日の出温泉のW杯 公演情報 日の出温泉のW杯」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★★

    コメディの傑作
    日の出W杯シリーズも4作目。4年に1回では若大将シリーズに肩をならべることはできないが、中身の充実度は最高。ストーリーも魅力溢れた登場人物も良かったし、中でも女将はものすごい存在感でした。

  • 満足度★★★★

    掛け値なしに面白かったです
    掛け値なしに面白かったです。登場人物は皆キャラが立っていて、飽きずに楽しめました。個人的には、間女(?)の仲居さんがお気に入りです。

  • 満足度★★★★

    サッカー興味無いんですが
    なんか今年のサッカー観たくなってきましたね
    たぶんこうなるんだるなーと思わせて、その通りに周囲の状況を固めて。
    うまく誘導する手腕は、なかなかうまかったです。
    また各キャラクターも特色良く出ていましたし、
    話の判り易さが前面に出ており、
    観劇年齢幅が広い芝居ではないかと思いました。
    (まぁ不倫カップルが2組も出てますし下ネタも多かったので微妙なトコかな)

    ネタバレBOX

    しかしアンテナ壊しただけだと、代替のアンテナ作れれば。
    各部屋で分配器通して元通りに見れたはずですが。
    そこんとこの説明は不足してましたね。

    でもまぁ、一つ部屋に登場人物全て集めてお祭り騒ぎは愉しかった。
    画面観ながらの集団での、一喜一憂はノリノリな感じがよかったです。

    いろいろと細かいアラはありましたが、お祭り騒ぎって。
    こんなものだよなーと、妙に納得させられながらの観劇でした。

    惜しむらくは、日本勝利後の後日談を暗転後にして欲しかった。
    (時間はどの位経過させたところにするのかとか、
    焦点は誰かに会わせるのか、皆の話にするのか?)
    という勝手な希望がありまして、してくんなかったので。
    星ひとつマイナスです

  • 満足度★★★

    ぎりぎりセーフ☆
    自分とこの準備がわたわたしていたもので、観に行けないかもと思っていたけど・・・千秋楽が月曜の遅い時間だったおかげでなんとか観に行けた☆

    サッカーシリーズは初見ですが、いつもと変わらず面白かった。
    好みはあるんだろうけど、ジパングはつまらない公演というのに出くわさないので毎回楽しみにして観に行きます☆

    ただ、最初の方でキム木村の変態シーンがリアルすぎたのと
    今までで一番劇団員と客演の境目がはっきり見えすぎてなんだか変な感じがして、物語に入り込めずにゆるみさんが出てくるまで全く笑えなかった。
    旅館の娘役の方は、なぜ常に左右にゆれていたんだろう・・・?
    沢本さんの台詞を聞いていて、台詞が多いときに音域が狭いときついんだなと勉強になった。

    知ってる人が沢山出ている舞台を観て
    そんなにゲラゲラ笑ったりダーダー泣いたりはしないけれど
    ジパングは知ってる人沢山の状態でも面白いなと思う団体さん。
    次に期待~☆

  • 満足度★★★★

    スピード感とイキオイでグイグイ引き込む
    まさにド真ん中の剛速球。極めてシンプルなストーリー(しかし野坂昭如の「黒の舟歌」はワカらんかも?)ながらスピード感とイキオイで観客をグイグイ引き込んでゆく感じ。
    対イタリア戦のTV観戦に熱中する面々の様子から観客にもその画面が見えるよう。
    また、終盤でのばーちゃんの「この世の中には欲しいけれど手に入らないものと、手に入るが要らないものの2つしかない」という言葉も深くてイイし、エピローグなしにスパッと終わる潔さも○。

  • 満足度★★★★★

    満点大笑い~
    予想通り、強烈なキャラがいっぱい登場してくれて、うれしかった。
    えーっ!?と思うところが何度もあるが、やっぱり笑ってしまう。まじ楽しかった~。
    サッカーはそれほど好きではないが、この分だと、W杯見ちゃいそうです。

  • 満足度★★★

    毎回のベタさ加減!
    毎度のことながら、ここの劇団の芝居は結果が想像できることだ。笑)
    そういった意味では物語に大きな暗転も安易な想像を気持ちよく裏切られる結果もない。じゃあ、どうして観に行くの?ってことだけれど、出演者に愛着があるからだ。新田のはにかみや、佐土原の禿げ具合や、宮本ゆるみの壊れ具合を確認しに行くと言っても過言ではない。笑)

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語は岡田屋旅館の一室での出来事。不倫という設定の男女が社長の居ぬ間にHしようとするのだが、しようとするも、邪魔が入り、続々と集まってきちゃう。笑

    ワタクシは不倫の経験はないが、まあ、そんなに恋愛の経験もないのだが、男女の問題は、ああしてこうしてこうなって、と割り切れるものでもなく、どちらがいいとか悪いとかいう問題でもない。だから、不倫という道は行くにも戻るにも逃げだそうにも、あがけばあがくほど深みにはまりこむ泥沼のような道なのだろうと思う。

    そんな不倫カップルのところに集まってきた輩は、借金を抱えた旅館の主とその娘を好きになってしまった年の差カップルと、取り立て屋の暴力団風金髪男と、他の部屋の連中だ。こやつらが毎回のごとくハチャメチャな暴挙を繰り返しながら、サッカー観戦の結果によって、別れる別れないのさじ加減を決めちゃうというのだから、人生をスロットゲームのような位置づけにしちゃうわけよ。笑

    そんなどーでもいいような軽い人生そのものがコメディな訳だけれど、どちらかというと佐土原や長野耕士のほうが暴力団風にみえちゃったりもする。宮本ゆるみに至っては旅館の元女将というよりも、「姐さん」に見えちゃうものだから、これらは既に「妖怪の宴」とか「動物ランドの宴」そのもので、腐れ外道が集まっためくるめく大人世界。大人による大人の為の大人の遊びが繰り広げられてるような体をしている。しかしその心は幼稚。笑

    観客席にいるワタクシは目をパチパチ、白黒させながらも、むん!と胸張って観ていたけれど、物語の流れになかば目眩を感じた刹那、無理無理に日本を勝たせちゃうという緩い結末。

    「なんじゃこりゃー!!(明言)」

    はこういう時に使うもので、力の入れどころを激しく間違ってる芝居だったが、「欲しいもの」はやっぱり「欲しい」のであって今にも死にそうな婆さまのお言葉には鎮座したい気持ちになったのでした。まあ、年寄りの言うことは聞くものです。何を言われようとほっときゃそのうち死んじゃうから・・・。ワタクシの毒舌も暖かい目で観てやってください。ほっときゃそのうち死にます。



  • 満足度★★★★

    サッカー観たくなりました
    自分の現場をぬっての観劇だったので体力的に心配でしたが非常に楽しめました。
    自分はサッカーはやるほうが好きなので、観ても何が楽しいのって感じでしたが思わずサッカー観戦したくなりました。単純・・・

    ネタバレBOX

    最初の方の不倫カップルのやりとりは少し辟易しましたが、(男の人のほうが生理的にきもい)笑ってる人も多数だったので男性的にはありなんでしょうか。
    てか5分で終わるくらいなら最初からするな、と(笑)
    各部屋のテレビが壊されたあたりから俄然テンポがよくなり面白くなりました。

    観戦シーン、好きでしたね~トゥーリオ(笑)
    これってサッカー興味ない人にはどういう風に見えるんだろう・・・

    宿の主人の「ふつうねえよ、そんなの」ってせりふが自分的にとってもツボでした。

    どなたかも書いてましたがおばあちゃんの「いいシーン」はなんだか鼻についてしまってちょっといただけなかったです。

    それにしても見目麗しい女優さんが何人かいて、それを観るのも楽しかったですね。

    次回も観にいくと思います。



  • 満足度★★★★★

    会場は爆笑の渦でした
     あいにくの雨降りにもかかわらず、本日満席状態。進行のテンポもよく、試合観戦の盛り上がりよろしくタイミングのよいサポーターのどよめきもあり、手放しの楽しいさでした。居合わせた人々の事情の展開も次々と広がり、ドタバタですがとにかく笑えます。舞台の雰囲気も好感!初めての劇団でしたが今秋の舞台も是非見たい。(今日の気候だと空調が寒かった、座席は見やすいのだがお尻が痛いので座布団が欲しい~)

  • 満足度★★★

    仲居さんが一番面白い
    立ち位置(北緯・東経)がほとんど変わらない役者さんもいて、

    ネタバレBOX

    ほぼ全員が下手隅のテレビに向かって応援しているシーン…、ワンパターンで長すぎて飽きてきました。こちらはテレビ画面が見えないので、置いてけぼりを食らったような感じもしました。

    おばあちゃんの説教じみた訓話…、人情コメディにありがちな、松竹新喜劇で藤山寛美がまともなことを言うような、何かもううんざりです。

    ほんでもって、日本が勝つと不倫を続けるってことでOKなの、おばあちゃん!
  • 満足度★★

    客席の静けさ
    この劇団のお芝居を観るのは今回で2度目です。前回の内容は主人公に矛盾が多かったけど、笑えるところはあった。今回は、前回よりは矛盾も少ないし、いちおうコメディとしての体裁は整ってるのに、とにかく客席が静かで、私の観た回はほとんど笑い声が起きなかった。シチュ・コメでこんな静かな客席は生まれて初めての経験だ。私の周囲は中高年客がほとんどだったので、気になって観察したが、楽しそうには見えなかった。「芝居が好きで、週何回も劇場に行く」と話していた最前列の婦人客など、眉間に皺を寄せて一度も笑わず、舞台を凝視していた。
    俳優さんたちも「きょうの客はやりにくいなぁ」と思っていたに違いない。でも、笑いたくならないんだもの。俳優は大汗かいて飛んだり跳ねたりしてるんだけど、客席に笑いのうねりが起きないんだなぁ。空回りしてるというか。このレビューも非常に書きにくくて、帰途の電車の中で笑えなかった理由をずっと分析してました。コメディって難しいですね。

    ネタバレBOX

    舞台美術はまずまずだが、この旅館の部屋の入り口に違和感があった。障子ひとつ隔てただけで廊下なの?江戸時代の木賃宿とか、私が小学校時代に泊まった修学旅行生向けの古い旅館はこうだったけど、いまはほとんど見かけないんじゃないかな。いくら秘湯のひなびた温泉宿といっても、こういう時代、宿泊上セキュリティーどうなってるの?ご主人、露天風呂より先にドア付けなさいよって思った。
    で、社員旅行で、社長(佐土原正紀)の泊まる部屋にやってきて、社長が風呂に入るわずかの隙に電話番を頼まれた新人OL(沢本美絵)を「Hしたーい」と追い回す不倫相手の本田(キム木村)がキモいこと。こんな場所での情事にこだわるなんてどうかしてる。それもコンドームを薬みたいにつながりパック状で持ってきて(笑)。この発端の不自然さに加え、キム木村の笑いの決め所のタイミングがことごとくずれて笑いが上滑りしていくので、観ていて不快になってきた。
    旅館の主人(長野耕士)の演技は面白いところもあるが、演出上かと思うが状況の割にやたらヘラヘラ笑っている表情が気になる。OL役の沢本は女子スポーツ選手のように肩に力が入りすぎで、役としての魅力が弱い。
    佐土原は役の年相応に見えて、まじめな芝居のときは良いが、笑いをとるところの間がよくない。本田がアンテナに細工したため、TVが映らないと言って、ほかの部屋の連中が次々、社長の部屋にやってきてTVを観ようとするが「やっぱり大画面で観ないとね」というTVが小さく、説得力がない(笑)。仲居(目次里美)の出入りの都合がよすぎるせいか、彼女が序盤に笑いをとろうとオーバーに話すところでも客はシーンとしていた。
    TV観戦が佳境に入り、日本代表の勝ちに自身の人生の選択を賭けた客たちが試合の経過に一喜一憂し、わめき、嘆き、派手に動くが、その興奮に客席がまったく乗り切れないまま、幕が下りてしまった。コメディとしては最悪である。
    ボケ始めたという老女(滝沢久美)がラスト近くに語る台詞はとてもいい。だから、あえてここでは言葉にするのをやめておきます。滝沢はこの場面は秀逸だが、途中のオチャラケ場面はウケていなかった。
    特にシラケたのは、日の丸を作ろうということになって、「白い大きな布」を一同が探し回る場面。観客は誰でも敷布団のシーツに目がいくので、みんなの動きがとてもわざとらしくて面白くないうえ、本田が白いタオルを得意げに掲げ、みんなが無視してシーツに殺到すると、憤慨してタオルを丸め、叩きつける。この演技がまったく余計で生きてこない。
    キム木村はタイミングをはずすと表情が素に戻り、不満なのか目が三角になるのが気になる。
    まるでアングラ芝居の一場面のように赤いライトでおおげさに登場する元女将の宮本ゆるみ。彼女の役どころは毎度お約束なのかもしれないが、表情がクドすぎてスパイスをまとめて口にほうりこまれたように感じるときがある。こういう大仰な女の役はかつて山田邦子が上手かった。山田はデフォルメしても表情を調節できる技を持っていたからである。
    サポーターの青年(ヲサダコージ)が、熱心なわりにジャパン・ブルーのレプリカ・ユニフォームを着ていないのも気になった。番頭の遠藤(小暮典保)はイマイチ性格がはっきりせず、そのためか、本来は意外性で笑いが起きるはずの、Yシャツを脱いでレプリカ・ユニフォーム姿になった場面が沸かない。
    シチュエーション・コメディの成否は、脚本の完成度もさることながら、客をどこまで乗せていけるかにかかっていると思う。客との呼吸が何より大切だ。そういう意味では、平田オリザの芝居などは爆笑コメディではないのに、客を乗せ、嵌めていくのが実に巧妙である。この劇団の芝居はシチュ・コメなのに、そういった客の熱気との相乗効果が生まれないのが難点だと思った。
    終演直後、出演女優のファンだという後ろの席の女性客が「わーん!よかったよー、うれしかったー」と感極まったかのように泣きじゃくり始めた。この芝居はそういう芝居だったのか。私にはよくわからない。
    余談ですが、劇場でもらった劇団員の座談会の読み物を読んでたら、「彼女と温泉に行った話」とかわりとなまなましいエピソードが載ってて、ちょっと引いた。こういう話って劇団員が居酒屋で飲んでるときにはするかもしれないが、プライベートで元カノとどうした、とか具体的なことを部外者が知ることはあまりないこと(私の観てる劇団では、ない、と言うべきか)と思ってたら、文末に「居酒屋にて」と書いてあった(笑)。温泉やサッカーについての各自の思い出は、せいぜい配役表などのアンケート形式の短いアンサー程度でよいのではなかろうか。せっかく活字化して配るなら、もっと芝居の内容についての座談会にしてほしい。こういうセンスがこの劇団の芝居そのものにも反映されているような印象を受けた。
  • 満足度★★★★

    鉄板ネタ
    ワールドカップネタを4回もやっているところみると鉄板ネタなんだなって思いました。最後まで飽きずに見られました。日本が本当にそうなるといいなって思いました。

  • 満足度★★★★

    あつくなる!
    サッカー好きじゃなくても、もちろんすきでも、思いっきり楽しめます。
    まず、このシリーズが4回目・・・つまり12年も続いているというのが素晴らしいと思います。

    ネタバレBOX

    舞台美術がまず、いいです!超好み。
    そして役者さんがみなさんいいですね。キャラクターが濃いし、そのキャラでみんな生きてる。
    おばあちゃんとおかみさん萌え。

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