満足度★★★
中学生的自分探し
ルデコ4Fの使い方が面白いのと、まあまあリズムよく観ることができたり飲み物サービスもあったりといった観客に対しての気配りは好印象だったのだが、脚本の幼さがどうにも受け付けない。
「本当の私」探しに意識を掘り下げていた後半はそれなりに深みを感じさせる部分もあったが、「私」以外の世界を描いていた前半約1時間、物事を雰囲気で認識しているような説得力のない言語や会話が続くのは辛かった。
中学生の頃の世界認識ってこんな感じだったな、と懐かしい気持ちにはなったものの、劇場でその薄さを観せられても・・・と思う。
満足度★★★★
私をめぐる冒険。
心に深い傷を負ったひとたちが集う精神病棟でのお話。
時折繰り広げられるオフビートな笑いが悩める者たちの心のなかに蔓延るシリアスなざわめきから一歩遠ざかるようで夢(楽観的な希望にも似た)があり、それが奇妙にファンタスティックな空間演出や音響とマッチして、不思議な世界観を醸し出していた、とおもう。
本当の私を回復するために施される医学的な処置(=救い)がいつしか非科学的な祈りへと転化する視点も興味深い。
満足度★★★
初見の劇団
なので、序盤は笑っていいのかも分からない手探り状態。
やばい、寝ちゃうかもとうとうとしていたら、目の前で何故かマイムマイムが始まり持ち直す。
その後の突拍子もない展開…。確かに説得力はないんだが、悪くないかな。
続けていけば観客と共有できる作風だと思う。
役者も各々個性を感じた。化ける可能性あると思うな。
満足度★★★
いい感じです。
おもしろい内容ですが、若干設定に違和感と最後がまとまりがなく、役者がちょっとかわいそうな感じでした。脚本がしっかりしてないと。。。残念です。