触れただけ 公演情報 触れただけ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/11/20 (日) 14:00

    三人芝居・二人芝居・二人芝居の短編三本。
    そう思って観ていたせいもあろうが何度か観たらまのだのテイストを感じつつ秋葉演出なのでSPIRAL MOONの味わいもあってまさにいいとこ取り。さらにラストシーンの美しさよ!
    また、手話通訳付きの回だったが、3編それぞれに付け方が違うのも興味深かった。
    なお、3編の中ではコミカルな2編目が一番好み。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    男女の仲はいろいろありますね~
    それぞれの話の、微妙な絡みと、もしかしての想像が楽しかったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    本団体さんもよく拝見するのですが、今回も面白かったです。いつも、丁寧にお芝居に向き合って演じられている印象がありますが今回はより感じました。本団体さんの短編は初めてでしたが、少しずつ繋がっていて、さすがだなあと思いました。とても面白かったです。次回も楽しみにしています

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    「触れただけ」と言うのが、具体的に触れた(そう言うシーンは確かにある)ことを言っているのか、心情的にそうなのか微妙な感じがしました。噛み合わない会話の中で、でもある瞬間その心に触れることができたと思えたのだけれど、それ以上は進展しないような歯痒い感じ。おかしいような悲しいような。
    ラスト、暗転するとちょっと大きな音がしてその後息を呑みました。美しく寂しい景色でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     流石、スパイラルムーン。ラストには背骨を戦慄が走った! 華5つ☆(追記後送)

    ネタバレBOX

     物語は三篇から成り立っており、それぞれ独立性を持つものの作品の深い所では共通項があると観て良かろう。その共通項とは都会のというより、情報過多の時代状況に翻弄されつつも何とか己の足場や安息を求めようと藻掻きながら、一向解決に向かうことの無い底無しの日々の昏く不透明なカオスと思われる得体の知れない何かから立ち上り、気付かぬうちに己を飲み込んでしまうであろうアレに対して、為す術も無い我ら現代人の寂しさ、侘しさ、不安・不如意を表しているということだ。尺は全三篇で約90分。各々の作品の合間に場転の為、照明を絞る場面がある。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    自然なセリフが素敵な舞台です。とても面白かったです。ラストも素敵。忘れられない一場面になりました。
    おすすめします。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    短編3本でしたが、人間関係や設定に微妙に繋がりがあり、よくできた脚本だと思いました。
    何気ない会話の中の本心や誤魔化しが、リアルに描かれていて、触れただけ・・というタイトルに納得という感じでした。
    ラストは「おぉ!」という驚きがあり素敵でした。良い舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    二つ目のお話が一番おもしろかった。
    女子高生の巧みな話術に、まんまと乗せられている中年男性がかわいそうでもあり、 可笑しくもあり、おもしろくて笑いっぱなしでした。

    もう二つのお話も、全く関係ない単品ではなく、繋がっているところが楽しい。
    それぞれに味があり、さすがに賞をとっているだけあって素晴らしい作品でした。

    今回もお土産のバッグがあり、これも目当てに行きました。
    もう少し安いものでも大丈夫ですよ。
    思い出になれば、何でも...

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ある夜の3つの風景。南出謙吾さんの脚本は、5年前、らまのだで上演した短編2本の舞台を観たことがあるが、今回の最初の話が、そのときに観た1本と雰囲気がとても似ているなあと思っていたら、何のことはない、らまのだで上演された短篇の1つがこの『触れただけ』からの「まど」という作品。似ているどころか同じ話だった。戸惑いながら観てしまったせいで、最初の話(「まど」)はこちらがノリきれないまま終わってしまったけど、2本目、3本目は集中して観ることができた。

    ネタバレBOX

    最初は、この劇団にしてはシンプルなセットと思ったものの、話ごとの転換や、ラストの処理の素晴らしさなど、なるほどなあと。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    連作短編集3本立て。あっと言わせる派手な展開はないけど、色んな人間関係を丁寧に描いていて、グッときます。特に3本目は中年にはやるせない話ですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ドンっとくるような話ではなく
    じわーっと染み込むような感じの作品でした
    全席自由 90分の話です

    ネタバレBOX

    開演前のBGMが路上効果音

    広がって交通量の増した道路を挟んでる
    マンションとかアパートに住んでる人々の話で
    場所とか血縁とか婚姻関係とかで繋がってる人々の
    オムニバスっぽい話でした

    パパ活ーレンタル彼女じゃーないよなぁって
    関係のJKさんとスーツオジサンの会話が
    噛み合ってっるようで
    すれ違ってるようで
    なんか纏まってるような
    面白可笑しい話が自分的には一番楽しかった

    ラストのシーンは
    もーちょい長くして
    町の喧騒音をだんだん大きくして
    逆に場内を暗くしてって
    真っ暗になった場内に大きな音が広がって
    突然無音にしてしばらく明かりをつけないと
    もっと印象が強くなったんじゃーないかなぁーと
    勝手に思いました
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白い、お薦め。
    劇作家協会新人戯曲賞 受賞作。
    一見 オムニバスのように思えるが、何となく繋がりを感じさせる短編連作集といった構成。現代、東京という喧騒の中にいるが、人の心は満たされない、といった会話劇。漠然とした社会不安、そして人間の寂寞の対照として大都会が浮かび上がる。

    物語は三場面で、それぞれ独立した話のようだが、台詞の中でそれとなく関係性を臭わせる。会話は、何となく いびつな男女の人間関係の鬩ぎ合いを描く。演出は、場景を都度転換し、状況と情況を表出し物語をしっかり支える。その丁寧さは、やはりSPIRAL MOONらしい。

    一場…挫折して弟のマンションに転がり込んだ兄とその恋人、弟の三角関係の含みある会話、二場…その恋人の妹と援助交際をしている中年男の とぼけ思わせ振りな会話、三場…中年男の元妻と学生時代の恋人による探り合うような会話。その三場の同時進行するような関連構成は巧い。表し難い心情表現を味ある言葉(台詞)と演技で観せる。その機微、滋味ある会話は観応え十分だ。
    そしてラストの風景は圧巻で、実に印象的である。
    (上演時間1時間30分 途中休憩なし) 

    ネタバレBOX

    物語に共通しているのは車騒、そこに大都会 東京の雑踏を連想させる。多くの人や車が行き交うが、けっして一人ひとりの心は満たされているわけではない。そこに人の寂しさ温もりを求める姿が浮かび上がる、そんな少し切ない短編3本。
    場転換は、薄明りの中で少し時間がかかるが、それによって今の情景(シーン)の反芻が出来、次シーンへの期待が膨らむ時間となる。

    第一場…少し高い平台に開き窓、手前にテーブルと椅子が置かれている。平台の下手にソファがあり少し離れた場所のよう。窓の開閉によって車騒が聞こえたり遮断される丁寧な演出である。
    或るマンション10階の一室。不動産会社に勤める弟・直人(市川歩サン)、兄の恋人 奈美(菅野奈都美サン)、無職の兄・利男(佐藤希洋サン)が愚痴ともつかないとりとめのない会話が続く。利男と奈美の別れ話、直人の会社による周辺の宅地開発という当たり障りのない話。
    直人は奈美に、ノルマ達成のため契約書を偽造したと告白する。奈美も子どもの頃の万引きを告白する。両親の愛情を独占していると感じていた彼女は、妹と同じ立場になるため万引きをした。泣く家族を見て、それからは他人の痛みは分かるが、自分の痛みが分からなくなったと言う。秘密事をばらしあった2人は、窓の外を眺める。外界から急ブレーキと衝突音。

    第二場…第一場の少し高い平台を小料理屋の座敷に見立て、正面に襖のような衝立。
    個室にスーツ姿の中年男・大西(樋口浩二サン)と女子高生風の高橋(奈美の妹〈嶺岸加奈サン〉)が座っている。2人はどうやら援助交際しているらしい。大西は離婚したので正式に付き合いたいと言い出す。 大西は人生絶頂期にも関わらず 妻が買い忘れた卵を買いに出たまま戻らなかった。そして妻に送った離婚届はいつの間にか受理されたと。
    高橋は、恋人と別れて大西と正式に付き合ってもいいが、友達と互角な関係を保つためにも、自分のJK(実は噓)価値を認めるなら今後も金を払うべきだと、結婚を仄めかせて話す。 立ち去ろうとする高橋の前で、大西は思い立ったように前妻に電話をかける。大西が話し出した途端に電話は切れる。

    第三場…第一場同様に正面に窓があるが小さく、上手にも枠がある。真ん中に四角いテーブルがあるが、第一場と比べると全体的に こじんまりとしている。そこに木下(大西の元妻〈秋葉舞滝子サン〉)が住む古びたアパートの一室を表す。
    木下は同窓会を装い学生時代の恋人・祐介(牧野達哉サン)を呼び出す。木下の携帯電話が鳴るが すぐに切る。 祐介は突然の呼び出しに訝るが、木下は夫が買い物に出たまま戻らず、離婚したことを告げる。彼女は1人で生きる寂しさ、恋愛感情とは別に2人で暮らすことで紛らわそうと持ちかける。今住んでいるアパートは立ち退きの時期が迫っている。他愛もない会話の中で祐介に傲慢な優しさを見たかのように、今度は「よりを戻さなくていい」と言う。 不意な停電、畳を叩き階下にいる住人(婆さん)に苦情表現するシーンは、マンションとは違う人情味(近しさ)を感じる。
    かつて自分を置き去りにし、今また翻弄する木下に祐介はかすかな怒りを感じる。明かりが戻り、卵を買いに行くと言う祐介に、木下は帰って来るかと確認する。 その時、木下の携帯電話が再び鳴り出すが…。

    ラスト、暗転したのち一瞬にして夜の大都会の光景が…見事な演出である。
    次回公演も楽しみにしております。

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