吐くほどに眠る 公演情報 吐くほどに眠る」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
21-31件 / 31件中
  • 満足度★★★★★

    技巧すぐれた作品
    見せ方がうまく、終始飽きませんでした。男性不在がプラスに働いています。テーマの重たさをあまり感じさせない、ほどよい味わいでした。

    ネタバレBOX

    多役の切り替えや、服の着替えが心地よいテンポを生んでいました。
  • 満足度★★★★

    焦げたクッキー
    語り部ナオのセリフから物語に引き込まれた。かなり重いストーリーだけど笑い処も在り面白かった。服の使い方が新鮮でしたね、特にナオとえみの掛け合い1枚づつ脱いでいくシーンが楽しい。にいにいが作ったクッキー。母が「美味しい」と食べてくれれば好かったのにねえ。この時の兄の心境が痛いほど解る気がする。

  • 満足度★★★★★

    良かったです
    話自体はとっても暗く重いのですが、決して面白くないわけではなく楽しませてもらいました。自分の足りない頭で、脚本家先生が言いたかったであろうことは、こうだったのではなかったのかと考えさせられる芝居でした
    個々の役者さんの演技も素晴らしく、また次を見たいと思わせてくれました。

    ネタバレBOX

    暑い中、劇場前で道案内してくれたり、スイカを準備してくれていたりありがとうございました。
  • 満足度★★★★★

    見事な演出
    実に巧みで、見事な演出でした。

    ネタバレBOX

    物理学の世界では(専門ではないので俗的な話ですが)、
    生命活動においては時間とともにエントロピーが増大していくと
    いう話があります。つまり、エントロピーがある量まで増大すると、
    生命活動は終わる=死ぬということをさすわけですが、

    この話を無理矢理今回のお芝居に当てはめると、
    ある女の積み上がっていく人生とともに、
    無情に、それはまさに情の介入しない物理的な力で
    強制的に、女の人生が収束に向かっていく様は、
    観ていてはっとさせられるものがありました。
    演出家の人間という生き物にたいする深い観察力と、
    生命に対する思慮深さと、豊かな感受性、
    何よりそれを表現する演出力に
    脱帽するばかりでした。

    年齢を重ねていく中であるとき問題が起こると、
    それも一番ヘビーなのは家族の問題なのですが、
    人はそれまでの積み重ねを振り返り、
    時に懐かしさを感じ、時に滑稽さと不思議さを感じ、
    時に身震いするような気持ちになるものです。
    一生を綴る物語はわりとよくある手法ですが、
    (それはそれで面白いのですが)
    これだけ、グロテスクなくらい真面目に、
    人の人生の積み上がりに向き合えるのは、
    演出家の人間性の高さと
    類い稀な才能というほかないでしょう。

    配役を固定しない演出も◎でした。
    斬新で奇をてらうというよりは、
    むしろ純粋に丁寧にストーリーだけを追わせてくれる
    観客への配慮がなされている気すらしました。
    「配役」などどうでもいいのかもしれないと
    思わせてくれた点では、
    この演出はもう本当に最高です。

    一方で、最後に服を全部消化しないというところが、
    演出上の落ち度というよりほかなく、
    ラストに向かうにつれて物語の緊張感を緩慢にしてしまった
    (終わるのか終わらないのかわからない)
    ことは多少なりとも残念だったかもしれません。

    いやはやそれを差し引いても
    じゅうぶんに素晴らしい作品でした。
  • 満足度★★★★★

    傑作です
    一人のストーリーテラー。それが主人公でもある。そしてそのストーリーを一人二役ならぬ多人数多役で演じていく。それも舞台に吊り下げられた衣装を次々と着替えながら。観た人にはわかるが、観てない人にはどういう感じの舞台かを説明するのがむずかしい。この舞台を観た人たちは幸運である。作家演出家の才能に舌を巻く。

  • 満足度★★★★

    上質な演劇作りに、快感を覚える
    まず、この劇団、この暑い中、遠くまで、足を運ぶ観客の思いに立って、いろいろと心配りが行き届く、制作さんの態度からして、大変好感が持てました。
    前日に、詳細な道順案内をメールで頂いた上、何と、この暑い中、最後の、劇場に曲がる道の端に、看板を持った女性が立って下さっていました。
    受付を済ませ、まだ開場まで時間があるので、外で、待とうとしたら、「開場はまだですが、お暑いので、ロビーにどうぞ」と声は掛けて下さるし、座席の座布団を背もたれと思い込み、座っていると、「これは座布団ですので、どうぞ敷いてお座り下さい」と教えて下さるし、最近、あるまじき、ある劇団の話を聞いたばかりの私は、それだけで、この劇団への期待感が更に高まりました。

    さて、芝居の方は、女性だけの出演が、実に効果的な、脚本構成、演出で、また改めて、舘さんの類稀な才気に感嘆しました。
    ほぼ、全てが、非の打ち所のない出来栄えで、演劇としての、完成された職人芸さえ感じます。

    感想は、驚く程、アキラさんに酷似していますので、ここで、自分が補足する必要さえ感じない程ですが、ネタバレで、若干自分なりの感想を書いておこうと思います。

    ネタバレBOX

    何かいわくありげな主人公のモノローグで始まる芝居。
    この主人公の語り口が、カウンセリングルームで、実際耳にしそうな、抑揚、内容、話の持って行き方なので、まだ何があったかも知らない内から、既に、観客はすっかり、このストーリーの中に、気持ちが取り込まれて行きます。

    アキラさんが書いていらっしゃるように、一人の役を、誰もが入れ替わり立ち代り演じるのに、何の違和感もなく、観ている気持ちが一瞬も、現実に引き戻される隙がないのは、驚嘆します。

    誰の役は誰と、当パンに書きようがないので、私も、どなたのお名前もわからないのですが、子供時代の主人公を演じた女優さんと、アキラさん同様、結婚式で祝辞を述べたり、付き合ったたくさんの男達とのエピソードを、どんどん、服を脱ぐ中で、表現して行く、女優さんの演技は、特に心に残りました。
    もちろん、モノローグを一人語りする女優さんの技量は、特筆ものです。

    父と兄以外の男性が、全てお面をつけているのも、この作品の表現方法として、実に名案な上、その面が、西洋の芝居の仮面ではなく、ひょっとこや、大黒天など、純和風のお面なのも、気が利いています。

    私自身、演劇部の仲間と、もう40年以上の付き合いで、家族以上にお互いの心の内を知り尽くしている友人がいるので、この芝居のブラスバンド部のメンバーの様々なエピソードが、まるで、自分の体験のように、感じられ、何度も、胸熱くなるシーンがありました。

    一応プロの喋り手だったのに、その友人の祝辞を読む時、ぼろ泣きして、話が支離滅裂になった経験もあれば、前半部分の、兄と妹のストーリーは、自分が23歳で書いた佳作を頂いたシナリオに酷似していて、まさにかつて自分が創り上げた主人公に重なる部分が多くて、その作品を追体験するような感覚もあったりで、どこかしこに、見覚えのある感情の波が、観る側の心の襞に吸い付くような、擬似体感がありました。

    人間、自分の思うようにはなかなか生きられず、家族への思いも、自分なりにはたくさんあるのに、それが相手にはうまく伝わらずに、平凡な筈の普通の家庭にも、少しづつ、歯車のずれて行くような、悲劇の種が芽を伸ばし始めて行く…。その、哀しい家族の有り様が、実にリアルに、気持ちを侵食して行きました。

    でも、それだけに、アキラさんも書いていらっしゃるように、あのラストだけは、納得が行かない気がしました。
    作品としての不備と感じたのではないのですが、自分的には残念な感じ…。
    それまで、数々のエピソードや台詞に、自分の過去の想いを、様々投影して、観ていただけに、あそこで、あー、これ、虚構のお話だったわと、一気に、気持ちが現実の客席に引き戻されてしまったような、不思議な残念感がありました。


    それと、個人的に思ったのは、先日の次男の結婚式の後、次男が、優しい兄に車で荷物を運んでもらえないかと言った時、「寝不足でお兄ちゃんが、事故を起こしたら、あなたは、一生後悔するよ」と、次男を説き伏せて、辞めさせて良かった!!ということでした。

    本当に、いつどこに不幸の種が転がっているかわからない、人間の世の常。それが、巧みな作劇で、観客の心を鷲づかみにするような、素敵な舞台作品として、映し出されていて、お見事でした。
  • 満足度★★★★★

    ステージスタイルも素敵な
    なつかしいイメージ、演者や照明、セリフのはしばしに昔の記憶を思い起こさせる(かのよう)。そんな気のしたラストもそれはそれで受け入れられる。
    女子だけの芝居に切れ味があるのかな。舘そらみの作品をこのところ立て続けにいているが、引き出しの多さを感じる。

  • 満足度★★★★

    記憶と罪と贖罪
    とにかくうまい、役者も演出も構成も。
    役者のパフォーマンスの引き出し方や、舞台での配置&構成、そして、それらすべてを含めた演出が巧み。
    それに、きちんと応えている役者もいい。
    装置(セット)もとてもうまい配置で効果を上げている。

    ネタバレBOX

    ある女性のモノローグから始まる。
    どう見ても普通の状況ではない状態で、自身のこれまでについて語る女性。

    女性の記憶の中で、彼女と家族、主に「兄」について語られていく。
    しかし、「兄」について語っているようで、実は、その先には確実に「母」がいた。
    表層的には、兄との暗い記憶の中で、母とのねじ曲がってしまった関係が、語られていくのだ。
    それがいつも彼女の根底にあり、「家」から離れられない。つまり、「家」=「母」なのだ。

    その関係によって、彼女の友人との距離感がうまくいかない。
    ただし、友人には恵まれていた。
    記憶はいつも美しい。その時代は輝いてしかいないのだ。

    彼女の輝ける時代は、「家」を意識しなくてすんだ、つまり、家から通える範囲に生活があった高校生のときまでで、それは彼氏の遠距離によって少し歪んでくる。

    これは、あくまでも「女」の物語であり、「男」には「顔」がない。父親の存在も希薄だ。

    舞台の上で、女性たちは衣装を頻繁に着替える。
    そして、着終わった衣装は、記憶のように舞台の上に脱ぎ散らかされる。それは記憶の中に澱のように堆積していく。
    友人が過去の男について、語るときに、1枚1枚衣装を脱ぐたびに男が変わっていくのだ。
    「服」というのは、とても大切なメタファーであり、具体的なモノでもあるということ。
    男性には理解しがたい感覚だと思う。
    このあたりの表現方法は、さすが女性ならではだと唸る。

    役者もとてもいい。
    同じキャラクターを瞬時に別の役者が演じてみせる。
    しかし、違和感は一切ない。体型も年齢も、もちろん顔もまったく違う女優が演じているのにだ。
    女優さんの名前はわからないが、主人公の友人を演じて、付き合った男を語ったり、結婚式のスピーチをした方が、特に印象に残った。その明るさと優しさが主人公を支えていたのだと実感できる演技だったと思う。

    ただし、あのラストは好きではない。というより嫌いだ。
    冒頭から、普通の状態ではない場所と状況にある主人公が、とる、最悪の選択ではなかっただろうか。
    あの重苦しい雰囲気からは、そのラストが直線で結ばれているようにしか見えなかったからだ。安直だ、とまでは言わないが、もっと考えてほしかったと思う。それは、演劇のストーリー展開という意味においても、主人公の記憶を見せられた観客の気持ちにおいても、だ。
    主人公は、兄対する罪の意識と、後に判明する母に対する罪の意識が重なり合ってくる。それによってさらに追い詰められたとしても、赦しはどこかにあるのではないだろうか。「眠る」は「赦し」ではないのか。
    甘い、と言われるかもしれないが、ラストは、彼女が本当に愛していた家族に救われるべきではなかったのか。
    それは幻であったとしても。
  • 満足度★★★★★

    新・舘そらみワールド
    「さあ、次はどんな作品を作るんだろうか」
    終演後さっそく様々な期待を次回作に持たせられてしまいました。まさにターニングポイントになる作品ではないでしょうか。
    前作『止まらずの国』から2度目の観劇となる方は、前作との違いに戸惑うのではとも思います。第4回公演にして早くも新境地を開拓したかのような今作、でもそこには確実に「舘そらみの世界」が広がってます。
    …舘そらみサンの世界って、スゴく魂を感じます。物語を観て楽しむというよりも、個人的にはその「作り手の魂」に触れられるのがもう楽しくてなりません。
    さて。終演後、すぐに席を立ちづらかった自分がいまして。『わが星』を観た多くの人から「すぐには立てなかった」というような感想を聞いていたので「え?これがその感覚!?」とかチョット思ったりもしたのですが…終わり方が予想と、好みと違った為に消化するのに時間かかっていうのが、今思えば、のトコロです。
    どうなんだろ…終わり方、個人的にはもうちょっとなんか欲しかった気がするのですか。なにかもう一歩ブッ込んで頂けてたら、それこそ「すぐに立ちづらい」衝撃を頂けた気もします。

  • 満足度★★★★★

    ものすごい重厚感
    遠いから少し迷ってはいたのですが、拝見しました。
    予期していた作風とは異なり、非常に驚きました。観劇後、何と言葉にしていいかわからなかったのですが、一言、圧倒されました。重い大きな塊をドシンと受け取った感じです。

    ネタバレBOX

    舞台上で着替えられていく衣装、出番じゃない役者さんたちのシーンを見守る目、語られていく言葉の変化、全てが何重にも絡み合いひとりの人間の人生の重さを感じました。
    暗いお話なのに、どこか愛を感じられる素敵な作品。見て良かったと、見させてもらえてよかったと素直に感じます。人間味溢れる作風は健全でした。やはり彼女の作品は愛に溢れててとても好きです。優しい、優しい作品ですね。ああ、人間って、いい!
  • 満足度★★★★

    半生を語りきる力も凄いけど
    押し込めた感覚も、
    端折られた雰囲気もなく、
    語られていくものの厚みに引き入れられて・・・。

    戯曲や表現方法、
    さらには役者たちの秀逸からやってくる
    女性の半生のボリューム感に魅入られつつ・・・。
    でも、そのふくらみから
    精緻に浮かびあがり
    溢れだしてくるものの質感、
    さらには、
    あからさまになった深淵と向き合う
    女性の姿に訪れる心情にこそ、
    息を呑みました。

    ネタバレBOX

    開演前から、
    役者たちがときどき舞台で衣裳を扱ったり・・・。
    やがて舞台中央の台に6人の役者が乗って・・・。

    舞台上手に座った女性の語りから
    物語は始まります。
    その語り口が、いきなり飛びきりのしなやかさ。
    誘いこまれるがことく
    彼女の世界に包み込まれる。

    女優達によって演じられる記憶たちが
    冒頭の女優の語りに束ねられていきます。
    エピソードの一つずつに
    その女性の個性が織り込まれて・・・。
    幼少時代の記憶、彼女にとってやさしい兄へのあこがれ、
    母親への想いと、母親からの距離感。
    ランドセルのこと、
    縄跳び歌とともに広がるその時間たち。
    断片から、家族の肌合いが浮かび上がる。

    やがて中学生になって、
    兄の引きこもりの顛末や
    母親が出ていくシーンの違和感なども、
    しなやかに織り込まれていきます。
    さらには高校生になって
    男性とのこと、サークルや友人のこと、
    バイトとのこと、そして就職のこと。

    彼女の匂いを感じさせる表現が
    時間の流れにむすばれていく。、
    役者たちが舞台上で衣裳を次々に変えながら
    ロールを組み替えて演じていくことで、
    舞台上に様々なアスペクトと変化が生まれていく。
    その広がりが
    そのまま彼女の人生の質量というかボリューム感として
    伝わってくるのです。

    すべてが暗い色合いに塗りこめられているわけでもなく、
    明るい刹那もしっかりと描かれていきます。
    幼いころの毎日も、世間から見れば格別不幸だったわけではない。
    学生の頃のことにしても
    バンドの抜けるような明るさに目を奪われたり・・・。
    (演奏がしっかりと作りこまれていてびっくり)、
    花嫁衣装を夫に見せる時の小芝居の
    心浮き立つ感じなど、
    どこかこっぱずかしくて
    観る側までときめかせてくれる。

    でも、それらの日々が浮かぶのと同じ肌合いで、
    彼女の奥底の満ちていない部分が
    自身が解きほどく記憶のなかに
    しなやかに込められていて。

    その欠落感にゆがめれた事象たち、
    兄の留学や母の出奔への誤解、
    遠距離恋愛の拒絶、友人への依存、
    就職を決め方も・・・。
    抱えきれず溢れだすそれらの感覚が
    ときには深くから滲みだし
    あるいは突出して観る側を染めていく。
    きっとそれは、
    そこまで語って部屋に戻る
    語り部が思い出すのと同じ色をしていて・・・。

    そう、そこまでが、
    そこまでに語られ描かれているから、
    結婚後の時間を思い出す彼女の内心も
    観る側にそのままに伝わってくるのです。
    兄の留学のことも、
    兄の死のことも、
    自らの抑制から離れるように
    満たされない部分に流し込まれる自責の想いも、
    抑制の出来ない部分が招いたその事件のことも・・。

    終盤の、彼女から醸し出される想いには、
    冒頭から綴られる物語の背景を悟った観る側を、
    さらにしっかりと捉える力がありました。
    最後に彼女からやってくるものは
    観る側にとって、
    言葉に置き換えたりとか、
    涙を流したりとか、
    怒りを感じるとか
    そんなことができるほどシンプルな感覚ではない。
    しいて言えば、感覚の失せたような、
    立ちつくすような、
    抑制できないものに
    抗い疲れたような感じなのですが、
    それは、彼女の半生を潜り抜けない限り
    きっとわからない(表現されえない)類の質感にも思えて。

    彼女の遺書のような手紙の言葉や、
    そのあとのひと時の所作の間が
    すうっと腑に落ちて息を呑みました。

    よしんば、
    話題となった前回の公演とは違ったテイストであっても、
    この作・演出の手練、
    さらには浮かび上がらせる空気や質感の非凡さを
    終演後の余韻のなかで
    しっかりと再認識することができました。

    まあ、作品として、さらに昇華する余白が
    皆無ではないとは思います。
    初日の常で、
    前半は役者にかすかに空気を探るような部分も
    感じられたり・・・。
    でも、公演を重ねるに従って
    必ず伸びていくお芝居でもあるようにも思う。

    APOCシアターも
    慣れれば
    思ったほどは遠くない劇場でもあり・・・・。

    木崎さんの語り口には、
    最初の一行からがっつり魅せられるし
    お芝居を貫く存在感を感じるだけですごい。
    他の役者たちの舞台を構成する力も秀逸で、
    張りをしっかり持った演技や、
    主人公の半生の質量を感じる段階で、
    もう、常ならぬものにたっぷり満たされて・・・。

    そして、終演前の長い暗転に至るまでのあの想いは、
    この舞台でしか、体現できない気がする。

    ほんとお勧めの一品かと思います。

    ○○○●●◎☆☆

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