満足度★★★★★
さらに内容が深まった名作!
昨年12月に開催された公演が、半年もたたずに同じメンバーで再演される、それだけでもこの公演の評判がわかるというもの。
去年観て、今年観て、芝居のストーリーは大きな変化はないものの、作品の質は激変した。昨年の作品がかっこいいサスペンスドラマだったのに対し、今回の作品は奥の深い心理ドラマになっている。見応え感がすごい。
舞台装置もほとんどない、照明も音響もほとんどない、役者の演技力だけでこれだけの舞台が出来るというお手本のような作品
満足度★★★★
凝りに凝ってる
昨年12月の初演から4ヶ月ぶり。劇場でもらったプログラムの挨拶によると、今回は再演ではなく追加公演だという。そのココロは、劇場も出演者も初演と同じだから。確かに4ヶ月後、同じ会場、同じ面子でやるのは演劇の場合むずかしいもんね。
なにはともあれ、観られてよかった。
DART’Sという劇団の第1回公演。作・演出は広瀬格という人(要注目)。役者の演技もよかったし、なによりも凝りに凝った脚本がすごい。
複雑な設定、不思議な構造、そんな芝居が好物の人にはオススメかも。
具体的な内容に触れるのは体力的、能力的にシンドイので、興味のある人はとりあえず観てほしい。
(観劇上の注意として、トイレが一つしかないので、なるべく外で(別に屋外でという意味ではない)済ませてきたほうがいい。初日は寒い日でトイレ待ちの行列ができて開演がちょっと遅れたりしたので)