満足度★★★
やっぱ貯蓄の無い人は働くんだな!
巨大セミとか巨大ミミズとは言いませんが、環境が何も変わっていないので地球滅亡を前提とした話と言われてもピンと来ませんでした。
満足度★★★
優しく物静かなタッチは心地好いが…
女性作家二人による連作短篇3話。
SPIRAL MOONに通ずる優しく物静かなタッチは心地好いが、その半面アクセントに欠ける感無きにしもあらず。
また、2〜3年の猶予があることからか終末を迎える緊張感のようなものが感じられず、だったら敢えて謳わなくてもイイじゃん、的な?(笑)
さらに二重の入れ子構造なの?な部分も中途半端か?
一方、『ブラック・コメディ』冒頭ばりの暗闇シーンや写真撮影のストップ・モーションは○。
満足度★
疲れた
でだしから高校の演劇部員が必死に・・・・みたいな印象が強かった。
出演者、あるいは作・演出側は満足しているかもしれないが、見ている側はちょっと疲れてしまった。
3部めはなんとか観られましたが、全体に力が入りすぎ、かな。
ま、好みの問題なので、否定する気はありません。
満足度★★
世界の定義が不鮮明。
世界が終わるまでの1年間を、オムニバス形式で描くお話。
終わりが決められた中でどう生きるか。ということは人間誰しもがいつか死ぬ存在である以上、逃れられない事実ですからこれを作品テーマとして選ばれたことは非常に興味深いですし、素晴らしいとおもいます。
ただ、個人的には春・夏・秋・冬、それぞれの季節をまんべんなく一話づつ描いていかれる方が季節を巡る度に気持ちも変化していくと言いますか、その方が幾分かナチュラルだったような気がします。
それでも舞台からは、木漏れ日のような暖かさや、柔らかな気配を感じ取れました。今度は長編に挑戦されてみては如何でしょうか。
満足度★★
楽しいのは?
よくいえば、静かな
悪く言えば、単調な作品でした。
きっと役者さんたちは、仲が良いのだろうなと、観ていて思いました。
誰が楽しむ為の公演なのかと、素直に疑問に思いましたね。
私には、合いませんでした。
満足度★★★
情感を紡ぐ芝居が心地良い
オムニバス形式の3部構成の舞台。
最初の場面では、素人っぽい演技の方が多く、付いて行けるか心配でしたが、3部まで観たら、結果オーライ。
かえって、その素人っぽさが、この芝居向きなのかもしれないと思えました。
どこにでもいる普通の人間生活の日常が、胸にスーっと染み渡ったラストシーンは、演技過剰な役者さん達では、紡ぎ得ない世界でした。
昔、私が子供達に読み聞かせた絵本の世界のような情感劇。
最後のシーンはスーラの点描画のようでした。
よく外国語映画賞の対象になるようなドキュメンタリータッチの映画では、撮影場所でオーディションで選ばれた素人さんがよく新人賞を受賞してしまったりすることがありますが、この舞台の役者さん達にも、そんな不思議な自然の魅力がありました。