[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!! 公演情報 オッセルズ「[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!! 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    笑わせられちゃったよぉ
    腰が砕けそうになるような笑いがあった。
    ヘンなユルサみたいなものが支配する舞台なので、力抜いたらユルく笑えるのだ。
    ゆるーいオムニバス的なエピソードの連なりで構成されていた。

    ネタバレBOX

    上演前のアナウンス(前説)から、なんか緩くくすぐられている感じ。でも「笑い」には遠い。
    オープニングでは期待する気持ちが出てきたが、その後の展開では、「やっちっまたかなぁ」という一抹の不安がよぎる。
    しかし、「不敬罪」的なエピソードから、ヘンな空気があたりを支配し出し、「寂聴」あたりでは、とても笑ってしまっていた。しつこい、とにかく、しつこく、これでもかっ! っていうほどの下ネタの、ゆるい(笑)畳み掛けには、ちょっと引きつつも、笑ってしまった(これは眉をしかめる向きも多いかも・笑)。M vs Kの戦いの歴史には大笑い(しつこいけど・笑)。
    ホテルのドア前で愛(?)を叫ぶ的なエピソードも笑った。これはとにかく酷い話だ(笑)。
    ホテルドア前でのエピソードとMのリーダーだった荒木昌代さん、同じくホテルドア前で、頭のおかしい(笑)男と不敬罪なエピソードを演じた渡辺毅さん、前田彩子さんの吹っ切れた演技が面白かった。また、社長の妻などを演じた中谷真由美さんの全体とはまた違う空気感は、ちょっと舞台を締まらせて、印象に残った。

    全体的には雑然とした印象は否めないし、引っ張って引っ張って、かすったり、微妙な空気のまま終わってしまうというエピソードが多く、そのあたり、短編コントにあるような、スパっと終わる心地よさはないものの、とにかく笑ったのだ。
    今思い出しても笑ってしまう。
    ただし、ドラゴンボールに、まんま寄りかかったエピソードは、ドラゴンボールを知らないので、退屈だった。普通、そういうネタのときは、元ネタを知らない人でも「ああ、そういうことね」的な展開もあるのだが、単にキャラクターやワザの羅列なので、辛いのだ。

    全体的に、意外とねっとりとして、1つのネタを延々やるというのが多い、という印象だ。それだけに、要所要所に締まったところがあれば、言うことないのだが、この空気感は出せないのかもしれない。でも、そういうところも欲しいというのが本音だ。

    いろんな要素を散りばめながらも、なぜか投げっぱなしというのも、ずっと気になってしまう。例えば、バイクの人たち。てっきり後のエピソードに何らかの形でつながってくるのかと思った。お好み焼き屋の白日夢とつながっている、浜辺でのナンパエピソードも、白日夢とのつながりがあってもよさそうなのに、投げっぱなし。そうそう、宝箱のエピソードも、箱を持っているのに、まったく中身には触れない。

    結局、そういう「かすらせ方」というか「いなし方」というか、「肩すかし方」が持ち味というか、面白みなのだろう。
    しかし、そこまでをも面白い(後から、じんわり型で)と思うには、もうちょっとこちら側の鍛錬が必要なのかもしれない(笑)。
    だけど、そういう「鍛錬」なしでも楽しませてほしいと思うのだ。

    クオリティからして、星はちょっと甘いかもしれないが、笑いに行って、きちんと笑ったのと、次回も楽しみなので、これにした。

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    2010/07/23 08:03

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  • みささん

    >下ネタ系だったのですね?

    いや、全編がそういうわけではありません。が、印象に残りました。

    ドラゴンボールは世代的に違うからでしょう。ぼんやりと知っていても、登場人物の名前や特徴まではわかりません。でも、感想にも書いたように、普通は知らない人のためにも少しは、何かしらのプラスアルファがあるものですよね。
    今回はそれがなくて、まるで○○のようだ、的な名前と技らしきものの連呼だったので、ちょっとなぁと・・・。

    2010/07/24 06:14

    これはワタクシも観ますよ。下ネタ系だったのですね?たぶんワタクシは眉をしかめる側ではないのでユルク楽しめるかも。笑
    ドラゴンボールを知らない方がまだ、日本にいらしたのですね?笑
    今や世界的に有名ですよ、アメリカから作家に外国版のオファーがあった時に、作者は左めくり(海外の本は日本と開きが逆)の本になってしまうと右ひらき用に作ってある絵柄や感覚が微妙にずれて読者に伝わり難くなるから。という理由で断ったそうなのです。そうしたところ、アメリカのマネージメント側が折れて、「では右開きのまま出版します」ということになって、今や海外の日本アニメだけが右開きで出版されるきっかけになったんです。いわば、アメリカ大国に「ノー!」と言ったがために、世界に先駆けて右開きにさせた先駆者でもあるのです。(アニメヲタ・・笑)

    2010/07/23 10:38

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