました。役者さんたちも、上野さんが<お気に入り>と呼ぶだけあって、皆様、魅力的で、ホームの劇団の公演も、観たいとおもいました。

  • 満足度★★★★

    ラインを跨いで歩き始める感覚
    キャスティングの工夫も功を奏して、
    今へと続く道の緒というか、
    黎明の雰囲気がしなやかに伝わってきました。

    戯画化されたようなシーンにも洗練があり、
    地味な感覚も埋もれることなく実存感を持ってやってきて。

    びっくりするほど大きな高揚とか衝撃的な印象はないのですが、
    不思議なくらいに自然に、
    舞台上にその時間から踏み出す感覚が満ちて、
    浸潤されました。

    ネタバレBOX

    それはプロローグ・・・。

    作者の昔を投影したような大学生の男性を、
    ふたりの女優が演じ分けます。
    外側の姿と内心をそれぞれ受け持つ二人の演技が重なり、
    そのころの作者が投影されたであろうキャラクターの、
    どこかシャイで、
    どこかつかみきれないような感覚が生まれて。
    また、女性が演じることで、
    男としてのカオスのような生々しさがすっと洗い流されて、
    漠然と何かを求めても行き場のない想いの襞や揺れが
    歪むことなくすっきりと浮かび上がってきます。

    自分のベクトルが見つからないいらだちや、
    その世代の男子に当然に訪れる妄想などが、
    時には戯画化され、
    あるいは二人の女優による葛藤としての形になって
    べたつかず小気味よく重ねられていく。

    同学年の女性との出会いにしても、
    あるいは電車でよく見かける女性への妄想にしても、
    ペーソスすら感じる滑稽さの中に、
    不思議なリアリティが醸し出されていて。

    シナリオを書くこととの出会いも
    原稿用紙を選ぶときのこだわりも、
    シンプルに作られたシーンだからこそ
    その質感がしなやかに観る側に伝わってくるのです。

    心に浮かぶ物語の「へたうま」さも秀逸。
    なにかウッディアレンの映画をみるような・・・。
    未熟な発想から生まれる
    べたでわかりやすいチープさというか底の浅さが
    恣意的にそのまま、でもくっきりしっかりと描かれていて、
    観る側にウィットの効いた、
    エッジの立った感覚を与えてくれる・・・。

    物語を読み聞かされた幼い頃の記憶に含まれる
    叔母の語り聞かせのアバウトさも
    どこかコミカルでちょっぴり切なく心に残ります。
    絵本を読む体で語られるお話の
    微笑んでしまうような自由さと
    主人公がうちに育てる物語を育む感覚が
    心地よくリンクする。

    友人のこと、恋人未満の異性のこと
    頭の中に繰り返し訪れる
    物語の欠片たち・・・
    ゆっくりと、
    主人公が内外に抱くいろんなことが
    つかみ所ないものから
    少しずつ形をとりはじめて・・・。

    中盤以降に醸し出される
    まるでゼリーが固まっていくような感覚もとても秀逸。
    ゆっくりと繊細に定まり始める、
    その質感を掬い取る
    作り手の語り口には、
    その豊かな軽質さを具現化するだけの
    しなやかな洗練があって。

    キャスティングも絶妙。
    役者たちそれぞれに、
    ニュアンスをくっきりと出しながら、
    それぞれのキャラクターを
    観る側の内に馴染ませるような手練があって。
    主人公を演じた二人の女優から
    女性を感じさせる所作がひとつもこぼれなかったことにも瞠目。

    まだしっかりとは固まりきらないなかで、
    パーティが始まる。
    主人公がそのラインを超えるときにも
    自分から勢いよくというわけではなく
    先を歩んだ女友達に手を引かれるような体たらくなのですが、
    その、あるがままのぐだぐだ感が、
    観る側にほほえましくも感じられて。

    見終わって、
    作り手の衒いを感じつつ
    でも、なんだろ、作り手の歩き始めた頃への
    感慨のようなものにも触れた感じ・・・。

    舞台や客席の作り方にも創意を感じました。
    主人公たちの衣装もうまいと思いました。

    女性的な感覚で組み上げる劇団競泳水着のテイストとは異なった
    どこか自叙伝的な作者風男語りの物語を、
    たっぷり楽しむことができました。

    ☆☆☆★★○○
  • 満足度★★★★

    「裏・競泳水着」的な?(笑)
    タイトルの意味が劇中に留まらず現実の当ユニットやこの年の佐藤佐吉演劇祭にもあてはまり「外に向けて広がる」終わり方であることや、劇中の1エピソードが全体の構成を暗示するメタフィクション風であること、さらに主人公が二人一役なことなど、劇団競泳水着では使わないであろう手法を駆使しながらも根底に流れるのは上野イズム、いやぁ面白い。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    代表の自伝的芝居なのでしょうか。競泳水着とは違うテイストで楽しめました。開演前のヴァイオリン演奏(ヘタなのかヘタウマなのかわからない)はいいですね。聴き入ってしまいました。本編でもやってもらいたい。

  • 満足度★★★★

    初心忘るべからず!!
    これも一つの決意表明とみました。

    そして、無から一つの作品を作り上げることに敬意を表します!!

    ネタバレBOX

    作者上野友之さんの自伝的初めて物語。お芝居を始めるきっかけを青年に託して吐露したように表現されています。

    その青年をクロムモリブデンの渡邉とかげさんが演じ、青年の内面をバナナ学園純情乙女組の前園あかりさんが演じていました。

    青年とその内面は、二つの半袖シャツを背中で切って、それぞれが左右別々になるように縫い合わせて着ていました。二人は、というか一人は、背丈が同じで、あとは同じ格好をしていて、とてもいい感じでした。

    向かい合うシーンはありませんでしたが、向かい合うと鏡に映った姿になります。内面を表すには最高の衣装です!!また、女性に演じてもらうということは照れ隠しという側面もあるのでしょうか!?

    何を書いていいか分からない状況から、妄想などを思い浮かべ、淡い恋心を持って主演女優を見つけ、カメラなどの技術スタッフを探し、最後映画を完成させ、披露パーティーを行う…、尊敬します!!

    それにしても、プレイヤーズコレクション、いい役者さんを集めました。
  • 満足度★★★

    ほどよくあまずっぱくてあおくさい。
    えーと、みんなの思い出の中にある「学生劇団のオリジナル演劇」の理想がここにあります。「ソコを狙ってやってる」ことは明白にしても、ステキな「若さ」の奔流に圧倒されます。

    自意識過剰な勘違いと押し寄せる不安を空回りする膨大なエネルギーでシェイクした、恥ずかしさのあまりに客席に椅子を投げたくなるくらいに甘酸っぱくて青臭いカクテル。

    トシヨリ悪酔い必至。



  • 満足度★★★

    若い時の思いが懐かしく蘇った
    男女の差こそあれ、私も、20代前半で、シナリオの勉強に余念のない青春を過ごしたので、主人公の心の内の随所に、思い当たる、懐かしい感情が再燃されて、他人事には思えないストーリー展開に、無性に懐かしさが込み上げて来るようでした。

    何と言っても、主人公の青年を演じた、渡邉とかげさんと、前園あかりさんの演技が、魅力的!!お2人を始め、総じて、女優さんが皆さん、好演されていました。

    ただ、お1人、信じられないくらい滑舌の悪い役者さんがいらしたのが、致命的に残念でした。その方の所属劇団、未見で、拝見するのを楽しみにしていましたが、この方が御出演なら、やめようかと思うくらい、壮絶な滑舌の悪さで、驚いてしまいました。

    あまり出番はないのですが、観客役の富永瑞木さん、15ミニッツメイドの時も素敵な女優さんだなと思いましたが、今回も、素敵な演技表現をされていて、すっかりファンになりました。

    遊び人の代名詞として、ある歌舞伎俳優さんの名前が上がり、個人的には受けましたが、一応、結婚したばかりだし、これからは、遊ばないかもしれないのだから、この時期にはややエスカレートし過ぎな喩えではと思いました。お嫁さんがお気の毒な気がして…。

    アフタートーク、上野さんがどんな方か確認できたので、おばさんは、早々に引き上げました。何だか、せっかくの舞台の印象が台無しになりそうな予感がしたので…。(餃子さんのレビューを読んで、やはり観ないで、正解だった気がします。)

    これは、あくまでも、1観客の希望に過ぎませんが、アフタートークの内容は、本編の芝居に見合った雰囲気で、お願いできないかしらと思いました。

    ネタバレBOX

    電車の中で、毎日出会う、見知らぬ異性に対する妄想とか、たくさんの名作があるのに、世間知らずの若い自分に一体何が書けるだろう、それでも書こうとする意味はどこにあるのかという、内面の葛藤とか、勇気を出して、言えない言葉の数々とか、ありとあらゆる箇所に、自分の若き記憶と重なるところがあって、終始、自分の青春時代に、心がタイムスリップしていました。

    「ショーシャンクの空に」も、ウデイ・アレンの映画も大好きだったし…。
    上野さんは、息子ぐらいの年齢なのに、こんなにも感情移入できる自分が不思議なくらいでした。

    とかげさんと前園さんの名演のお陰で、上野さんご自身に対する好感度もどんどん良くなっていたので、アフタートークは、あまり観たくない現実でした。
    他の日は、知りませんが、今日の巨乳トークは、この作品の上演後には不向きな感じが、どうしてもしてしまいました。

    弟が、好きな女性が携帯に出ないと心配になって、彼女の家まで走るシーンだけ、映像が使われていましたが、あれは必要なかったのではと思います。
    (面白かったけど、やや他の場面とトーンが違いすぎて、不自然な印象がありました)

    一番、グッと来たのは、幼い頃、絵本を読み聞かせてくれたのは、母親ではなく、より子叔母だったと、主人公が気付くシーン。叔母は、甥が可愛くて、ずっと読み聞かせを続けたくて、自分で、話を膨らませ、いつまでも、終わらないエンドレスな童話を話してくれたのに、実際は、叔母は、自らの命に、エンドマークをつけてしまったらしいことが、母親の台詞から推察され、その後に出て来る、主人公が、叔母の膝枕のような状態で、話を無邪気に聴いているシーンは、やるせなくなりました。

    こういう、心象描写は、本当に、お上手な作家さんだなと、いつも感心します。
    上野さん、女優さん選びの目も確かそうですから、次回も、楽しみになりました。
  • 満足度★★★

    空間が
    王子小劇場は、毎度どんなセッティングになっているのかも楽しみになっているとはいえ、今回は舞台(?)が三角で、客と役者が近いという、かなり大胆な設定。

    内面描写と現実の入り乱れ方と、役者と観客の位置関係の入り乱れ方が、現実と幻想をまぜこぜにしているようで面白い。

    現実的であることの接点としての、大学生兼女優の卵の女性が、一見地味ながら話の要所をしめていてよかった。

  • 満足度★★★

    遅くなりましたが
    新たな試み。でも芯がしっかりしている作風は変わりませんな。

  • 満足度★★★

    甘酸っぱい自伝的作品。
    上野友之の青春グラフィティと言った作品。 大半の芸術家やスポーツ選手が女にもてたいという思いからその道を目指している。しかし、売り出し中の演出家がそのことを自ら暴露するような作品を作ることはなかなかない。

    競泳水着にしてもTOKYO PLAYERS COLLECTIONにしても見事なまでにかわいい女の子を集めている。今回も「綺麗でなんとなくエロい美女」などという登場人物までいる。

    そういったことだけを表面的に見ると、あざといとか、目立ちたがりというイメージになるが、しかし不思議なことに上野友之が作る芝居は繊細でどこまでも美しいのだ。今回も、むしろ全体に抑えめの演出になっている。そして渡邊とかげがものすごくいい。

    それでもちょっと私には甘酸っぱすぎた。
    しかし、競泳水着フアン、上野友之フアンの方、この芝居は見逃せないぞ。

  • 満足度★★★

    静かな始りですね。
    上野さん自身を重ねたような主人公の、ジクジクした日常。朧げにも目標に向かって悩んで、何かを始めようとする少し手前も物語って感じでしたね。競泳水着の作品ほどまだ引き込まれる所には行かないのは、始まりだからでしょうね、これからに益々期待でぃたいです。平日だったので、翌日仕事だからアフタートークを見ないで帰ったのが残念です。詳細はTBにて

  • 満足度★★★

    観劇
    観劇

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