バベルノトウ 公演情報 バベルノトウ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
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  • 満足度★★★★

    良い思い出として
    これは面白い作品だった!
    これからの国道五十八号戦線は要注目と感じたのだが。
    そんな国道五十八号戦線がすぐに解散してしまうなんて、
    考えてもいなかった。
    良い思い出として記憶しておきたい。

  • 満足度★★

    ハマカワさん
    出番少ないっす。

  • 満足度★★★★

    2回観てしまった
    最初は話が行ったり来たりするので、話の関連性が掴み辛かった部分もあり、また空想のドラッグの話で幻覚が見える設定もあり、製薬会社の研究所?場面は幻覚の世界のお話なんだろうと思っていて見ていたら、製薬会社の研究所?世界の話は20年後の話だというのがわかり、繋がった時は、ほーそうきましたかと感心させられました。
    ほんとにあるように思わせる設定や、繋がりなどが上手いこと考えられていたので、面白い上に面白かったです。

    後、タイトル「バベルノトウ」の発音は完全に勘違いしてました(笑)
    (バビル2世の発音と思ってたww)

    2回目観て感じたこと
    シキミ(加賀美秀明)が「バベルノトウ」をやってる人達が作り出した幻であることが最初から分かっていたので、それを頭に入れながら見てると、「バベルノトウ」をやってない人達には見えないから、シキミと話してるのを怪訝な顔で見たり、どこ向いてるのと言ったり、シキミが話てるのに台詞をかぶしてきたりと、ちゃんと演じられてることが分かりました。

  • 満足度★★★★

    誰か
    今回も裏切られて、納得させられました。

    特殊な設定もテンポの良い会話で難なく理解でき
    意外な展開、裏切りに次ぐ裏切りにも納得させられてしまう 緻密な構成。

    前回から引き続き、勢いのあるセリフ・展開なのに
    登場人物のナイーブな内面がひしひしと伝わってきて
    惹きつけられました。

    繊細な若者を描く作品は多いけど、リアルに・・・それでも後味良く作り上げられるのは この劇団ならでは、と思います。

    存在しない誰かを夢にみるって、普通じゃないけど
    それほど常軌を逸したことなのかなって、考えさせられました。

    大満足です。

  • 満足度★★★★

    初見でした。
    かなり面白かったです。次も行きます。

  • 満足度★★★★

    「してヤられたァ!」な快感(笑)アリ
    その成分を吸引した者に都合の良い幻覚を見せるが副作用などは全くないという植物「バベルノトウ」をコッソリ栽培していることを先生に見とがめられた中学生(高校生?)たちのストーリーと、彼ら(+α)が薬品会社の研究員となっているストーリーが交互に演じられるというスタイル。
    この「研究員」のパートを2度目の「学校」パートで彼らが見ている共通の「トウの中(=幻想・夢)」と観客に錯覚させておき終盤で実は20年後の現実であると明かす手口が巧妙で、それが明かされた時には「してヤられたァ!」な快感(笑)アリ。
    また、推理ものの探偵よろしく盲点を指摘し、ネタを明かすのが実は存在しないシキミだというのもスゴい。
    カーテンコールにシキミが出てこないばかりでなく、客電が上がると彼の席にスポット(サスペンション?)が当たっているという凝りようはその場で気付いたけれど、探偵役の件については観終わってしばらく後に思い返している時に(やっと)気付いて愕然。(え、フツーはすぐ気付くものなの?(爆))
    また、誰でも責任を転嫁するための人物を欲している、なんてメッセージには身に覚えありまくりでドキリ。(笑)

  • 満足度★★★★

    その緻密な構成と作劇術に脱帽!!
    久々に凄い脚本だなと思える芝居を観ました。
    力技ではなく、スッと観ている側を納得させるストーリーテリング、
    物語の落とし方、チョイスされた科白のセンス・・・
    ガッツリ好みのツボにハマりました。
    そして、何より主人公の金丸慎太郎サンにヤラレました。
    今後、大注目したい劇団です。

  • なかなか
    うむむ・・。

  • 201001241930
    観劇

  • 満足度★★★

    おつかれさまです
    脚本の着眼点が好きです。ただ、ちょっと暗転が多すぎたかなあ。
    わざと同じやり方を繰り返してたんだろうけど、さすがに疲れた。転換が間に合わなくて脱いだ衣装が見えちゃってたのは残念。
    展開が気になって引き込まれたんだけど、オチはイマイチだった。

  • 迷宮へ。
    そもそも58は先がどうなるか分からない展開はお得意。ある意味、団体の特色を指した言葉。YouTubeに配信された映像を事前に見てアクセントが妙に印象に残りました。
    物語を追いながら先読みする楽しさ。本の流れが上手いので、気を許して流される。「演出で如何にリミックスするか」の流れにある昨今の小劇場シーンにおいて、物語でしっかり見せてくれるのはポイント。演劇を見慣れない人にも見易いので勧めやすいと思います。
    金丸さんの評判が良いみたいですね。贅沢な妥協策を観た時にはそこまで見抜けなかったものの、キャラ立てさせる芸人芝居のスタイルは確かに58に合っている。器用。ズルいとも思ったけど。個人的に気にして目で追ったのは岡安さんと橋本さんでした。

    ネタバレBOX

    シキミは最初からいなかったという事。最後にフキヤが名前を呼ぶから結局どちらか分からなくなった人もいるのかな。パンフレットの友寄さんのコメントをちゃんと読めば早くに分かるはずなのですが。とはいえ自分も白衣パートが未来と分かるまで「シキミは現実世界では死の淵に追いやられていて、それを気付かせない為に目覚める事なくトウの中に閉じ込められているんじゃ…」とか全く的外れな先読みをしたり(笑)。
    終演後にシキミのいた席にスポットライトが落ちているのは余韻があって良かった。
    そういえば明大和泉キャンパス地下とサンモールは空間的にちょっと似てるかも、とか。
  • 満足度★★★★

    3作連続で
    ハズレ無しなので、お気に入りの劇団になっています。

  • 満足度★★★★

    キャラ過剰とも思ったが
    展開は冗長な感じは否めないが、ラスト10分で腑に落ちた。

  • 1月23日(土)M
    ちと走りすぎ?

  • 満足度★★★★

    構成に唸った
    国道五十八号戦線はずっと見たいと思っていて、今回ようやく見れました。
    見終わって、期待以上のつくりの上手さに興奮しました!

    緻密な構成の戯曲をうまく作り上げてます。
    でも戯曲先行かというとそうでもなくて、登場人物も印象的です。

    これからは見れる限り見たいです。

    ネタバレBOX

    「バベルノトウ」と呼ばれる無害の幻覚作用を起こさせる葉っぱをめぐって、ある製薬会社の研究所と学校とが交互に描かれていきます。

    2つのシーンが交互に現れるけど共通して出てるキャストもいるし、でも「先生」だけは何も変わらずそのままで、色々な伏線がうまくちりばめられて、それが伏線のための伏線だけで終わってなくていいですね。

    構成も内容も非常に緻密で、作演の力量を感じます。

    キャストも魅力的で、福原冠さんの自由な勢いのある演技が印象的でした。
    癖の強い演技をされていた中村祐樹さんも思わず目が行く不思議な存在感でした。

    今まで見ていなかったことを後悔しました。
    演劇を見たことのない、映画好きの人とかに見せてもハマりそうな舞台でしたね。
  • 満足度★★★★★

    安心してハラハラできる
    面白い。言い方変だが普通に面白い。
    物語のフレームもワードも隙がない。そして口語的な演技力水準の高さが台本の本質的なシニカルさをがっちり支え、メッセージが人を喰った角度から突然ガツンと入ってくる。
    世の中を斜めから観る人ためのスタンダード。

  • 中毒になりそうだにゃ☆☆☆
    先輩劇団で、お手伝いついでに観させていただいたので、
    「観てきた!」を書くのは気が引けるところもあるのですが、
    単純に面白かったんで書かせていただきます。

    もう一度言います。

    面白かったです。

    詳細はネタバレBOXへ。。。

    ネタバレBOX

    脚本が良かった☆☆☆
    ミステリーじゃないんだけど、ミステリー小説を読んでいる気分。
    ストーリーの中にパズルのピースがいくつか散らばっていて、
    先が全く読めない展開の中から、
    ちょっとずつがピースがハマっていく。
    そのハマった瞬間「そうだったんだ!!!」
    って思うのは当たり前だけど快感。
    だから舞台にくぎ付けになっちゃう。
    集中力マックスで、
    ピースを、ピースがハマる瞬間を、
    見逃さず、見落とさず、とにかく観る観る。
    最後までその調子にさせられる。

    なんかうまく表現できないんですが、
    ようはとことん観る側を騙しているってこと。

    ばらばらになったパズルを目の前に
    頭を抱えてるお客をみて、
    トモヨセソウイチロウはニタニタ笑ってるんだろうなと思った(笑)
    お客はまんまと、
    酔ったくらいの気持ちよさで騙される。

    イイナァー、スゲェナァーって思った。

    あっ、物語に具体的に触れてない・・・

    まぁそこは他の方にお任せします。
    こんな「観てきた!」を読んでくださった方、
    すみません。

    一つだけ言いたいこと言います。

    劇中に出てくる「バベルノトウ」はノーリスクで
    幻覚・快楽を味わえるハッパとして出てくる。
    まぁ、それも物語後半でそうじゃなくなるんですが。
    で、思ったのは

    「国道五十八号戦線=バベルノトウ」

    なんじゃないかなぁ~。
    人を騙して(もちろん良い意味で)、
    良い芝居という夢を観させる。
    ただの良い夢じゃなくて、
    中毒になっちゃうような毒のある夢。
    それを観せるのが国道五十八号戦線。
    いや、魅せるのだ!!!!

    うまくまとまりそうにないんでおしまいです(汗)
  • 絶妙なバランス
    限られた空間で魅せる世界
    どれが現実でどれが妄想で
    どれが過去でどれが現在なのか?

    ぜひ劇場で体験して欲しいお芝居
    小劇場ならではの空間がさらに臨場感を感じる

    ふと気がつくと自分もその中の一人とダブる

    おすすめです♪

  • 満足度★★★★★

    これは面白い
    最後の最後まで惹き付けられました。できればもう一度観たい。
    役者陣も個性的で上手く、特に吹屋役の金丸慎太郎さんが良かった。

  • 満足度★★★★

    うまくのせられて・・・
    物語の展開にうまくのせられて
    次第に変容していく舞台の雰囲気に
    引き寄せられて・・・。

    物語が貫かれ、全体が見えたときの
    すっと焦点があったような統合感に
    取り込まれてしまいました


    ネタバレBOX

    冒頭に
    レポートを読むようにバベルノトウという
    植物の定義が提示され
    物語が始まります。

    学校と研究所のシーンがなんども行き来する。
    最初はそれぞれのシーンから醸し出される
    不可思議な設定や会話の面白さを楽しみながら
    ほげっと観ているだけなのですが、
    それぞれの世界にバベルノトウが浸透していくなかで、
    裏表のようなシーンが
    まるで2匹の蛇が互いを尾から呑み込むように
    他側を幻想として
    取り込んでいくように感じられてきて・・・・。
    その感覚にぐいぐいと惹きこまれる。

    やがてその虚実が混沌としていくなかで、
    ふたつの世界が熟れおちるように崩れ始めます。
    二つの世界を繋ぐ時間軸が観る側に顕わになっていくのですが
    その表現も秀逸。
    何かから醒めるときのあやふやな感覚が
    次第に実像を結んでいくような感じ・・・。
    伏線が鮮やかに効いて、二つの流れが一つの時間軸に
    統合していくその一瞬に、
    抱えていたものがすっと腑に落ちるというか・・・。
    こういう物語の見せられ方、
    癖になる。

    しかも、ひとつに結ばれた物語の俯瞰だけでは終わらず、
    さらに、浮かんでくる
    幻覚のコントロールでは隠し切れないような、
    人間の根底にあるものの気配に
    空恐ろしさを感じて
    ぞくっとしてしまいました。

    まあ、舞台上の個々のシーンに込められた密度が前回公演より若干粗い感じもあったのですが、今回の内容には、そういう質感の方が表現できるものが多い感じもして。
    また二つの世界をひとつに寄り合わせる物語の骨組みや流れのしたたかさに、作り手側の創作的粘り腰の強さを思ったり、表現のセンスを感じたり。

    初日ということで、会話のリズムが崩れた部分もあったのですが、作り上げる色の確かさはきちんと維持できていて。
    公演期間の後半には、さらに安定感が舞台に醸成され
    いまより強いグルーブ感が生まれる感じもしました。

    役者の方々の持ち味もそれぞれにがっつりと出て、
    時間を感じさせない舞台でありました。

























    どちらが現実でどちらが幻想なのか・・・、
    その虚実を思いながら観ているうちに
    舞台にどんどんと引き込まれていく。


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