実演鑑賞
満足度★★★★★
とてもエネルギッシュな舞台。
演者の熱量が伝わってくる。
敢えて厳しい事を言わせて頂く。
感情の表現のチョイスは的確か?
必ずしも、悲しみ=涙ではないし、怒り=大声ではないと思う。
人間の感情は理性によってコントロールされているので、リミッターが外れて感情が爆発することは滅多にない。
この作品に関しては、そんな場面は数カ所だ。その場面を見所とするならば、他の場面(同じ場面内でも同様)でいかに感情を抑制して、山場はどこなのか考える必要がある。それは役者の役目だ。
それをせずに「俺の芝居を見ろ」と言わんばかりの演技をするから感動は薄れる。
感情を抑えるとテンションも声量も下がると思うかも知れないが、それは間違い。声のボリュームを上げれば良い。
これは訓練しないと出来ない事だ。
今の演技は、そのシチュエーションを「それっぽく」見せているに過ぎない。
どうか、自分の演技を論理的に組み立てていく事を勉強して頂きたいと思う。
実演鑑賞
満足度★★★★★
日本という国の為政者に欠けているもの、それは人間性である。その欠如の意味する所を今作は本質的に捉えて表現してみせた。観たいで自分がこの国を未だに許せないと書いた。その理由に特攻に行かされて亡くなった従兄の弟が敗戦後何度も分祀してくれるように願い出たにも拘わらず、常に門前払い扱いを受け続けたことが在る。敗戦前、大日本帝国は有為な多くの学徒を特攻の名の下、あたら殺した。而も唯一の主権者は、その罪を一切公式に問われたことなどなかった。遺族は本音では誰一人このような為政、為政者を赦しはすまい。(追記後送)
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東京華劇団、「鋼鉄の棺」拝見させていただきました。 戦争を体験していない世代ですが、主人公達と同世代ということもあり、とても考えさせられました。大切な人の為に何が出来るのか。もがき悩む彼らの姿に心打たれました。 役者様の表情の作り方が凄く、とても引き込まれました。 #鋼鉄の棺
約2年前
東京華劇団 『鋼鉄の棺』を拝見 戦争当時 ワタシの母は女学生 父は戦地へ行ってました背景がコレと同じ。何もない舞台でも艦内の緊迫した状況などひしひしと伝わってきました。当時の戦争との狭間うまく表現できてました演技が上手 最後まで声… https://t.co/C9cm8fsQnu
約2年前
【こりっちチケットプレゼント!11/16(水)〆切(東京)】 東京華劇団「 『鋼鉄の棺』」11/18(金)~11/20(日)於:シアターグリーン BASE THEATER CoRich舞台芸術!:… https://t.co/1BDqFcA6e0
約2年前