S高原から 公演情報 S高原から」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    うまいですねえ。
    うまいですねえ。演劇を知り尽くした方が作っている作品という気がしました。ただ、私はこの作品を青年団で見たことがあったので、その上ですごく面白かったのですが、知らない人にはどうなんだろ・・・響くところまでいけるのかは疑問。また、これだけの力を持っている劇団なら、もう少し正攻法で攻めて欲しい気がしました。看護婦・看護士の描き方は好きじゃないなあ。初めのシーンのラストのリピート、同じシーンでありながらこんなに切ない気分にさせるのは見事だと思いました。

  • 観ました。
    1月17日19:00の回。

  • 201001181900
    201001181900@ザ・スズナリ

  • 満足度★★★

    通ってみよう
    はじめてみる三条会。わたしにはちょっと衝撃でした。嫌いではないので、ちと慣れが必要か。もう少し通ってみようと思う。

  • 満足度★★★★★

    過剰と余剰の果ての衝撃的感動
    ときとして過剰で、あるいはまた余剰に満ちた演出だと、途中まで感じていた。
    そこを楽しむ舞台なのだと、思っていた。
    けれど、じつはカメラのフォーカスをずらしながらピントを合わせるように、
    最後にはかっちりと焦点があう作りになっていたとは!
    まさに衝撃。そして感動。

    ネタバレBOX

    原作戯曲は、サナトリウムの内と外を対比させて生と死を描いていたように認識しているのだけど、
    本作では、
    サナトリウムの内と外の垣根を取り払って、
    生と死の本質を浮かびあがらせてしまったような印象。
  • 満足度★★★★

    寝不足で半分寝ながら見てましたが
    なんか面白かったです。よくわからないところもあったけど、それも含めて楽しかった。

  • 満足度★★★★

    S高原がどうとかいうより
    演劇ってこんなものなんだなぁっていう楽しさばかり。何をやっているんだかわからないっちゃわからないし、意味なんか求めちゃったらどうにも行き場を失っちゃうかもしれないけど。素直に向き合えば、終わって気づいてみたら爽快!!

    ネタバレBOX

    脚本の持つ厚みや重み、言葉の意味はちゃんとそのまま残って、そこで夢のようなバカバカしくてくだらない演劇が楽しめるってすばらしい。

    机を3台積み上げた上と脚立にぶら下がりながらの会話がひやひやドキドキでおもしろい!つり橋効果かしら。
  • 満足度★★★★

    奔放なビジュアル
    やっぱり5年前の上演作品とはまったく違う演出だった。あのときは4つの劇団が同じ脚本を別演出でやるという企画だったから、舞台装置はほぼ共通ということであまり好き勝手ができなかったのだ。今回は単独だからそれこそやりたい放題にやっている。

    脚本というのは目で読むだけでも内容が理解できるし、朗読されたものを聞くだけでも意味は伝わってくる。
    そう考えると、舞台に装置を作ってそこで役者が登場人物を演じるという視覚的な側面は、あくまでも脚本の内容を理解するうえでは、補助的な役割しかはたしていないのかもしれない。

    そんな理屈を考えてしまうのは、要するに、三条会の芝居では目に飛び込んでくる事柄と、耳に入ってくる内容が大きくずれているってことだ。

    ネタバレBOX

    話の舞台は高原のサナトリウムだが、実際の舞台には学校の教室にあるような椅子と机が並んでいるし、奥にはアルミ製の脚立も置いてある。患者たちの服装は学生服で、看護士たちは背中に羽根を生やしたり、手に鎌を持ったりしている。まるで恋人同士のような兄と妹は異様なテンションでじっと見詰め合っていたかと思うと、身体能力を誇示するようなダンスまがいの動きも見せる。頭に鉢巻をした医者も、まるで出ぞめ式のトビ職人のように、脚立の上でいろんなポーズを決める。別れ話を伝えに来た女友達が見舞いの品として持ってきたのはメロンだが、実際に手に持っているのはミラーボール。しかもその伝言は脚立のてっぺんによじ登った女から、積み上げた机の上に立つ男へと伝えられる。終盤で激しい眠気に襲われた患者の一人は、話しかける仲間の声をよそに、回転するミラーボールの光のなかで立ち上がって体を揺らす。

    こんな調子で、台詞として耳に入ってくる脚本の内容を、舞台上の出来事、役者たちの振る舞いがことごとく裏切っていく。ふざけている、どこが面白いんだ、という人を説得する自信はまったくないけれど、これが三条会の魅力なんだと思わずにはいられない。
  • 満足度★★★★

    心地よいデフォルメに潜んだ力
    戯曲の流れは
    以前に他の劇団で見た通りだし、
    ニュアンスもちゃんと伝わってくるのに、
    なにか一皮むかれたような
    新鮮な印象があって・・・。

    おもしろかったです。

    ネタバレBOX

    三条会初見。

    入場して舞台を眺めた時には
    一瞬劇場を間違えたかと
    ひやっとしてしまった・・・。
    そこはどう見ても学校の教室だったから・・・

    お芝居がはじまっても、
    しばらくはその表現に加えて
    学校机や学生服の違和感に縛られていたのですが
    デフォルメされた表現のなかに戯曲のコンテンツが伝わってくると
    その感覚が逆バネのようになって、
    ぐんぐんと面白くなっていきました。

    設定された場所の性格上、
    当然に存在するであろう
    まとわりつく死の匂いや
    患者たちの感情などが
    ショーアップされて表現されていきます。
    普通に演じればすかし絵のようにみえる
    サナトリウムに流れる時間の影が
    この舞台では
    デコレーションを施されて
    はっきりくっきりとあらわされていく。

    訪問者たちを鎌で排除して、
    日常の時間の外側に放り出していくあたりからも、
    戯曲に漂うその場所の時間や空気、
    さらには患者たちの日々への感覚が
    あからさまに伝わってきます。

    脚立や積み重ねられた机からつたわってくるもの、
    時間の切り方、
    会話の強さ・・・。
    一つずつが、その場所に流れる時間を
    忠実に織り込んでいる。

    入所者の姿に加えて
    最初看護人に天使の羽が見えたり
    鎌をもってまわっていた時には
    どうなるかとおもったのですが
    見終わってみるとj、
    その姿こそが、すごく的を得ていると感じられるのです。

    役者もお芝居の色の強さをしっかり支える演技で、
    観客をがっつり舞台の世界に引き込んでくれました。

    とても面白かったです。
  • 満足度★★★★

    ファルスS高原
    ナンセンスです。愉快でした。
    いろんながらくたがいっぱいという感じでした。
    何が何やらよくわからなかったですけれど(笑)
    怖くて面白い。

  • 満足度★★★★

    初日
    何を書いてもネタバレになりそうですが、入場してセット見て「何をやらかすんだろ?」、はじまってもやっぱり「何をやらかすんだろ」と、びっくりさせられました(笑)
    よくわかりませんが、気分爽快でした。

    ネタバレBOX

    人の内面と外面をひっくりかえしたよーな演出じゃないかと思うです。よくわかりませんが。

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