ロング・ミニッツ-The loop of 7 minutes- 公演情報 ロング・ミニッツ-The loop of 7 minutes-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    これは良作
    観劇から時間の経った感想ですみません。

    ぼくは初見でしたが、これは楽しい作品ですねー
    ショートにぴったり。つか長丁場だったら演者さん死んじゃうw

    酒巻さん、乙黒さんの熱の入った演技は頭から離れません。
    恵比寿バー初めてでしたが、ちょっと楽しいですね。

  • 満足度★★★★

    飽きずに観れるループ
    ひょんなことからある7分間を繰り返すことになり、抜け出そうとする物語。

    7分間の繰り返しを、どう飽きさずに見せてくれるか楽しみにしてましたが、繰り返し部分は少しずつ変えたり、バーに来てた客を巻き込んで、前の7分間とは大きく変えたりして、飽きずに楽しめました。

    ただ、ループに巻き込まれた原因と、脱出した答えは少し曖昧だったように感じました。
    また、抜け出した後の描写の解釈も、お客さんに任せる部分の方が多かったかも。

    記憶を持ったまま無限ループに巻き込まれる役(厳密に言えば、出演者全員ループしてるんですけどねww)の桐野を演じた、酒巻さんのループにより、いろいろな変化する演技もよかったですが、バーの客役・結城を演じた今城文恵さんが、まさかあんな役だとは。
    前半の口説かれる役柄もよかったですが、後半部分の役はさらに似合ってたような(笑)

  • 満足度★★★★

    今城さんがとてもいい
    表情とかいいですねぇ

  • 満足度★★★★

    ストーリーの面白さと役者の魅力を堪能!
     昨年、同じく恵比寿駅前バーで上演して好評を得た名作を、今度は池田プロデューサー自らが演出をして、ひと味違う舞台に仕上げてみせてくれた。

     前作がシリアスなSFミステリーだったのに対し、今回はエンターテイメント的味付けのされたミステリー。同じシーンの繰り返しというこの劇の面白さであり難しさであるところを、個性豊かな役者を揃えて、わかりやすく楽しめる作品に仕上げた。場面転換の音楽の使い方など絶妙。

     役者では酒巻誉洋が難しい桐野役を自分のものにしていた。編集者役の乙黒史誠は汗をしたたらせての熱演。桐野に対する友情と期待が見事に表現され、愛すべき友人役を好演していた。バーの客役の今城文恵は私の好きな女優だ。不思議な色気と、独特なな影を持っている。今回の役ははまり役。ただし、出ずっぱりでありながら活躍するのはラスト近くになってから。もっとたっぷりと活躍を見たかった。

    ネタバレBOX

     同じシーンの繰り返しの中で、少しずつ変化し、その少しずつの変化の中で最初は妻と友人の浮気疑惑からスタートし、いつしか山手線連続殺人事件に焦点が移り、そしてその犯人を突き止めるところまで持っていく作者の筆力をあらためて感心。昨年のルデコでのDart'sの公演とあわせて、ミステリー作家桐野範容シリーズといったところ。第三弾が期待される。
  • 満足度★★★★

    ルールが見えて、はまってしまった。
    2回目はちょっととまどったけれど、
    3回目のルーティンあたりから
    舞台上のルールが理解できて・・・。

    そこからは、
    がっつりとはまり込んでしまいました。


    ネタバレBOX

    昨年末に上演されたプレイルームを観ているので
    主人公のバックボーンはすぐに理解できて・・・。
    でも、冒頭のシーンをほげっと観た後、
    次にやってくるシーンについては
    何が起こっているのかその意図がいまいち理解できなかった・・。

    しかし、3度目あたりで芝居のタイトルを思い出し
    舞台のルールが理解できるようになって
    4度目あたりの7分間あたりから一気に面白くなりました。

    ルーティンを重ねるごとに主人公のテンパっていく感じが
    どんどん見る側を引きずっていく。
    周りが多少の変化をしても、それはワンショットのことで
    その閉塞から抜けられない主人公のみが疲弊していくという
    前半だけでも結構笑える。

    しかし、本当に面白いのはそのあと、
    主人公がその時間の結末にいたる
    いくつもの分岐点に気がつきはじめてから。
    主人公がまるでパズルを解くように
    苛立ちとともに試行錯誤をしていく姿が
    観る側の感覚に共振して
    ある種の疾走感とグルーブ感をかもし出し。

    最終的に何度そのループが繰り返されたのかは
    よく覚えていないのですが、
    その世界の外側が明確になったとき
    観る側には疲労感がしっかりと重なった
    突き抜け感がやってきて・・・。

    振り返ってみると
    ひとつずつのシーンの作りこみに加えて
    シーン間のコンテンツのずらしが、
    とても丁寧に為されていると思うのです。
    それぞれの役者がきちんと
    場に応じたキャラクターの匂いをかもし出しているのも
    すごくよい。
    観る側を巻き込むパワーと、見せ方のセンスが
    狭い空間に充満して、しっかりと機能して・・・。
                                                    広瀬×池田ワールドに、がっつりと取り込まれてしまいました
  • 満足度★★★

    初演と比べて一長一短
    カウンター席だけで展開されたDART’Sによる初演とは異なり、中心となる3人を『ゆらぎり』で使った奥のエリアに配置したことで観やすくなった一方、初演の「覗き見」的な感覚が好きだった身にとっては臨場感が減と言おうか「普通の芝居」に近くなってしまったと言おうかなのがちょっとだけ残念。ま、一長一短といったところか。

  • 満足度★★★★

    どっちか?と聞かれればこちらかな?
    カフェ公演のBサイド。
    こちらはギミックたっぷりの構成で、ゲームをしているような、あるいはパズルをやっているような感覚で見れました。

    「ゆらぎり」とどちらかひとつ見るとしたらこちらをお勧めします。
    映画を見るような感覚で気軽に見れて、誰もが満足できる作品です。

    ネタバレBOX

    7分間をループして繰り返すうちに、その裏に様々な事実が浮かび上がってゆく。
    最初は事情を飲み込めなかった主人公も逆に馴染んでいって、繰り返しのはずなのにそれを逆手にとって色々と笑わせてくれます。
    役者さんもいいですねー。

    惜しいのは、席が詰め込みすぎで、エコノミー症候群のように身体が調子悪くなってしまったところ。
    もっとゆったり見れる会場を新しく探した方が良いと思います。
    ドリンクを置く場所もなくてグラスを手に持ったまま見ないといけない、ってのはどうかと思います。
    せっかくのバー公演なのに、リラックスして見れる状況ではないのがつらい。
  • 1月23日(土)S
    個人的にはもう少しスローテンポが好み。

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