無人船 公演情報 無人船」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    切なくもあり、笑いもあり、とても良かったです。

    ネタバレBOX

    多彩な登場人物,キャラクター、人間関係…生きていると色々なことが起きて、関わっていくことになる、シリアスで切ないお話の中に、笑いも散りばめられ、楽しく観劇できました。
    人魚の歌声…素敵でした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    なかなかにシュールで凝ったファンタジー。ちょっとシリアスで、切ないですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    シンプルな舞台美術だが、物語は迷宮・幻想を思わせるような内容である。その世界観が何なのかが 公演の肝であろう。この船は何処にいるのか、そして動いているのか否か。冒頭、舳先にどこともなく現れた人魚が座り、歌声を披露する。その美しさに誘われる様に次々と現れる人々、さらには妖怪までも…。
    人魚は精霊・妖精なのか、それとも怪物・妖怪なのか。ここは、人魚伝説にある美しい歌声を聴いた船乗り・航海者は舵を取ることを忘れ船が事故に遭ったり、海中へ引きずり込まれたり、廃人同然の状態と化して人魚の住まう島に赴いて歌を聞き続ける、を連想した先にある難破船のようだ。

    タイトル「無人船」…或る思いが募ると船が現れるが、その思いがなければ迷い込むこともない。しかし、人は思いを封じ込めておくことは出来ない。それこそが心の迷いであり、悩み苦しむ姿をした船のようだ。だから人が現れたり消えたりするという不思議な世界が出現する。

    さて、当日パンフに主宰の喜三太拓也 氏が「未だ収まらぬパンデミックに、吹けば飛ぶような枕返しは大きく翻弄されています。不規則な波、まだ見えぬ光、そして軋む船体」とあり、船に重ねて苦悩の状況を記している。が、それでも「命を懸けた悪ふざけを体感して」とある。その自信と熱意が十分伝わる公演である。
    (上演時間1時間25分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    船体の左舷、その奥に平台がいくつか重ねられているだけ。船名は「深水丸」。
    人魚の歌に誘われる様にヒロインの深海藍子が、幼い頃の朧げな記憶を手繰り寄せる。誰もいないと思っていた船に次々と人や妖怪が現れる。警察官の種田、その部下の篠崎、種田の不倫相手・はらみ、帽子の子供、おさげの子供、妖怪の河童やアマビエ、何故この船に集まてくるのか。

    自分の素直な思いを伝えられない、その逡巡する気持が心の迷いになっている。その思いが重くなると無人船に迷い込む。逆に、思いを伝えることが出来れば、その成否は別にして現世に戻れる。それまでの気づきの過程を面白可笑しく描いた、一種の成長譚のようだ。
    そして伝える相手は、親子であり、恋人といった身近な人。傍にいるのが当たり前と思っているが、実は本音をぶつけなければ分かり合えない。それを妖怪(河童)と子供たちの相撲というウィットある表現で描く。

    もう一つの謎、藍子はどうしてこの船にいるのか、そして船の持ち主である父の存在、さらには藍子の幼馴染で漁師見習いの小森との関わりは…。こちらはサスペンス ミステリーといった描き方で、先のラビリンス的な描きと交錯させ関心を惹かせる巧さ。家族ゆえの愛憎、それを覗き見た小森の悲哀。こちらは気持の清算といった心の在り様が問われる。個々の話は面白いが、全体を貫く太いテーマのようなもの、芯が暈けているのが残念だ。

    舞台技術、特に上演前のさざ波、ラストの波濤といった船に因んだ音響が効果的だ。手作り感ある舞台美術と相まって ぬくもりのある雰囲気がとても良い。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    人魚の歌声にとても癒されました。まるでディズニープリンセスのような歌声。
    かっぱもあまびえも楽しくハッピーエンドと思いきや…まさかの展開でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ダークファンタジーだったかな
    日本妖怪もののー
    まぁ夏目友人帖でも人魚は出てきたしなぁ
    シンプルな舞台に
    衣装は凝ってた というか
    頑張ってたなぁ

    笑いを多用しながらも
    基本というか基底の話は
    シリアスで暗い感じだった
    一時間半の作品

    ネタバレBOX

    OPは人魚さんの歌から開演しましたが
    雨とJRの中央線遅延で
    開演時間は遅らせました

    幼い頃
    人魚を見た主人公
    気がつくと亡き父の漁船に乗っています
    男性係長と女性部下
    係長の不倫相手
    主人公の幼なじみに
    係長の子供と その友人
    船には操縦席なども無く
    カッパやアマビエなども加わって
    なぜ この船に乗っているのか
    元の世界に帰るには
    どうすれば と
    忘れている過去を思い出し
    自らを省みる話となります

    回想シーンの再現とか
    重苦しい「おままごと」とか
    台風21号とか
    再現お芝居が結構笑えました

    入場時に渡された
    ポチ袋は退場時に
    気に入った役者さんへ
    投票するものだったりします
    個人向けな
    おひねりシステムだね

    人魚さんは
    ストーリーテラーな感じで
    要所要所で話に
    噛んできたりしました

    人間側ばかりでなく
    妖怪のアマビエなども
    過去設定があり
    細かく登場人物を作り込んでましたな
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    冒頭は、ダークな感じなのか?と思いきや、笑いありの楽しい雰囲気の舞台でした。
    笑いだけでなく、シリアスな部分もあり、家族について、気付かされる部分も沢山ありました。
    人魚役の役者さんの歌声が、とても綺麗でした。
    良い舞台でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    華4つ☆

    ネタバレBOX

     板上は、中央・観客側の縁に日本の沿岸で用いられる典型的な漁船・チャカを側面から見た張りぼてが置かれており、その上手に濡れることを防ぐ為カバーの掛かった箱馬、船首は上手を向き船名は右から読むアラビア語のように深水丸と書かれている。なお船体中央の奥には通常操縦席などのある部位が何の覆いもなく剥き出しになっており、無論、ラットも無い。
     劇団名が枕返しという妖怪からとられた名であるから、登場するキャラも河童、アマビエ、人魚など及び人間である。アマビエはCovid-19以降、新聞等でも紹介された妖怪だから今や著名妖怪、河童、人魚はもともと有名な妖怪であるから今更説明には及ぶまい。
     今作、本質的には可成り深い作品である。殊に親と子、夫と妻、そして愛人などのややこしい関係とその関係に絡まる事情や誤解が相まって人々は深く傷ついたり悩んだりし、挙句道を踏み外すこともある。だが、生きて在るということは、それほど杓子定規なことだろうか? そんなこともキチンと提起してくれる深さを持っている。

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