満足度★★★★★
温かい涙
評判のKAKUTA、観て納得です。決して奇をてらうことなく、丁寧な作品作りの姿勢がとてもよく判りました。
「めぐるめく」・・・時はめぐるめく、そして変わるものと変わらないもの。色々なことを考えさせられました。私としては珍しいことですが、たくさん涙してしまいました。
そして、終演後の伝説の司会者(?)雪山素子によるトークイベント。始まる前は誰なんだか知らないなぁと思ってましたが、始まって納得。面白かったです。
満足度★★★★★
ファンになりました!
友人から良い芝居ですよと、聞いては居ましたが・・・
こんな素敵な芝居だなんて!
批評とかあーだこーだはいいたくない!
観終わって、その感覚を持って帰ってしばらく味わっていたいそんな作品でした!
次回も絶対観に行きます!
満足度★★★★★
KAKUTA は私を裏切らない
正直言うと、オープニングの数分間は、あれ、今回のKAKUTA は不発かな?とちょっと不安になったのです。
でも、それは全くの杞憂でした。
KAKUTAはやっぱりKAKUTAでした。
桑原さんって、いつも感心するばかりですが、どうして、作・演出も役者も、あんなに素晴らしい両立ができるのでしょう!!
半世紀以上芝居を観ていますが、こんなパーフェクトな両立をできる演劇人を他に知りません。
いつも、この劇団は、キャスティングが適材適所なんだけれど、それが、また以前の公演とは、似ても似つかないような役どころなんで、また感心してしまいます。
そして、いつもそうなのですが、また今回も、成清さんの台詞に泣かされてしまいました。今回の舞台、成清さんは、メーンの役じゃないのに、それでも、持って行ってしまう、彼の役者力に脱帽です。
KAKUTAバンザイ!!一生追いかけ続けます。
満足度★★★★★
だから家族
姉妹を軸に家族を表現した物語だったように思う。その描写の仕方は温もりがあって涙が溢れた素晴らしい舞台だった。セットの高さがあるのでこれから観に行かれる方は、座席は中央が宜しいかと。。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
‘素敵’に‘絶妙’なKAKUTAの演劇!
KAKUTAさんを観て劇場を後にする時、「いい芝居を観たなぁ」って、とにかく素直にそう思わされます。「やられた」「そうきたか」「今のセリフいいな」そんな細かい感想よりもとにかく「いい芝居だった」そう思わせてくれます。こんな純粋な感想を持たせてくれる劇団さん、なかなかないのではないでしょうか?ド派手な演出や流行りの構成、そういうものに頼らないくても‘素敵’です、‘絶妙’です。安心して舞台と向き合えます。そこから生まれる優しい安定感が、こんなストレートな感想を引き出してくれるのかもわかりません。…うまく書けませんが(苦笑)。
今回も思いっきり「いい芝居」観させて頂きました。
役者さんも皆さん、存在感・説得力・愛らしさ…バッチリ揃って魅力的でらっしゃいました。中でも今回はブラジルの辰巳さんが必見。辰巳さん、久々に拝見しましたが、その魅力にますます磨きがかかってきたように思います。
KAKUTAさん、良い劇団さんです。おススメです。
満足度★★★★
わかりやすい。
初KAKUTA。かっぺいさん目当てで行きました。
最前列だったので、観づらいのではと心配しましたが、
全然そんなことはなく、むしろ話しに入り込み易かった感じ。
観終わった後、もっと引いた位置から観たらまた違うだろうな~
なんて思ってしまったので、リピるか迷い中。
満足度★★★★
幸福感に満たされるのが何ともフシギ
ストーリーの行き着く先と心に残るものに若干の乖離が生じて戸惑いを憶えてしまうが、結論のみ言えば幸福感に満たされるのが何ともフシギ(笑)。
すべてにおいてのハッピーエンドではないが経過と以前より好転している部分がそう感じさせる原因か?
なお、ラストの一場面はなくても通ずるような気もする。
満足度★★★★
初KAKUTA。
昔から、チラシの雰囲気が落ち着いていてステキだなぁと思っていたのに、
行くきっかけを逸したままズルズルときていたKAKUTA。
15周年&文化庁芸術祭新人賞受賞ということで、初めて行ってきました。
満足度★★★★
高い演出
これまで観たKAKUTA作品の舞台美術は、生活観漂うリアルなものでした。
本作品では、5月の空を思わせる彩りの抽象的な舞台になって、表現の変化を感じました。
家族の距離感の演出が印象的で、こだわりを感じるものでした。
もう一回、見に行きます。
満足度★★★★
するりと…
芝居の中にはいっていけた。
美術や客入れ音楽で期待させておいて、いざ芝居がはじまったら“なんじゃこりゃ”と期待を裏切られることが多々あるなか、この劇団はそういった高揚感なり期待なりを裏切らず、そういった客席側の空気を上手く掴んでいたように思う。