[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!! 公演情報 [※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!! 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    画が強い
    とかく画のインパクトが強い。しかし、アイデンティティがコメディであるということに対して抱く期待ほどには笑えず。
    もちろん好みの問題も大きいだろうが、女性が笑いにくいんじゃないかなと思われるラインに入っている下ネタ絡みの笑いがけっこう多かったので、そこで引いてしまった分キツかったかなと。

  • 満足度★★★★

    暑気払いに最適
    前回の公演は番外企画ともいえるバー公演だったので、新作を並べた今回の公演をとても楽しみにしていた。
    「VACATION!」の曲が流れ、暑気払いにちょうどよい企画で楽しめた。コメディやコントが好きなCoRichメンバーにもオッセルズを気に入る人がきっといるはずと確信していたが、実際、初めて観て楽しめた人もいたようで、ファンの一人として今後リピーターが増えていくといいなーと思っている。

    ネタバレBOX

    夫婦で社長と専務を勤める中小企業の会社が夏の社員旅行に海外リゾートのオッセリア島に出かけるという設定でオムニバス・コントが始まる。
    一番好みだったのは、さる高貴な方々がアウトレットショップにやってくる話。アルカイックスマイルを浮かべ、一列になってしずしずと進む様が可笑しい。あれこれ商品を見て試着し、浮世離れした質問をぶつけて女性店長と男性店員を困惑させる。ご次男が高貴な色の「紫」の服にこだわって無理難題を言い、ご長男が涼しい顔で大胆な値切りに出る。これ、シリーズ化してほしいなぁ。とても気に入ったので。
    ヒストリー・ミュージアムの人形歴史劇も面白い。迫害されるケンタッキー一派と追い詰める官憲マック。マックがカーネル・サンダースの踏み絵を迫り、タイムリミットがフライドポテトの出来上がり電子音というのが笑えた。悲惨な弾圧の架空話を大真面目な悲劇として演じているのだが、マックとケンタッキーの話なので思わず笑ってしまう。
    黒づくめのボンデージ風衣装の女性をバイクに見立てて男性陣が疾走する一場面(警官と白バイもいる)も往年の映画「イージー・ライダー」をモチーフにしていて、なかなかスタイリッシュでよかった。
    セレブな奥様たちのエロチックなアニメ話は、アニメに詳しくないので、イマイチ面白く感じなかったが、アニメ好きな人なら楽しめるのだろう。できれば、アニメを見ない人にもわかるネタのほうが好ましいが。
    そういうことで言うと、最後の場面はTVの「アイノリ」のパロディーであり、「アイノリ」を見たことがない人にはピンと来ない部分もあるかもしれないが、話の流れそのものが面白いのでTVを見てなくても楽しめる。しかし、社員旅行に来たのに、「アイノリ」のように意中の彼女にノーと言われて1人島に残るなんて「何でよぉ?」と笑ってしまった。
    個人的に、私は下ネタのお笑いというのが好きではない。今回も下ネタはあるのだが、河野さんの笑いというのはネアカであっけらかんとしているせいか、あまり不愉快な感じがしない。笑って許せる範囲というか(多少クドイけど)、演じている俳優さんに下卑たいやらしさがない、ということもプラスになっていると思う。
    次回公演の時期は未定だそうだが、河野さんには頑張ってまた面白いものを作ってほしい。期待してます。
  • 満足度★★★★★

    めちゃめちゃ面白いやんかぁああ!(^0^)
    全く好みのコメディ。今年一番のヒット!いあいあ、追加公演するのも解る。冒頭でキャストの紹介があるけれど、この方法は物凄く利がある。解りやすい。
    舞台は確かに無駄なエネルギー溢れるコメディだけれど、大声出して笑った、笑った!!オムニバスという説明だったけれど、コマが全て繋がってる。物語はオッセリア島に社員旅行に行った社員らの風景。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    コマのタイトルはないから、勝手に付けたタイトルは
    「バイク族」
    女性キャストがバイクになってそこに乗り込む野郎たち。

    「セレブはジャンプがお好き」
    レストランでの3人のセレブらの会話ネタがドラゴンボールと筋肉マンという少年ジャンプがらみ。実はワタクシもべジータ好き。そして亀仙人も。笑(亀仙人が解らない人は映画「酔拳」の酔っぱじじいのようなもの)

    「皇族のおなり~」
    買い物に訪れた皇族の方たちのスロモーなしゃべりと値切り方。

    「お好み焼き風ナンパ術」
    お好み焼きを待つ間に3人の女のうちの2人をナンパしようと企んだ男2人に食いついてきた目的外おんな。この会話がエゲツないがバカバカしくて可笑しい。

    「入れさせて」
    男が女の部屋に行って告白するかと思いきや、ただセックスがしたいが為のくどき文句。

    「瀬戸内寂聴相談室」
    女は35にもなって結婚が出来ない。この相談に訪れるも、ゴキブリのように増えていく瀬戸内坊主。

    「マクドナルドVSケンタッキー」
    ケンタッキーを神のように崇め奉る種族をマクド側に引き込むために脅すマクドレンジャー。

    「トレッキング」
    トレッキングに行った社員はそこでアナ恐ろしいドンキーコング風声を聞く。

    「告白」
    好きな女子社員に告白するもこっぴどくふられるゲロ男。


    全てのコントがお好みだった。とにかく緩くバカバカしい。バカバカしいにも程があるのだ。なのに確信をついたコントは、これでもか、これでもか!と襲い掛かるように大きな渦となって襲ってくるのだった。次回も観たい。ひっさしぶりに大笑いした舞台。
  • 7月22日(木)S
    前田彩子の怪演に笑う。

  • 面白かった
    ニヤニヤしながら見てました。
    タイトルに惹かれてノリで見に行きましたが、
    期待以上に面白くてまた次も見に行きたいと思いました。

  • 満足度★★

    むむむ
    うーん。楽しめなかった。
    コンセプトがむずかしいところ。
    いまはお笑いブームで、テレビでプロのお笑いのコントを見ることができるのに、
    劇場まで来てお金を払ってまで見るというのはけっこう大変なことだと思う。

    もっと劇場に特化したなにかを探さなければだめなのではないかな。
    以前ミラクルシアターで見たときは、ダイナミックさがあってもう少し笑えたのだけど、
    今回は…これならテレビかな、と思ってしまった。


    ネタバレBOX

    ケンタッキーとマックの話は、良かった。
    MACの女性がとても良かった。
    圧されて促されるケンタッキー派とのやりとりに
    ライブならではの良さを感じられた。
    また、女性陣をバイクに見立てたシーンなんかは
    舞台でしかできない表現で良かった。
    女の子にドア越しに向かって「やらせて」という話は趣向が面白い。

    時間が少なかったのか、今回は全体的に笑いまで昇華してないものが多かった気がする。

    また劇場はミラクルシアターみたいに横に長い方がたぶんよかった。
    シアター711は初めてきたけど、タテに長いので
    後ろに座るお客さんまで笑いの波を届かせるのは難しいと思う。

    役者は達者な方が多いので、もっと演出のスパイスをきかせてもよかったかも。

  • 満足度★★★★

    実は計算したクレバーな構成
    バカバカバカ、バカ丸出しの大バカ(決して貶しているのではなく、逆に褒めているつもり)…に見せかけておいてアヴァンパートでタイトルの解題はするわ「オムニバスなので筋は追うな」と断りながらもちゃんとタテ軸の通った連作にしてなおかつ変化も付けるわとかなり計算したクレバーな構成に感心。

    ネタバレBOX

    また、ステッペン・ウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」をバックにした場面でのバイクの表現が見事。
  • 満足度★★★★

    笑いすぎて苦しい
    初めての劇団に初めての劇場でした。クシダさんが出演するというのと、チラシの明るい雰囲気に惹かれて観に行きました。

    チラシのイメージのままの楽しいオープニングに、気分も明るくなり笑顔をもらいました。
    オムニバスということでしたが、1つ1つのエピソードがおかしくて、特にあの高貴なお方のシーンは笑いすぎて苦しくなって涙が出てきました。
    ただ、けっこう下ネタも多くて、しかもかなり過激だったので、そこは笑えなかったけれど、でも面白かったです。観に行ってよかったと思います。

    ネタバレBOX

    皇族の方がご出演のシーンやセレブな奥様たちのアニメネタとか、おかしくておかしくてたくさん笑わせてもらいました。「ドラゴンボール」は一部分からないネタもあったけど、近くにいた男性が大ウケだったので、分からなくてちょっと悔しい気分も味わいました(笑)

    オープニングのダンスやキャスト紹介は大好きです。バイクのシーンには意表をつかれました。下手端の席は出演者の方が出入りするので間近で観れるし、時折バタバタと足音が聞こえてくるのも楽しんでいました。
  • 満足度★★★★★

    笑いっぱなしで~(^_^;)
    涙が出てきちゃった~(≧∇≦)

    素晴らしい舞台でしたね~o(^-^)o
    また観たいですね~o(^-^)o

  • 満足度★★★★

    笑わせられちゃったよぉ
    腰が砕けそうになるような笑いがあった。
    ヘンなユルサみたいなものが支配する舞台なので、力抜いたらユルく笑えるのだ。
    ゆるーいオムニバス的なエピソードの連なりで構成されていた。

    ネタバレBOX

    上演前のアナウンス(前説)から、なんか緩くくすぐられている感じ。でも「笑い」には遠い。
    オープニングでは期待する気持ちが出てきたが、その後の展開では、「やっちっまたかなぁ」という一抹の不安がよぎる。
    しかし、「不敬罪」的なエピソードから、ヘンな空気があたりを支配し出し、「寂聴」あたりでは、とても笑ってしまっていた。しつこい、とにかく、しつこく、これでもかっ! っていうほどの下ネタの、ゆるい(笑)畳み掛けには、ちょっと引きつつも、笑ってしまった(これは眉をしかめる向きも多いかも・笑)。M vs Kの戦いの歴史には大笑い(しつこいけど・笑)。
    ホテルのドア前で愛(?)を叫ぶ的なエピソードも笑った。これはとにかく酷い話だ(笑)。
    ホテルドア前でのエピソードとMのリーダーだった荒木昌代さん、同じくホテルドア前で、頭のおかしい(笑)男と不敬罪なエピソードを演じた渡辺毅さん、前田彩子さんの吹っ切れた演技が面白かった。また、社長の妻などを演じた中谷真由美さんの全体とはまた違う空気感は、ちょっと舞台を締まらせて、印象に残った。

    全体的には雑然とした印象は否めないし、引っ張って引っ張って、かすったり、微妙な空気のまま終わってしまうというエピソードが多く、そのあたり、短編コントにあるような、スパっと終わる心地よさはないものの、とにかく笑ったのだ。
    今思い出しても笑ってしまう。
    ただし、ドラゴンボールに、まんま寄りかかったエピソードは、ドラゴンボールを知らないので、退屈だった。普通、そういうネタのときは、元ネタを知らない人でも「ああ、そういうことね」的な展開もあるのだが、単にキャラクターやワザの羅列なので、辛いのだ。

    全体的に、意外とねっとりとして、1つのネタを延々やるというのが多い、という印象だ。それだけに、要所要所に締まったところがあれば、言うことないのだが、この空気感は出せないのかもしれない。でも、そういうところも欲しいというのが本音だ。

    いろんな要素を散りばめながらも、なぜか投げっぱなしというのも、ずっと気になってしまう。例えば、バイクの人たち。てっきり後のエピソードに何らかの形でつながってくるのかと思った。お好み焼き屋の白日夢とつながっている、浜辺でのナンパエピソードも、白日夢とのつながりがあってもよさそうなのに、投げっぱなし。そうそう、宝箱のエピソードも、箱を持っているのに、まったく中身には触れない。

    結局、そういう「かすらせ方」というか「いなし方」というか、「肩すかし方」が持ち味というか、面白みなのだろう。
    しかし、そこまでをも面白い(後から、じんわり型で)と思うには、もうちょっとこちら側の鍛錬が必要なのかもしれない(笑)。
    だけど、そういう「鍛錬」なしでも楽しませてほしいと思うのだ。

    クオリティからして、星はちょっと甘いかもしれないが、笑いに行って、きちんと笑ったのと、次回も楽しみなので、これにした。

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