じわり
めっちゃ笑うとか泣くとかじゃないけど
切ないほど奥深く温かいメッセージが胸にしっかり届きました。
役者さん方が、ほんとうに素敵でした。
青木豪さんと皆さんに、出会えてよかったなぁ。
満足度★★★★
さりげない残酷性
さりげない言葉で人を不快にもするし
喜ばせたりもする
些細な希望は見事に打ち砕かれたり
もう先が見えないんじゃないかという失望のときに
まったく邪気の無い人に救われる
苦しんでいても いつか ふと 笑えたりするんじゃないかと思う
活動休止といいつつ
また グリングの芝居に巡り合えそうな素敵なラストシーンだった。
満足度★★★★
さらばグリング! 地味ながら、身近なだけにより切実に心に迫る強いメッセージがある。
ペンションと地元の人々の人間関係を描く。
「自分のやりたいこと」を思いながらも、
日常に言い訳をつけながら、何も変えられない毎日。
時間が解決するのを待ってはいないか。
グリングで描かれる青木さんのメッセージは、
ごくごく身近なものが多く、それだけにより現実的で
観る者に問い詰めるように迫ってきます。
(長方形の舞台を前後の客席ではさむ、2方向からの囲み舞台でした。)
満足度★★★★
大人って
私が思ってた大人って
なんか器用っていうか
うまく立ち回るっていうか
渡世術みたいな?
なんかそういうのが
ちゃんとしてるものだと
思ってて
私ももはやその一員なんですけど
全然で
この作品の人たちも
なんか不器用っていうか
愛おしい。
そんな舞台でした!!
満足度★★★★
活動休止が惜しい
別段大きな話の展開はないのに、なぜか目が離せないグリングの舞台。
役者さんの力量がお芝居ということを忘れさせるのでしょうか、
おとなりの窓から覗き見してて目が離せないような、そんな感覚です。
これで活動休止なのは残念だなあ。活動再開を期待して!
満足度★★★
時の流れ
全18回目までおつかれさまです。ちょっと一息ついて新たなる演劇をうみだして欲しいものです。帰り道、時の流れを感ずる。新たな集団に期待。
満足度★★★★
じわっと、深く、おもしろく
小さな感情の積み重ねや行き違いが
段々と上質のおもしろさを醸成していきます。
大きな舞台に空気がやわらかく通っているので、
観ている側も肩がこらずに物語に入っていける。
息をつめるような濃密さは感じなかったけれど、
したたかなルーズが残してくれるものがある。
終わってみればボリューム感を持った
登場人物たちの人生をたっぷりと受け止めておりました。
満足度★★★★
チケット代安いです
活動休止公演という事もあり友人の勧めで初めて拝見しました。別段劇的な展開がある訳ではないのに、少しずつ、確実に観客のなかに入っていく気持ち。やはり役者は重要だなぁ。とつくづく思いました。みなさん本当に良かった。何故休止?とおもいつつ、休止のわりには客演が多いような気が。初めて観たので何ともですが、その辺が遠因だったりするのでしょうか?
満足度★★★★★
活動休止ということで…
いつもはTOPSで拝見していたので、芸術劇場小ホールから観たらどのようなものかと思っておりました。
はじめのうち目に入っていた対面側の客席も気にならなくなりました。
人間関係が複雑で、パンフを途中で見直したりして若干混乱したり
しましたが、それぞれ普通だけれども個性的な人々が組み合わさってできる空間が心地よかったです。
非常に値ごろ感のあるお芝居を拝見しました。
また静謐で少しおかしいお芝居を楽しみにしています。
満足度★★★
いつかまた
初演の会場はザ・スズナリで、座席はごく普通の形だったが、今回はベニサンピットとかでよくやっていた「客席・舞台・客席」のサンドイッチ形式。その最前列に座ったものだから、身近すぎる役者の緊張ぶりが、芝居内容を上回る感じで伝わってきた。できればもっと後ろの席で見たかった。
満足度★★★★
好み。
ベスト!とは言わないし言えないけど、こういうの好みです。
「あ~面白かった」って劇場を出ることが出来ました。
遠藤さんが大倉さんに似ててびっくり。よかった。
永滝さんよかった~。小松さんも軽さがよかった~。
全体を通じる重くない加減が心地よくあります。
グリング活動休止はもったいないな、もっと観たいなと思う作品でした。
満足度★★★
何気ないセリフ達が響きました。
普段自分達もサラリと口にするかもわからないけど、舞台上のセリフとして聞くと、それはそれでまたとてもニュアンスが膨らんでくると言いますか…そんな魅力的なセリフが溢れていたように思います。
日常って、思っているよりもっともっとドラマに溢れてるんだなとちょっと思いました。
舞台上に実際登場しない、語られるのみの部分をイメージするのに苦労してしまったのは僕の想像力の乏しさからでしょうか…(汗)
そこがもう若干つかみやすければもっと色々なモノが観劇後に生まれて気がしてしまいます。
俳優さんは、特に男優陣が皆さんそれぞれ魅力的でした。
あと、青木さん作の『空の定義』を拝見した時も感じたのですが、最後のやりとりをとても魅力的に描かれる作家さんだな~と。