気付かない奴は最強 公演情報 気付かない奴は最強」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 27件中
  • 満足度★★★★★

    じわじわと効いてくる
    隅々まで舞台装置にこだわりながら、光と闇を操って、シーンが脳裏に焼き付くほど印象的。リアリティのある会話が、不自然さのかけらもない役者陣たちによって繰り広げられ、観終わったあとも心地よいしびれが残った。みなさん素晴らしかったですが、個人的には須貝さんが良かった!

  • 満足度★★★★★

    あっという間
    もう、2時間があっという間に過ぎ去りました。ビックリです。
    非現実的な話や展開があるわけでなく、日常ありそうなお話ですが、話というか台詞が生きてるし、また役者陣がさらに生きてる台詞を吐き、演じる役に感情というか、嫌な奴は嫌な奴だなと感じる事を抱かされ、人間の感情を感じられる舞台でした。
    面白かったですし、非常に素晴らしかった。時間があれば是非もう一度観たい作品です。

  • 満足度★★★★★

    名人芸の輝き!
    箱庭の安定感には定評がある。初日から完成度が高い。箱庭の芝居には腹を抱えて笑うシーンも無ければ、アクションも大どんでん返しもない。それでいてここまで胸に迫ってくるのは何故だろう。
    いい素材を名人が丹精こめて仕上げたというそんな作品だ。

    ネタバレBOX

    今回、開場と同時に会場入りすることをお薦めする。楽しめるぞ。
  • 満足度★★★★★

    感服しましたわ
    隙のないかんじ、2時間飽きることがない。細かい動きも必死でみましたわ。それにしても原田さんの使い方が贅沢

  • 満足度★★★★★

    気付かなくて良かったのに
    シニカルビターな好みの芝居だった。
    中盤以降は身を乗り出さんばかりに引き込まれた。
    前作の華やかさに比べると地味ではあるんだが、何だろうこの吸引力は。
    劇団員3人をはじめ役者も皆いいなぁ。
    原田優理子の贅沢な使い方よ。
    津留崎夏子の微笑みよ。
    古川氏の前説は今回で最後。残念。
    気付かなくて良かったのに…。
    ご来場はお早めに!

    ネタバレBOX

    ところで、須貝英はなぜ坊主だったんだ?
  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    気付かないほうが幸せな事やあえて気付きたくない事や気付けよ!って事・・・。
    観終わってからじわじわくる感じ。
    役者さんたちの会話も音楽も照明も舞台も好みでした。
    役者さんみなさん素敵でしたが、特に女優さんさたちが素敵!!
    古川さんの前説は嫌いじゃない。ってかまたやればいいのに。。。

    ネタバレBOX

    「気付いてしまったら戻れない」→グッときました。

    2回観たのですが、1回目は最前列、2回目は後方の中央あたり。
    最後「ヨネ」が窓の外に出るところ、最前列では窓の外に出た後が見えましたが、後方では窓の外に出てからは見えませんでした。。。

    自分だけ見えなかったのかしら???
    ちょっと気になっています。
  • 満足度★★★★

    10周年、おめでとうございます
    箱庭さんの作品は、毎回会話の内容に
    ハッとさせられます。

    論争シーンはディベート大会を見ているような
    面白みが有りますね。

    今回も中々、痛々しい刺激的な会話が飛び交ってました。

    ネタバレBOX

    前説
    古川様。ホントお疲れ様です。
    そして、一人喋り。
    内容どうこうより、30分喋り続けるという達者さに拍手です。

    オープニング。
    最初音響のトラブルかと思ってしまいましたが・・・
    何だか10周年という拘りと愛を感じたように思います。


    いつもより、まったり進んでいた印象が少し残念でした。
    あと、横広な駅前劇場だったので、
    同時進行で行われるシーンで、細かい表情とかを見逃して
    しまいそうになるのが、見ていて少し疲れてしまいました。


  • 満足度★★★★

    熱い
    開演前の30分で、劇団代表の古川さんの10年を振り返る熱い前説があります。
    ある団体を運営する個々の事情、思惑を演出する芝居は新鮮でした。
    タイトルの「気付かない奴は最強」とはどう最強なのか、終演ごしばし考え込みました。

  • 満足度★★★★

    素晴らしい。
    なんかもう、毎回納得。

  • 満足度★★★★

    みた
    ザンヨウコさんが最強だと思った。

  • 満足度★★★★

    素晴らしかったです
    10年戦士の力を感じる完成度の高い脚本と硬軟メリハリの効いた演技で楽しませてもらいました。セットの事務所の雰囲気が切なさを醸し出していて良かったです。

  • 満足度★★★★

    大義の崩壊
    組織も時間が経ち、人も変われば
    大義や理念が失われ、崩壊を始める。

    彼らがその後どうなったか気になりますね。

  • 満足度★★★★

    観てよかったです
    もっと早く観に行けばよかった。。
    10周年にして初見。。危婦人ザンノさんが出ているので行ってみました。
    若干ラスト長めに感じましたが、だいぶ満足しました。

    ラストの気づいてたってのは何のことは気づかなかったです。。
    それでも、まいっかおもしろかったし。と思えるお芝居でした。。
    また観に行きたいと思います!

    ネタバレBOX

    いま大変旬な話題のおはなしだったので、なるほど~と思ってみておりました。結局小村崎さんはどうしたかったんだろう?!東さんが殺したのも動機がわからなかったです。

    KYな人同士がくっついてしまったのは面白かったです。
    ラストの「あっ」てヨネは死んじゃったんですかね…気に入ってたのに。。
  • 満足度★★★★

    緊迫感のある進行で、
    どこにでもいるチンケな男たちを巡る出来事や事件がシニカルに展開されました。

    ネタバレBOX

    30分間劇団の歴史を説明していた役者さんは、始まってすぐ女性に振られて自殺して退場とシュールな出だしでした。

    場所は出会いの場を企画するサークルの事務所。緊迫感のある進行なのですが、幹事の一人でルールに厳しいようで会員と肉体関係を持つ男がいたり、別の幹事でモテないと言っては会員を襲う堀之内という男がいたり、気が付けばチンケな男たちでしかないことが分かります。

    コンサルタントを装った男がしでかした事件も、凄い経済事件かと思いきや何ともチンケな名簿泥棒に過ぎず、その男に手を貸し、堀之内臭いと言われて捨てられて、消臭スプレーを体中に振りまく女性も憐れなガス人間第1号でした。

    今どき名簿を鍵のかからない戸棚にしまっていたり、パソコンのパスワードも使っていないような、そんな管理体制が悪いんだし、自業自得だし、元々パッとしない男たちだから、被害額が大きくても開き直りの精神で頑張っていきましょうって、それしかないということでした。
  • 満足度★★★★

    観てきた
    初日でした。でも満席で、芝居も楽しめた。

  • 満足度★★★★

    疲れました
    社会人イベントサークルの内情劇。笑いをまじえて淡々と進行するけど密度の高いシリアスな芝居には満足しましたが、疲れました。でもまた観たいです。

  • 満足度★★★★

    気合が入っていました
    力のある劇団ですね。スパイスも程よく利いていました。

  • 満足度★★★★

    「引き込まれ感」
    ナンだろ、この「引き込まれ感」。
    特色であるリアルな会話に聴きいっているうちにいつの間にやらどっぷり入り込んでいる、みたいな。
    舞台となる事務所を斜めに置いて1つの角を客席に向けた装置のチカラもあるか?

    ネタバレBOX

    また、冒頭と対になった終わり方も上手い。
  • 満足度★★★★

    臭いが見える
    個々のキャラクターの匂いが
    観る側の肌に沁み込むように
    やってくる。

    作り手によって作りこまれた個性から
    さらに醸し出される世界の質感に
    ぞくぞくしました。

    ネタバレBOX

    物語自体はそんなに複雑なものではありません。

    キャラクター自体も
    奇をてらった設定をしているわけではない。
    役者たちのお芝居も
    そんなにバイアスが掛かった感じがしないのに
    一人ずつの匂いが
    観る側にまで沁み込んでくるような感触がありました。

    それは、キャラクターの表層をスルーして
    滲みだしてくるもの。
    台詞の端々から組み上がっていくニュアンスを
    役者たちがぶれずにまっすぐ積み重ねていくなかで
    じわりと観る側に流れだしてくるのです。

    しかも、その質感が一様ではない。
    粘土や色のつき方にしなやかな強弱があって
    観る側がひとつの感触として括れないようなところがあって。
    それらの重なりが
    匂いをひとつに塗りこめるのではなく
    互いを補色にするように
    それぞれを浮かび上がらせていきます。

    うまく言えないのですが
    キャラクターたちが抱える感覚が
    個性という範囲に収まらず
    人に括りつけられた「業」のようなところまで
    描きこまれていて。
    重ねられても交わらないそれぞれの人間のコアの部分が
    役者たちの奥行きを持った演技に支えられて
    観る側にしなやかに押し込まれてくる。

    そこから
    物語に描かれたルーズで
    きっちりと枠をはめることができないその組織に
    高い解像度を伴った空気の実存感が生まれる。
    個々の描き方の秀逸からさらに踏み込んで
    その組織のもつ建前と現実、
    さらには集団としての匂いが
    粒子レベルでくっきりと表れてくるのです。

    心地よいというのとは違うけれど
    観ていて引き込まれる。
    理屈を超えて、
    その世界に目を惹かれてしまう・・・。

    劇団旗揚げから10周年という
    作り手の底力をあらためて感じ
    その円熟に心を奪われたことでした。

    ☆☆★★★◎△△◎
  • 満足度★★★★

    みた
    皮肉っぽさもあるけど、冷笑しているようには見えなかったからいいのかもしれない。
    落語は人間の業の肯定だと言った人がいるけれど、落語を演劇に置き換えてもいいんじゃないの?と思うのはこういう芝居を見たあと。

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