蓼喰ふ虫 公演情報 「 蓼喰ふ虫」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 3.8
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    アマヤドリの榊菜津美さんプロデュース、競泳水着の水野さん演出作。榊さんと秋本雄基さんのリアル夫婦物?もっと攻められたような気がしてちょっと残念でした。それが意図だとすれば、少し合わなかったかな。

  • 実演鑑賞

    100年前の話ですが、現代でもあまり変わらくみえて、男女のありかたはいつの時代も不偏なのかな!?と思いました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/09/23 (金) 13:00

    中心となる夫婦の設定が昨今の22時台または深夜枠のドラマにあるようなもので、原作小説が90年以上前ということにオドロキ。
    当時としてはセンセーショナルだったのか実は当時から「ありがちなこと」だったのか?
    そんな内容を「いかにもその頃」な台詞回し、衣裳・メイク、洋室がある日本家屋な印象の装置内で演じられるので、しばしば脳内にモノクロの映像がオーバーラップする。この「錯覚」が独特で面白かった。
    なお、観た後にWikipediaのあらすじと青空文庫での原作拾い読みからかなり忠実に舞台化したと知ってもう一度ビックリ。
    TOKYO PLAYERS COLLECTION の新境地と言えよう。この「夫婦の営み」シリーズ、こんな風に古風な作品のみを取り上げてゆくのか古今東西不問で「夫婦もの」を取り上げてゆくのか。今後にも期待。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いや~レトロな昼メロ、実にいいですね。そこはかとなく、高尚なところもいい。まったりと楽しめました。

  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

    ネタバレBOX

    雨の音が良かったです。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    100年前の夫婦の話ではありますが、言葉使い以外は現代に置き換えてもあまり違和感はないですね。勿論その頃は知らないですが、全体的に漂う雰囲気がノスタルジックな気分になりました。どこか距離感がある夫婦の姿は実に自然で、流石に本当の夫婦の役者さんと思わされました。全体的にゆっくりと時間が流れるような感覚で、細かな心情の揺らぎを感じる物語でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    原作は知らないけど、100年前の夫婦の話。良い時間が過ごせました。ありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/09/23 (金) 18:00

    谷崎潤一郎の有名な小説を舞台化。丁寧な作劇で面白い。105分。
     仲の冷えきった夫婦が子どものために離婚するかしないかで悩む…、というような物語を、緻密な描写で描いた小説だが、それをしっかり舞台化した。100年ほど前の小説なので、現代に置き換えるかとも思ったのだが、時代はそのままで、しかも現代に通じる解釈で描写したように思う。谷崎の転換点となる小説で事実に基いた小説のようだが、こういうことってありそう、と思わせてくれる。時代をそのままにしたことで、今では使わないセリフ回しがあって、そこでは若干違和感を覚えるのだが、演出かもしれない。現実の夫婦である秋本と榊が夫婦役を演じているそうだ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    自然な演技に引き込まれた
    優柔不断な夫婦を中心に周りの人間関係を丁寧に描いていた
    話に波はなく少し長いなとも思ったが、終始ALWAYS 三丁目の夕日(内容は全く違う)をみた時のようなその時代を知らなくても懐かしめる雰囲気を持った舞台だった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    原作(小説) 谷崎潤一郎の「蓼食う虫」の舞台化、他で舞台化されたか知らないが、何て濃密(蜜)で味わい深い物語であろうか。舞台美術が物語の核心を突くようで、対外的には夫婦という体裁を取り繕うが、内実は隙間風が吹くといった情景を見事に表出している。

    「現代の夫婦が演じる、約100年前の夫婦の話」であるが、現代でも色褪せることなく、いや時代が変わっても人の心に忍び寄る「浮気」という「病気?」に翻弄される夫婦は多分、いや間違いなくいるだろう。
    説明にもあるが、既に夫婦関係は破綻しており離婚を念頭に置いているが、小学生の子供のことを考えると、決断できず先延ばしにしている。100年前には無かったであろう言葉「仮面夫婦」、それを当時(昭和初期)の雰囲気を醸し出し抒情豊かに描いた珠玉作。
    (上演時間1時間40分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は 柱と梁で外観を作り、その内にソファや丸テーブル、椅子が置かれている。奥は摺りガラスのような引き戸、上手は木目の美しい戸、下手には小箪笥がある。観るからに形だけの夫婦のような 隙間だらけの家(光景)、離婚の鍵を握る子供は途中からしか登場しない。「子は鎹(かすがい)」というが、この家には鎹も見あたらない。

    好きで結婚した女なのに、なぜ妻になると、欲情しなくなるのか。セックスレスが原因で不和に陥った斯波夫婦。夫・要(秋本雄基サン)は勝手気儘に娼婦・ルイズと情交し、妻・美佐子(榊菜津美サン)は夫公認の男・阿曽と逢瀬の日々を送る。関係はもはや破綻しているのに、子供・弘のことを考えると離婚に踏み切れない優柔不断さ。 夫婦から相談を持ちかけられた要の従兄・高夏の尤もらしい説明にも…。

    ぐずぐずと煮え切らない態度、何となく自然発展的に夫婦関係が解消できないかを探っている様子。なんと虫の良い思いであろうか。
    また美佐子と阿曽の結婚話…阿曽が添い遂げる約束はしない。将来の気持を拘束する、不変ではない心に約束など出来ないという説明。都合が良いというか こちらも虫の良い話に聞こえた。夫婦の思いや在り様は、当事者でなければ解らない、まさしく「蓼喰う虫」も好き好きなのだろう。

    舞台は昭和初期を思わせるような雰囲気が漂うが、それはスピード感ある現代とは違う時間がゆったりと流れているような感覚。劇中で美佐子の父に同伴し文楽など観劇する場面、サラッと当時の粋な遊びー風俗といった情景を描く。その父や愛人・お久の和装姿、美佐子やお久の髪型が時代という風情を漂わす。

    ラスト、布団の上に座り、行燈に灯された要とお久の顔 見詰め合う様はゾクゾクとするような艶めかしさ。新たな男女関係に発展しそうな予感が…。雨音・強風の音響、葉影・妖しく揺れる照明といった舞台技術も見事な効果を発揮する。
    現代の実際の夫婦である、秋本雄基さんと榊菜津美さんの瑞々しい共演に観(魅)入らされた。
    次回公演も楽しみにしております。

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