「美しきラビットパンチ」 公演情報 「美しきラビットパンチ」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-20件 / 20件中
  • 無題
     予定調和的な展開をすべて破壊して、脳内お花畑で踊り狂い始める様子はドラッグのようだ。本気でラリって見る夢はこんなものじゃないだろうけれど、一体どこへ行ってしまうのかわからず呆然とさせられる気分は悪くない。

  • 満足度★★★

    ん?
    内容は面白かった。でも…んー

  • 満足度★★

    ピンときませんでした。
    思ってたのと違いました。

  • 満足度★★★

    ちょっと
    暴走ぎみ過ぎた・・・?

  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    一番最初の導入部分が嫌だったです。あれは、モッスーに後で言葉で説明させれば良かったのでは。

    主題は、「生きていれば何でもできるよ」ってことでしょうか。自転車に細工されたナオキが事故で死んじゃう展開なのかなと思ったら、腕の骨折だけで済んで、ナオキの弟も死んだかと思ったら生きていた。死んだかもと思った瞬間、それまでの(細かい)ことはどうでも良くなってしまう。ただ、生き返ってくれって思うだけ。

    役者さんたち熱演でした。コーチはいるだけで面白い。モッスーの心からの叫びも通じました。踊りと歌も良かった。高校生シリーズにして続けてほしい。

  • 満足度★★

    むずかしい。。。
    ゴジゲンは2回目。
    前半は好きでしたが、後半の展開が私には難しかったです。
    どういう流れでああなったのかは興味をもちました。

  • 満足度★★★★

    見える!
    他の方が書いていらっしゃるように土田さんがいました(笑)後半の流れは驚きましたが、楽しめました。青春劇がまぶしいです!お疲れさまでした!

  • 満足度★★★★★

    圧倒。。。
    後半が圧巻でした。
    初めはどう見ればいいのか戸惑い、笑っていいのかわかりませんでしたが、最後で全てが吹っ飛びました。
    皆さんとは違いますが、私は理屈じゃなくなる終盤こそが面白かったです。
    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    集大成のような
    犯人は父 以降なので全部の公演を観たわけではありませんが

    これまで目の当たりにしたゴジゲンの魅力の集大成のようで
    かつ 新たな試みも含む良作だったと感じました。

    下ネタが苦手な人を除いて、ふだんゴジゲンを観ない・お芝居を観ない人にも進めたい作品です。
    ほぼ初観劇の人を連れていったため不安でしたが、楽しんでいたようでホントに良かったです。

    ネタバレBOX

    ボクシング部に新たなメンバーが加わり すったもんだの場面やら
    無駄にアツい二名+やる気無しの他のメンバーの絡みが 笑いどころ満載で、 前半はみんな何度か笑ってしまう・・・ついつい、客席があったまってしまう内容だったと思います。

    ラストは試合で努力が実ったり、みんながボクシングの良さに目覚めたりするのかな・・・? という安直な予想を後の展開で見事に裏切るあたりが、やはりゴジゲン、と思いました。

    コミカルな前半に対して後半は対照的にシニカルで。スポーツにしろ恋愛にしろ、できるやつ・できないやつの比較が印象的で、特にもっすーが「無視すんなよ!」と爆発するシーンはインパクトがありました。 普通の物語は「できるやつ」にフォーカスするからハッピーエンドになるけれど、これはそういう話じゃないのね、と。

    めちゃくちゃ騒ぎに騒いだ末のシュールなオチも個人的にツボでした。

    マス受けするテンポの良さ・笑えるネタを含みつつ そういう劣等感やらねちねちした部分も描きつつ、相変わらずモテ無い男子ネタも含みつつで ゴジゲンの魅力、斯く有きな作品だったと思います。 
    一方で、スポーツものだったり歌いだしちゃったり これまでなかった新鮮な要素も含みつつ・・・次はどうなるんだろう?とちょっと期待させられたり。

    唯一の難点は、このハッピーエンドにならない・かつ破壊的な終わり方で どう納得したものか?という所。
    ぐっちゃぐちゃにして終わりというラストが多用されますが、今後もずっとこれなのかな・・・あんまり一般的じゃない方向に行くのかな・・・  とめちゃくちゃ余計なお世話の不安を感じます。
     
    ともあれ楽しい休日になりました!まんぞくです。。



  • 満足度★★★★

    爆笑したが
    初見だが、気になっていた劇団。ものすごく爆笑した。松居大悟は確かにとても才能があると思う。役者たちの演技も皆いい感じに弾けていて、とてもよかった。

    ネタバレBOX

    ラストはとても挑戦的だ。あのままコメディとしていい感じに終わらせることは簡単なのに、そうしなかったのは、それだけ、何か思いを伝えたかったということなのだろう。最初のミュージカルは好きだったが、それからどんどん話が訳が分からなくなっていった。やろうとしていたことはそんなに間違っていなかったと思う。あのラストの前までの感じで終わっていたら、それはとても面白い演劇だったと思うけれど、どこか普通なのだ。だから、あのラストの挑戦は応援してあげたいのだが、ただ、伝え方や見せ方のようなものがそれまでと比べて、下手くそすぎた気がする。観ていてどうしてもノレなかった。感情が醒めてしまった。その部分さえ改良できれば、この作品はもっと凄い傑作になったと思う。
  • 満足度★★★★★

    そうか、ゴジゲンはさらに先鋭的になっていたのか!
    私は慄然となりながらも、それを強く支持する!
    …いや、なんていうか、笑いながらだけどね。

    ネタバレBOX

    高校生のボクシング部での話。
    ヒロイックな「主人公」たちと、そこには加われないと最初から諦め、自ら「空気だから」と言う高校生たちの物語。

    当然、圧倒的に私は後者に含まれる人間だ。
    だから「スポーツできるやつはみんな死んじまえばいいのだ」(そんな意味の台詞)には、笑いながら思わず拍手をしてしまう(笑)。

    ヒーローには、まずは肉体が必要だ(ビジュアルも)。そして、頭脳もあれば言うことはない。だからボクシングのうまいナオキは、ヒーローになって、クサくて熱い台詞を吐いて、モテモテ(先生と付き合ってるし)になって当然なのだ。

    それがな〜んにもないボクらは、空気になりつつも、ヒーローを、ちょっと小馬鹿にして、卑屈にイヒヒと笑うぐらいしかできない。さらにヒロイックな姿は恥ずかしいというポーズも忘れない。そして、その卑屈さは、ヒーローへのウラヤマしさを通り越して、いつか引きずり降ろしたいなんて、ココロの中では思ってたりする。

    しかし、それはあくまでシャレの中だけで、本気ではない。だって、ヒーローのことは、ホントは好きなんだから。そしてそちら側にも行ってみたいと、どこかで思っていたりする。

    だから、実際にグローブに画鋲を入れたり、醜態を写メに撮ってばらまくなんてことには、本当は気持ち良さを感じない。
    しかし、本気で痛い目に遭っている者たち、もっすーや優太郎には、そういうシャレは通用しない。なぜならば、彼らの境遇はシャレになっていないからだ。彼らを痛めつける者たちにとっては、シャレであったとしても。この対比が、きついし、なんてうまいんだろうと思う。

    つまり、「空気」であるはずの彼らにも、実はもう1段ヒエラルキーが存在していたのだ。気がつかないけど。高校生でなくても、そんなことがあるなんてことには鈍感になっているのだが、「いざ」というときには、それが露わになる。
    そして、「いざ」というときが、訪れてしまう。互いにぐちゃぐちゃしているうちにだ。

    いろんな気持ちが渦巻いて、出口なしの状態にある。誰かに追い詰められたのではなく、自分に追い詰められてしまった。それは、前作、前々作でも同様だった。そして、ゆるく(あるいは軽く)爆発していくというプロセスも同じ。

    しかし、今回は、その爆発がまったく違うのだ。
    身体の中のガス成分は、登場人物たちがそれぞれに違う意味で発酵させていて、すでにパンパンになっていたのだ。だから、爆発するきっかけさえあれば、連鎖的に誘爆して、でかい、とてもでかい爆発になっていくのだ。

    その爆発には、ある種の連帯感さえ生まれる。「負」の連帯感がお得意の、ゴジゲンらしい発想だ。
    集団心理も相まって、より「薄っぺらく」明るく、そして恐怖する一瞬が訪れる。
    もう「童貞をこじらせた」なんてことを、軽く突き抜けてしまった。
    突き抜けて、女子トイレの壁まで破壊して、いろんなルールも無用になってきた。

    ヒロイズム=ミュージカルという短絡さも素敵だ。
    そして、最後にロッカーが語り、ピンクのウサギが現れる、空虚な明るさは、メルヘンでもファンタジーでもない。そこに感じるのは、ただの恐怖以外の何モノでもない。

    ま、横滑りし出してからのすべては「常に妄想の中で生きているであろう」、「覚醒」した、もっすーのアタマの中のことなのかもしれないけれど。
    その境界線のなさ、曖昧さには、単純に戦慄を覚えてしまうのだ。

    そして、そのすべては観客が「笑いながら」の中で進行しているのだ!
    (ただし、毎回その笑った口の中に、得体の知れないナニかを投げ込んでくるんだけど)

    ああ、なんと素晴らしい舞台!
    これに共感(…か?)できるってことは、「どうなのよ」とは思うけど、しょうがない。

    この地点に立つということは、次回は大変なことになりそうな予感がする。確か、次回は『神社の奥のモンチャン』の再演だったはず。これを初演より遙かに大きな高円寺の舞台で、さらに破壊するのか、原点回帰になるのか興味津々なのだ。

    役者では、コーチを演じた加賀田浩二さんが、おいしいポジションでいい仕事をしていた。また、ナオキの弟役の東迎昴史郎さんの、後味に残るようなイヤな感じはなかなか。さらに、3年生の服部を演じていた本折智史さんの卑屈さがよかった。
    ゴジゲンの2人は、いつもの感じで確実感。
  • 満足度★★★

    わあ
    ボクシングうまいひとがめちゃめちゃかっこよかった。
    ようするに好みだった。かっこよかったです。ドキドキしました。
    台本ほかのかたがたが書いているように後半がおしい。
    前半はすばらしい。

  • 満足度★★★

    危うさと脆さ
    高校生男子が誰しも持つであろう感情をストレートに、時にはオブラートに包んだコントで的確にバカバカしく表現していたと思います。そして、ファンタジーと言う名の観念世界に行ってしまうのも学生の危うさと脆さを表現するのであれば、確かに有りかなあとも思いますが、自分にはぶっ飛び過ぎて正直付いて行けませんでした。どいこかで息継ぎさせて欲しかったです。(ただ、その間ずっと役者さん全員からわけのわからない力は感じていましたが・・・)

    また、自分には、肝心のテーマを演技から感じなかったと言うか見えなかった事が残念です。

  • 満足度★★★★

    みた
    何はさておきコーチ役の彼が土田英生に見えてしょうがなかった。
    ☆半分追加。

  • 満足度★★★★

    ボクシングの目的は?
    学生時代、くだらない事に、メチャメチャ盛り上がった気分を、思い出した。馬鹿馬鹿しいんだけど、体育会系のカッコ良さと、サボりのお気軽さと、前半は面白かったのに、後半は、ちょっと、流れが変わってしまい・・・残念。ちょっと、下ネタの質がイマイチ嫌・・・でも、違う作品も、又、見たいと思う、面白さが、ありました。

    ネタバレBOX

    ボクシング部では、全国大会目指すナオキ(星野秀介)に、憧れて入部希望の、もっすー(善積元)は、いじめられっこ。ただの、付き添いだった、づん(松居大吾)も、入部するはめになるが、2人共、練習もついていけない。自称、世田谷一の悪、トム(目次立樹)が、ナオキに喧嘩売るが負けて、ボクシングに目覚めて、入部し、ナオキと友情さえ芽生えたよう。コーチのエリコ(加賀田浩二)と、服部(本折智史)は、ナオキとトムが、うざいし、イマイチやる気もなく、ボクシング部室の隣の、女子トイレを覗く穴を、開けていた。もちろん、その経緯も、コメディーらしく、笑わせてくれる。

    ナオキの弟、優太郎(東迎昴史郎)は、生徒会の優等生だが、実は、覗き穴の協力者で、全国大会時に、女子高校生が、我が校に、たくさん来る情報を、持ってくる。せっかくのチャンスを、逃すものかと、全国大会に出場できないように、策略を考え出すまでは、まだ、笑えたのだが、その方法論が、悪質になり過ぎて、苦手なタイプになってしまった。殴り合いをとうりこして、スパナ等凶器が出てきて、死んだのかと思わせるまでは、やり過ぎと思いました。

    もっすーが、ボクシング始めたのは、ビール飲んで暴れる父親から、母と弟を守るためと、聞いたナオキが、教えてあげようとしたり、男の友情的なのも、見えてただけに、後半は、とても残念でした。
  • 満足度★★

    青春の犬たち
    ザ・野郎芝居。
    恐ろしく雑な所も、それを軽々と吹き飛ばすパワーも
    すべてひっくるめてゴジゲンなのかな。
    妄想がエスカレートしていく終盤は全く乗れなかった。
    惨めでクソッタレな青春は、ファンタジーに転化していなかったと思う。

    ネタバレBOX

    「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」とはいうものの、
    妄想ミュージカルは興醒めだった。
  • 満足度★★★★

    凄い芝居を観た!
    後半の途中までは、ボクシング部を題材にした青春グラフティ、それだけで十分面白く、後半何度も、もうそろそろここら辺で終わるんじゃないだろうかと思った瞬間があった。ところが実はそこからが本番だったのだ。それからはもうある意味格闘技、観ながら、これは誰か倒れるんじゃないかと本当に心配した。

    役者がステージに命を賭けている芝居、物語を超えて、役者の持つエネルギーそのものを観客にぶつける芝居。見終わった後、凄い芝居を観たと感じた。全ての役者に心から拍手を贈りたい。ただ、けがだけは気をつけて。千秋楽までこの芝居が持つのか心配でならない。それくらいの芝居なのだ。

  • 満足度★★★★★

    絶望の果てに。。。
    ここまでかというほどの弱者たちのワンダーランド。松井さんの脳をみてみたい。ラストの突き抜ける瞬間に目が潤む。100分。

  • 満足度★★★★

    おもしろかった!
    おもしろかったです。わけわかんない感じとかも、ちょいちょい泣ける感じとかもぜんぶひっくるめて。

  • 満足度★★

    分からない
    今回2回目となるゴジゲンだが、この芝居で観客に何を訴えているのか、分からない。笑いを取ろうとしているネタではないし、性器をもて遊んで見せる?、ただ単なるドタバタ、でもなさそうだし、終盤に至ってはオカルト集団の演舞?といった風で、終始芝居の中味が分からなかった。隣の女性も退屈そうにしていたし・・・・ 下ネタのお笑いが嫌いな私には不向きな内容で残念でした。

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