白キ肌ノケモノ【満員御礼!次回は三月!】公演写真up中! 公演情報 白キ肌ノケモノ【満員御礼!次回は三月!】公演写真up中!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    ギリシア悲劇かシェイクスピアか(笑)
    副題にある通り、この4月と7月に上演された『刻め…』の前日譚にあたる物語で、負のオーラ満載!(笑)
    運命の糸に絡め取られるように悲劇的な結末に向かうさまはさながらギリシア悲劇かシェイクスピアの如し。
    が、その悲劇のすぐ後に現代の母娘のエピソードで緩和するのが上手いっちゅうかズルいっちゅうか…(笑)
    また、「盗っ人にも三分の理」ではないが土蜘蛛がああなったのもそもそも謂れのない差別を受けた上にあんな悲劇まで経験したから、としているのが巧い。(兄妹愛が絡んでいるので余計そう感ずるのかも?)
    さらに、冒頭と終盤の外道丸のポジションが正編とカブっているのもシリーズとして◎。あの盲目の男なんて、出てきた途端に「あ、外道丸!」なんてワカっちゃうもんなぁ。
    あと、3つの時制(メインパート、十数年後、現代)を組み合わせて使い分けたのも上手い…って、思い起こせば正編もそうだったっけ。骨組みは同じでありながら違った物語を紡ぐというのは正編と外伝を語るのに適したスタイルかもなぁ。

  • 満足度★★★★

    本編+外伝で・・・
    本編も見たかったです・・・そうすればより楽しめたのではないかと後悔中です。しかし初めて観た公演としても、十分楽しめました♪演出もかっこよく仕上がっていて、面白かったです!!とくに橋をうまく使っていた部分がお気に入りです♪♪

  • 満足度★★★★

    そっかー外伝だったんだ
    今明かされる、白狐丸出生の秘密。って感じの芝居でした。
    主人公よく動く、橋の欄干に立ったり跳ねたり。殺陣もらしさが、よく出ていました。衣装や小道具も説得力のある出来栄えでした。(これで刀が居合い刀みたいなオール金属のもの使ってたりしたら、もっとすごいかも)(怪我人続出になりそうですが・・蜘蛛切丸位は逆にアクリルで透明な刀にしても面白くなったかも)本編も観たくなったかな。

    ネタバレBOX

    オープニング、全キャスト使っての顔見せは、ドラマやアニメのOPみたくカッコイイ見せ場でした。もう一人の白狐丸出てきた時は、本編にどう出てくるのか興味を惹かれましたね。ラストのオールキャストのキメポーズでの〆も決まってました。おしむらくは、各拠点までの距離感や道中、屋敷内の広さを観客に伝える台詞や間が、あったほうが締まったかなって思いましたね。小道具で竹の水筒使ったり、街道筋とか山道でとか台詞入れたりするだけでも、かなり印象が変わるのではないだろうか?観客に与える情報は多い方が、情景が深まると思う。で、ラストの殺陣が一番かっこよかったかな。
    そうそう、吼え丸のシーンでの風船やら小判コントは結構ツボに入ったです。
    機動刑事あったなー、そういえば。
    あと、外道丸の心の声シーン、他の人での演出でも使えばよかったのに。
    3人くらいならギャグキャラに使ってみれば楽しめたかなって思いました。
    まだまだ成長してます。って感じの芝居に思えました。
  • 満足度★★★★

    本編も
    観たかったな!と、思いましたが
    外伝でも充分楽しめました
    場面が回想、現在、等、移って行くのですが
    その展開もよく、最後の最後まで見応えがありました
    初舞台の谷麻紗美ちゃんの初々しい演技もよかったです

  • 満足度★★★

    魅せる雰囲気はあったのだが
    外伝だからか、物語の軸がどこにあるのかがイマイチつかめない。
    ただし、展開はスピーティで2時間の上演時間は飽きなかった。

    ネタバレBOX

    かつて土蜘蛛と呼ばれていた一族を祀る塚を守る老婆、そこに旅人が訪れる。そして、白狐丸の話を老婆から聞く。その彼らは一体誰なのか。
    白狐丸は、外道丸とともに刀狩りと称して武士から刀を奪っていた。白狐丸は、白い肌に赤い目をしていた。彼は一体どこから来たのか。
    かつて都の軍に滅ぼされた土蜘蛛という一族がいた。その一族の生き残りが村人をさらい、自分たちの仲間に仕立てていた。その企みはどうなるのか、そもそも彼らは何者なのか。
    さらに現代、土蜘蛛の塚に死にたいと思っている女子高生が訪れる。そこに現れたのは、見えないはずの少女。なぜか女子高生だけには見えてしまう。その少女はなぜそこにいるのか、そしてなぜ見えないのか。
    そんないくつかのエピソードが3つの時代を重ねて進んでいく。
    とても魅力的なスタートだった。

    しかし、結局のところ、物語の軸がとこにあったのかが見えてこない。
    つまり、白狐丸の年老いた母と、年をとった外道丸、白狐丸の息子のエピソードがなぜあるのかがわからなかったし、死にたいと思っていた女子高生の話も、物語の中でうまく組み込まれていたようには感じなかった。
    つまり、土蜘蛛の妹ソラの話を聞いても、死にたいと思っていた女子高生は特に何かを感じたわけではなく(単に昔の話を聞いてあげただけ)、単に母親の手紙を読んで死ぬことをやめただけであって、白狐丸の物語との関係はない。
    そもそもソラが死んだのは、土蜘蛛と白狐丸が出会う前なので、白狐丸のことは知るはずもないのだし。
    年をとった外道丸、白狐丸の息子がどうして出会ったのか、というか、白狐丸に子どもがいたの? と思ったり。

    ソラが、なぜ成仏できなかったのか、そしてどうすれば成仏できるのかもイマイチわからず、なぜ白狐丸のことは知るはずもないソラがクローズアップされているのかもしっくりこなかった。
    さらに言えば、白狐丸が自分の妹を殺してしまう理由(物語としての理由)、彼は苦悩して何を得たのか、または何を得なかったのかもわからない。

    雰囲気だけはかなりよかったし、いろいろなエピソードの散りばめ方にも惹かれたのだが、散らかっただけで、全体の束ね方、というか、物語の落としどころみたいなものが見えてこなかったのが残念。
    盛り込みすぎたのかな、とも思う。
    特に現代のエピソードは、その決着の仕方も含めて取って付けたような印象。

    見せ場であるはずの殺陣があまりよくなかったのと(特に前半)、一部の出演者の中に、台詞を言っています、という感じの人がいたのが、少々辛かった。
  • 満足度★★★

    かわいいの力
    かわいいってすごい。かわいいこがいるだけで、見る価値倍増で。心をこめて話してくれたら、もうたまらんかんじになりました。尾崎さん、初舞台で。でもいろいろ考えて話してるのもつたわってきて、見ててたのしかった。
    (失礼な表現かもだけど、)オタクっぽい筋の作品なのに、ちゃんときちんとかっこいい作品なのがすごいと思いました。ほんとにネオ・フィクション・エンターテイメントって感じ。

  • 満足度★★★★★

    外伝とはいえ
    4月に見た本筋の『刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ』よりも白狐丸の悲しい生い立ちや心の闇、社会的アウトサイダーたちの背負う不条理な歴史や怨念、バイタリティーなどの表現に深みが増していたと思います。白狐丸の母親を捜していた旅の女が着物を脱ぎ始め、エッ!!!!!と思ってたら、実は白狐丸の息子(当然男)だったので超ビックリ!

  • 満足度★★★

    もののけの悲しい過去
    ともに悲しい過去を持つ
    白狐丸と土蜘蛛というもののけ

    どちらもそう生きるしか他なかった
    悲しい物語をつづっています

    人間の汚さとかそれでも信じたい気持ちとかが表現されているお芝居でした

    満席だったため席がキツキツでした(>_<)

  • 満足度★★★★

    初見だけど。
    かなり面白かったです。キャストに加えて、ストーリとか構成が個人的にはツボでした。次回も期待。

    ネタバレBOX

    無理のないストーリー構成と展開。そんでもって、チラシをみて一見若そうな子が多かったものの、キャスティングが◎

    おかげで、無理なく舞台に集中できました。

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