満足度★★★
う~~~ん…
事前期待が大きかったから、それを上回ることは無く、ちょっと残念。
キャストも全員良かったんだけど、やっぱり脚本が良くないのかな。
悪くは無いけど、本当にちょっと残念なお芝居でした。
お芝居のディズニーランドでした!
ケラさん全力の演出を見せられた気がしました。
もう、盛りだくさん!すっごいパワーを感じました!
bunkamuraコークーンの舞台が、
あんなにも一つの芝居の中で見せる顔を変えていくのは
初めて見ました。芝居の可能性を感じさせてもらいました。
満足度★★★★
ワクワクするような時代
おそらく日本が一番活力があった頃の時代なんだろうなと、楽しくなる作品でした。終わったあとのグダクダのカウントダウン(笑)
特別許可を出して頂いた、飲み食い自由な第二部。演者のカラオケ大会か?と思いましたが、ケラさんの奥さん登場したり、楽しい年越しでした。
満足度★★★
全体に「無駄」が多く、今回のケラさん不発だったかな
期待しすぎたかな?
まず、長い。3時間30分。
ケラさんの舞台は基本長いが、今回はいろんな人のエピソードを広げすぎた感あり。
ラストは読めなかったが、なんかイマイチ納得いかない感じ。
いつもナイロンとかで感じる引張っていくパワーが希薄。
それでも飽きることはなかったが。
キャストも豪華だが、
それぞれを生かしきれてなかった気がする。
その中でも橋本さとしさんはさすがの存在感。
瑛太さんも悪くなかった。
個人的には
岩井秀人さん好きなので
ちょいちょい脇役で顔を出しててうれしかった。(しかもセリフ間違うし!)
満足度★★★
すいとん食べた〜
舞台の前に、まずポスターがイイ!!
カンプライター的タッチのイラストがぐっときます。
次に、劇場内のカフェで食べれるすいとん。
結構いけるのね。寒い日には暖まっておいしい。
駄菓子も売っていて、割り箸に水飴を巻いたアメを買って、
割り箸グルグルしながら食べ、THE昭和の世界へ。
KERAワールドで、犬山いぬこと大倉くんはいつものように
異彩を放っていてかなりおもしろい。
ユースケサンタマリアも出てるんだけれど、もっと観たかった。
瑛太は前回の舞台から二回目。育ってました!
話は、ゆるめのミステリー。中盤は眠くなっちゃったな。
でも満足。
満足度★★★★
人当たりのいいミステリー
フライヤーと舞台美術がこれほど違和感のないのもめずらしい。
この雰囲気、江戸川乱歩の少年探偵シリーズ思い出しますね。
瑛太くんのファンを意識してのことか、いつも本多劇場で観ている
ナイロンと異なり、かなり明快なストーリーで毒っ気も少なめ。
瑛太くんもよい雰囲気でしたし、松雪さんは髪がすごくきれいでした。
端役からエキストラまでこなして駆け回る岩井さんが新鮮だったw
有名どころが多かったせいか、やや不要では?と思われるシーンも
ありましたが、包括して書けるケラさんは職人だと唸らせられました。
休憩を挟んで3時間半、おしりは痛かったですけど退屈はないです。
満足度★★★★
どっぷり
今年初観劇にして良かった!!もうもう興奮しっぱなし。ぬれっぱなしです。はい。とても奇麗でした。なにもかも。すべて。(もちろん私にとっては)
この上ない贅沢でした。ごちそうさまでした。商演劇です。良い夢みれます。月光がコワイ。
満足度★★★★
昭和のかおりプンプン♪
昭和マニアにはたまらなく心地よいかも。
謎解きに関してはいまひとつ(というかいまふたつくらい)なんだけれど、演出と役者さんは素晴らしく、総合すると満足度は高い。
松雪さんの和装がツボで、一緒に初詣行きてーって感じでした。
満足度★★★★★
バラエティ豊かで最高に楽しめる!!昭和四年,憧れの都”東京”を彩る人間模様.レトロで豪華絢爛な猟奇サスペンス!
回り舞台の凝ったセットをフルに活用して、回りながら
キャスト全員で歌う冒頭の「東京ラプソディ」も豪華絢爛
にぎやかな昭和四年大震災後の大都会が舞台。
震災の傷跡を負いながら支えあって生きる姉弟、
憧れをもって上京する兄弟、きらびやかなレビュー、
カフェ、動物園、新興宗教、霊術、コカイン、私立探偵、
そして連続猟奇殺人事件!
愛憎入り乱れる魔都「東京」の暗部にはびこる怪事件と
それを取り巻く謎めいた人々。
これまで以上の人数・豪華な俳優陣が、非常にうまく絡み合って
大都会の夢と憧憬、闇と怪奇の数々のエピソードが入り乱れ
物語が展開します。
これだけ大人数の俳優陣だと、おのずと各人の出番は減って、
見せ場の大小はあれど、皆の演技が実にぜいたくに味わえます。
特に松雪泰子さんの二面性がなまめかしい。
おなじみの「東京ラプソディ」「月光値千金」、そして
エピローグ的に流れた劇伴など、音楽も印象的。
時にロマンティックになまめかしく、時にシリアスにおぞましく、
時に面白おかしく下らなく、時に華やかにバラエティに豊んだ、
2009年の総決算のごとく、実に見事な作品に仕上がっていると
思います。
満足度★★★★
豪華な作品でした。
谷崎?乱歩?
確かに変態プレイばっかりの主要メンバーでしたが、
セットも衣装も豪華だし、役者さんもいい人揃えて
落ち着いた雰囲気の中でミステリーとしても、哀しい街の一部の話と
両方見てて、ズバッとその後も無い終わり方そされた部分もありつつ
解りやすく、見やすく、楽しめる作品でした。
世田谷カフカは見てなかったけど、神様とその他の変種も含め
今年1番よかった、ケラさん作品かな?1月の「しとやかな獣」といい
古い時代設定でも雰囲気が楽しめるのはいい作品なんでしょう。
TBの方はネタバレ&解説付きなので未見の方は×
満足度★★★★★
ケラ流耽美主義的サスペンスコメデイ
かなり登場人物が多いし、正直あまり期待してはいなかったのですが、すっかり、ケラさんの策にはまった感がありました。
相変わらず、長いし、中盤になるまで、入り組んだ人物関係がジグソーパズルのように、なかなか一つの形を成さないにも関わらず、全く厭きることがありませんでした。
谷崎や永井荷風や、江戸川乱歩的、耽美的なエログロに傾斜し過ぎることなく、折々にうまく笑いを散りばめ、たくさんの出演者の持ち味を思う存分発揮させる、脚本の巧みさは、現代の戯作者の第一人者だと、ケラさんの才気に感嘆しつつ、終幕まで、一瞬も舞台から気持ちが離れることがありませんでした。
山崎一さんの出る舞台に外れなしの、私のジンクスは今度も破られませんでした。
映像畑の役者陣も、全員、素晴らしく、本当に、予想外の好舞台でした。
勘三郎さん、次は是非ケラさんに、歌舞伎台本依頼してはと思ってしまいました。
もしかしたら、二度見たら、どこかに辻褄の合わない箇所もありそうにも思うけれど、一度の観劇では、すっかり、ケラさんの妖術に操られて、完全に魅了されっぱなしでした。