満足度★★★
いつものことながら可笑しい
地球の陸地の多くが水没した未来、人々は定期的に訪れて略奪する女海賊たちに怯えており…な物語。
が、海賊を追い払うために侍やガンマンを雇う(笑)なんて方向ではなく、毎度ながらのナンセンス系でありながらも妙に説得力のある(←私見)会話が中心で、いつものことながらこれが可笑しい。
そんな中、序盤にコンビーフの材料を「昔、陸に住んでいた「ウシ」というもの」などとする台詞があり、簡潔かつ的確に状況を観客に伝えるなぁ、と感心。
しかしそんな状況だったらカップ麺なんてとっくに賞味期限が切れているんじゃないのか?…いや、未来のことだから半永久的に品質が保てるようになっているに違いない。(爆)
で、終盤には大ダコとの戦い(「海底二万哩」かっっ!!!(笑))なんてスペクタクル(?)まであって、新境地か?みたいな…。
また、このタコの足がなかなかそれっぽく出来ていたし、女海賊のフック船長のようなカギ爪が回るなんてアイデアも愉快。(未来でも不便なカギ爪なのかい!なんてツッコミはヤボってモンで、ここは「海賊の首領の記号」ということで納得しておこう…)
満足度★★★
カリバカのバカは?
噂のカリバカ、初観劇!でした。実はかなり昔から活動されてる劇団さん、ってイメージ。
タイトルから想像できるとおり、バカバカしくもクダラナイ、マダオだらけの流れ…私は嫌いじゃなかったです☆一緒に行った友人も笑ってました。そして後半は、なかなかグッと来てしまった自分にむしろ戸惑う程…!!
カリバカ=勿論、カリフォルニア・バカンスの略なんですが、観劇後は妙に「バカ」だけが脳内リピート(笑)あれあれ?まあ正しい感想か(笑)
当パンやチラシのあちこちで散見される、代表の方のゆる~い挨拶文も結構好きvvv
満足度★★★
クスっと笑っちゃう
爆笑!ではないけれど、ずっとニコニコと笑いながら観る事ができた芝居でした。
最後はすっきり纏まっていて、まさに『世界の終末を明るさとばかばかしさで彩る世界再構築コメディ!』でした。
満足度★★★★
完成度の高まりを感じたけど
昨今、お笑い系の芝居は典型的なドタバタや、くだらない下ネタものが多いのだが、このカリバカの芝居は中途半端な間を感じさせない笑いの連続で、あっと言う間の2時間でした。2年程前、同劇団の芝居は、笑いの質が粗削りだったが、今回は良くネタが織り込まれた作品で、笑いも多くまた質も高く個人的には満足いくものだった。佑里沢満人氏の脚本も数をこなしてきただけあって、笑いのポイント押さえたネタ仕込みでした。また、ストーリーもバカバカしい中、上手く繋がっていたし、セットを上手く使いながら男女役者が入り乱れて展開する笑いは大変好感が持てました。*今回他の人達のコメントは、余り芳しくない様ですが、この2年で80以上のお笑い系の芝居を観てきた小員としては、上位10位以内(まだ上には上がいるけれど)に入ると思いました・・・ 次作に更なる期待大です。 テッド・K
満足度★★★
くだらなさに若干クスっと。
チラシの空気感にひかれて観劇。チラシを持って行くと安くなったり、初日のみだったけど受付でスタッフとチラシを使ったゲームをして勝つと、チケット代が無料になったり、さらにはオリジナルのガチャガチャが置いてあったり・・・なんか楽しそう。チケットも可愛いし、座席にはチラシと一緒にチラシのデザインを使ったお手製シールまで置いてあったりと、期待感高まる。
実際始まると、クスっと笑える部分も確かにありましたが、全体を通すと意外とチグハグしていた。思うにストーリーありきではなく、細かいアイデアが先に立って、それらを寄せ集めたという印象が強かったからかな。
どちらかというと、演じている方が楽しそうな舞台でした。
満足度★
チラシかわいいのに
チラシのアイデアなど、観る前はとても好印象だった分残念。エンターテイメント的になる要素はあるのに、見事にずれてました。あの狭い劇場で、あの芝居を観せつけられるのは辛かったです。何が言いたいのかさっぱりわかりません。役者さんも何も考えていない印象。台詞を覚えただけ?観ていて恥ずかしくなりました・・・
満足度★★
チラシ負け
自分にとって心底どうでもいい演劇だった。正直言うと学生演劇にしか見えない。あるいは若手お笑い芸人のコントか。
思いついたネタをそのままに書いてしまったかのような小ネタやストーリー、笑わせる段階にまで達していない直接的な演技、無闇な暗転や一同棒立ちの演出。
要所要所の謎の超展開には悪くないくだらなさを感じたものの、それを笑いにつなげていこうとしている風にはどうにもみえない。
後半テンポが若干よくなったことと、観ていて面白いなと思える演技をしていた人が2人いたのが救いだったが、それだけで2時間はあまりにも辛かった。
満足度★★★★★
笑わせながらも...
要所要所でくっだらね〜ものを持ち出して笑いを取るものの、人間のコミュニケーションや愛を育むために必要なものとは何か、ラブ&ピースを実現するためにはどうすればいいか、ということに関するヒントが満載のポジティヴ精神に溢れた快作!