満足度★★★★★
黒の章
短編集ということで、白の章、黒の章、どちらを見るか迷いました・・・。
スケジュール的に両方見れないので4本の黒の章を観劇いたしました。
相変わらずの個性的&ダークな舞台でしたが、日常では体験できない危機感、人間味、葛藤が感じられる良い作品でした。
次回も楽しみにしています。
満足度★★★★
あの絵は・・・
白の章も見させていただきました。
『H+』はゲスト演出の大輪茂男さんが演出された作品ということでいつもの海賊ハイジャックと違った雰囲気の作品が見れ大満足でした。
黒白チケットで5作品(シュルレアリスム宣言もあわせれば7作品)も見れお得な気がしました^^
満足度★★★★★
失敗した!
失敗しました。
実に悔やまれる・・・なぜ私は前列に座らなかったのか!
スミマセン、取り乱しました^^;
黒の章を観劇させていただきました。
海賊ハイジャックは本当に好みの分かれる作風をされていると思います。
しかし私はあの激情を見に行かずにはいられません。
次回作もまた足を運ばせていただきます。
満足度★★★★★
ザ・プレミアム
「白の章」を観た。短編とは言いがたい濃厚かつ芳醇な物語だった。とっても素晴らしいと思う。ともすれば、1時間公演として1本で立ち上げてもなんら問題ない舞台を2本も観られるのだから、お得感、満載なのだ。
それにしてもちっさい身体で主役をハル川添美和の体力たるエネルギーはいったい何処から?こちらは集中して観てるだけでへとへとだった。笑
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
白と黒両方見ました
「宣言」の読み方スリリングで面白い!
本編のほうは重いテーマ&ストーリーで見応えがありました。
こういうメッセージを分かり易い形にして伝えることの出来るのって、政治家でも学者でも評論家でもなく芸術家だよねと実感。
ひとつだけ気になったのが、男性陣の衣装のシワ。
満足度★★★★★
「黒」の章を拝見しました
とにかく強烈な印象を与える作品で、好みは分かれると思います。ヨーロッパの映画に出てきそうで、私も映画なら観にいかないジャンルだと思うが、この劇団の作品は個性的で好きです。思想史や犯罪史が一緒になったような独特の雰囲気。大人向けのこういう小劇場芝居があることを多くの人に知ってもらいたいと思います。
満足度★★
シュルレアリスム?
白の章を鑑賞しました。
『シュルレアリスム宣言』
大人数によるリーディングでゲーム的要素を盛り込んでいましたが、いまいち高揚感に結び付かず、ただ大声になっているだけに感じられ残念でした。
『H+(トランスヒューマニズム)』
画家のエゴン・シーレを実在の人物とは少し異なる人物として描いていました。活人画、赤と黒の美術など耽美的な雰囲気の作品でした。絶えずBGMが流れていて(しかもアディエマス等かなりドラマティックな曲調)、役者の演技を殺してしまっているように感じました。
『ニヒリズムの肖像』
前2作に較べて格段に充実した内容で、とても良かったです。惰性で生活する貴族と正義を貫く平民の対比が鮮やかに描かれていました。前に出るタイプの役者が多い中、ベラ役を演じた伊達由佳里さんが抑えた演技ながら強い存在感を見せ、引き込まれました。
全体を通して観ると、夢や無意識、オートマティスムといったシュルレアリスム的要素が感じられず、寧ろタイトルや台詞に出てくるニヒリズムやヒューマニズム、超人といった言葉に象徴される、ニーチェ的な美学を感じさせる作品でした。
舞台袖から段取りのヒソヒソ声や、小物を動かすノイズが聞こえて来たり、貴族役の人たちの衣装から糸が飛び出ていたりと、細かい部分の詰めが甘く感じました。
黒の章も観に行くつもりなので、白の章との対比や、ロベスピエールとサン・ジュストの現れかたを楽しみにしています。
満足度★★★★★
「黒の章」男性には前席がお勧め
まず海賊ハイジャックの初のオムニバスということなので、こちらも相当に気合を入れて「アンドレ・ブルトン」の人となりを熟読し、代表作である「ナジャ」も読んだ。で、あくまでもワタクシの想像ですが、海賊ハイジャックのベースは「アンドレ・ブルトン」と「フロイド」なのだな・・、と感じた次第だ。
毎回の公演に夢や狂気に焦点を当てた海賊ハイジャックはまさにブルトンで、当然のようにフロイドにも接近していく。
同時に自由な精神を希求したブルトンを描写する海賊ハイジャックは一般の観客から観ると偏狭さが前面に押し出されてしまうため、理屈抜きで好き嫌いが割れる舞台なのかもしれない。そう、観客の好みも白黒はっきり分かれてしまうように・・。
以下はネタばれBOXにて。。
「黒」を観たのですが、
オムニバスということもあって、どの話も懇切丁寧に説明しながら話が進む感じではないし、「訳わかんねえ」と切り捨ててしまえる場面があるのも確か。でも反面、理屈の順路を歩いていくのではなく、闇の中を手探りで進むような面白さがあるのも事実。その独特の空気感みたいなものがいい。そもそも世紀の奇人・狂人を描こうというのだから常人には理解できない世界が展開されて当然だともいえるし。しかし、「シュルリアリスム宣言」のシュールさ(?)には笑いました。あれ、「白」のとは違うのですかねえ?