嘘ぎらい 公演情報 嘘ぎらい」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-8件 / 8件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    星チームを観劇しました。
    謎めいた独特の雰囲気があり、どんどん惹き込まれました。
    役者さん達は、それぞれのキャラクターを好演していて、とても良かったです。
    ただ、世代毎の理の外見が全く違うので、同一人物として違和感がありました。
    切なさが残るストーリーで、涙腺が緩みましたが、前向きなラストが良かったです。
    とても面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、珠玉作。
    嘘が嫌いな主人公・理を 一役3人が違う世代で紡ぐ心象劇。オムニバスを長編に書き直しているため、多少違和感はあるが、それでも一人の男の心の彷徨を上手く繋いでいる。物語に頻繁に出てくる宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」の一節を朗読し、物語の雰囲気というか世界観を抒情豊かにしている。主人公の心の旅は小説そのものであり、生と死を見つめるもの。

    チラシにも書かれている「私はここであなたを見てる。俺は君を忘れてる。という嘘のお話」が、始まりであり結末でもある。その観せ方が、冒頭と終わりを回帰させる展開、つまり旅の始まりであり終わり。夢(心)の中で悩み苦しんだ末、(現実の)生を謳歌する決意が出来た といった後味の良さにしている。
    (上演時間1時間10分)【星チーム】

    ネタバレBOX

    舞台セットは、大きさが異なる 通り抜けできるアーチ型支柱のような後景。ほぼ中央にテーブルと椅子、上手と下手に同じような小衝立が縦 横に向きを変えて置かれている。テーブルの上にあるランタン風の照明器が橙色の光を放つ。全体的にスタイリッシュといった印象だ。

    物語は、理の部屋に元恋人・守宮鈴(池澤汐音サン)と理の妹・末廣明音(高宗歩未サン)が心配して訪ねてくるところから始まる。
     暗転後、理が十代か二十代の頃、鈴に告白し付き合いだすことになる。デートの初々しさが微笑ましく、人の優しさが全面に出ている。観ているこちらの方が恥ずかしくなる。しかし、何時しか鈴からの連絡が滞り、突然(引っ越しで)会えなくなる。

     理が三十代の頃、3年間同棲した有賀紘子(堀有里サン)と別れる。将来の約束を果たせるか否か、責任を負いたくないと言う彼の言葉。紘子がしたいとおりにすれば、という一見優しい態度だが、真に彼女と向き合おうとしない。傷つくのが怖く本心を表せない。
     紘子と別れた後の数年後、外で星空を眺めている理に見知らぬ女が話しかけてくる。今日プロポーズされて嬉しい、が ビールを飲んで少し酔っている。見ず知らずの人だからと言い、自分の妹の身の上を話し出す。その話を聞き愕然とする理は…。彼女の名は守宮渚(木下彩サン)、鈴の姉であった。自分だけが幸せになっていいのか、そんな葛藤を抱えているかのような語り方である。同時に見知らぬ人と言う台詞があったが、実は素性を知った上で話したのではないか。理にも幸せになってほしい…そんな思いで接触したのではなかろうか。嘘ぎらいに、優しい嘘をついたと思いたい。

    会話の途中で 理は何度も「うるさい!」と怒鳴る。傷つきたくなく、干渉もされたくない。また 鈴はいなくなる直前、「大丈夫」と理に言う。しかし、その言葉は嘘で強がりであった。嘘なんか言わなければよかった。後悔は人生につきもので、それを乗り越える勇気が必要だと。
    「銀河鉄道の夜」ではジョヴァンニが友人 カムパネルラと旅をするが、その辿り着いたところは別々の場所。ジョヴァンニは現実の世界に戻り、カムパネルラは消え去ってしまう。この2人に準えた 理と鈴の物語は美しくも悲しい。
    印象的なのが、何かと面倒を見てくれる妹・明音も含め、理が対話する時はピアノがずっと奏でられる。その優しい音色に癒される。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/10/07 (金) 19:00

     『嘘ぎらい』という劇のあらすじは、私はここであなたを見てる。俺は君を忘れてる。
    という嘘のお話。というとても抽象的だったので、実際の舞台はどんなものかと思って、観に行ったら、考えていた以上に独特な作品世界に没入した。

     主人公の末廣理の少年時代の自分、青年時代の自分、中年で現在の自分がそれぞれ登場して、その時々の彼女と会話したり、独白したかと思うと、それぞれの時代の自分が、同時に話し始め、斬新で詩的な音楽が掛かり、それぞれの時代の彼女や妹が言葉に覆い被せるように話し始めたりするところが、現代パフォーマンス的でもあって衝撃を受け、引き込まれた。

     アフタートークでのテーマが面白く、いろいろ深堀できていて、興味深く聞けた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    そういう巡り合わせもあるのかも知れない・・・

    ネタバレBOX

    公園で偶然出会った理に妹鈴の話をする渚・・・昔二人の告白シーンを見ていたのだから、外見がちょっとくらい変わっていても理だと気づいて鈴の話をしてくれたものとばかり思って見ていたら「知らない人だからこんな話ができた」という展開でした。
    まあ、真実が知れて良かったとは思いますが。
    理の「嘘ぎらい」は彼の元々の真面目すぎたり、自信がなかったりという性格のせいだと思いますが、鈴がついた嘘がどこかで影響していたのかも知れません。その嘘のせいで何年もの時間を無駄にしてしまった。せっかくできた恋人とも別れることになるし、気の毒でなりませんでした。「私はここであなたを見てる」というのが呪縛にしか思えません。
    時間の経過が分からないので、服部さんの実年齢を基準にしてしまうと明音さんも渚さんも結婚遅くないですかとか余計な心配をしてしまいました。
    同じ人物の違う世代を演じた3名の役者さんがちょっと説得力に欠ける気がしてしまいましたが(そこは想像力で・・・と言われてしまいそうですが)、星チームではどうなんだろうと思いました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    星チーム観劇
    主に展開される三つのストーリー、もう少し繋がりがみえたらよかったですが面白かったです!

    ネタバレBOX

    最初のシーンで二人の関係性が、すぐにわかってしまいましたが、それはそれで楽しめました。
    嘘がテーマだと思いますが、途中のエピソードで、少し弱まってしまったように思いました
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     月組を拝見。作劇は脚本、演出、演技、効果何れもグー。観客に的確に表現内容を伝えることに成功している。その主張の要に大きな効果を放っているのが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」である。作品は一度発表されてしまえば作者の手を離れる、という捉え方が自分の捉え方なので如何様に解釈するも解釈する者の自由だが、今作中の用い方と賢治解釈は,小生とは殆ど真逆であった。それは、我々が若い頃と現在の若者との同時代認識が全く異なることを示唆しているように思われる。(追記後送、華4つ☆)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    感想遅くなりました。世代毎に違う俳優さんが演じ、主人公の時々の心の動きを分かりやすく見せてくれたと思います。ラスト、そうかなあと思いましたが、少し可愛そうでしたね。役者の皆さんの演技もよかったと思います。面白かったです。

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