満足度★★★★
完成度の高まりを感じたけど
昨今、お笑い系の芝居は典型的なドタバタや、くだらない下ネタものが多いのだが、このカリバカの芝居は中途半端な間を感じさせない笑いの連続で、あっと言う間の2時間でした。2年程前、同劇団の芝居は、笑いの質が粗削りだったが、今回は良くネタが織り込まれた作品で、笑いも多くまた質も高く個人的には満足いくものだった。佑里沢満人氏の脚本も数をこなしてきただけあって、笑いのポイント押さえたネタ仕込みでした。また、ストーリーもバカバカしい中、上手く繋がっていたし、セットを上手く使いながら男女役者が入り乱れて展開する笑いは大変好感が持てました。*今回他の人達のコメントは、余り芳しくない様ですが、この2年で80以上のお笑い系の芝居を観てきた小員としては、上位10位以内(まだ上には上がいるけれど)に入ると思いました・・・ 次作に更なる期待大です。 テッド・K