満足度★★
インコのきもちわからない
出演者の元気の良さ、舞台いっぱいエキサイティングに動き回って、かき回す、わけのわからなさ。体育会系のノリというのかなあ。
私には、ピンーと伝わるものがなかった。何が、どうなっているのか、理解できず、終演になった。欲求不満のまま、家路についた。インコと、黒猫と、人間たちがどういう関係なのか、最後まで分からずじまい。
ダンスシーンに俳優たちのがんばりを感じた。結局、なにげない日常の気になることを切り取って見せようとしていたのだ。インコ好きにはたまらないのかもしれない。でも、私には、鳥にあんなに入れ込むこともないので、共感できないまま、舞台に対して、「なんだ」と突っ込むしかなかった。
満足度★★★★★
観る側に立てこまれていく・・・
さまざまな風景、記憶、会話。
記憶のあいまいさと確かさ。
時の流れに変わらないものと変容していくもの。
それらがまるで魔法のように観客の内側に立てこまれていく。
そこから醸成される感覚がとてもいとしく思える舞台でした。
PPDにも瞠目。
満足度★★★★★
2日後の“進化”
インコと猫すら仲良く繋がっちゃうんだから、おなじ人間同士だと世代の壁なんてありえないよねー 一瞬、やたらと一体感があって心地よくて。やっぱ、スゴイ!!!
3年余の“進化”
初演から3年ちょっとの月日を経て、単に舞台が王子小劇場からシアタートラムに変わっただけではなく、作品的にもスケールアップし、複層的に変化し進化していた印象。で、さらなる進化を期待して、もう1回観にいきます♪
リニューアル
初演の王子小劇場と今回のシアタートラムでは舞台の広さが違うので、内容的にもかなり変わるのではないかと思っていたのだが、プログラムに載っていた演出・振付の野上絹代の挨拶文を読むと、今回は完全リニューアルだという。
私自身はどうしても初演版との比較で見てしまうので、今回はそれほどヘンテコさを感じなかったが、これを初めて見る人はどんな感想を持つのだろうか。そっちのほうがむしろ気になる。