リフラブレイン 公演情報 リフラブレイン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 28件中
  • うん
    姉と弟
    かわってゆくけど
    かわらない

    おもしろかった

  • 満足度★★★★★

    2009春 グランプリ受賞後に
    あえて得意とするボケとツッコミを排除して、
    姉と弟の関係性を描ききった櫻井氏の決意と意欲が素晴らしい!

  • 満足度★★★★

    根底に流れる姉弟の肉親愛・絆
    極貧で二人暮らしをするの姉と弟の十数年間を描いたナンセンス系コメディ。
    彼ら(や周囲の人物の一部)の状況や降りかかる災難は悲惨そのものなのに笑い飛ばせてしまうのは根底に流れる姉弟の肉親愛・絆ゆえか…ナンチャッテ(爆)
    いやホント、そんな使い古された表現がよく似合うと言うか、逆に言葉では語りつくせない(←レビューの書き手としての逃げじゃん!(爆))と言うか、両極端なモノが同居して調和さえしているのが独特。
    で、冒頭とほぼ同じ「パンとミルクセーキ(笑)」の食事を挟んだ姉と弟の会話で締めくくるのは、高校生と中学生であった頃から十数年を経ても変わらぬ姉弟愛の象徴であり…(゚_+)☆\バキ!(-_-;)モウエエワ
    また、装置の床や壁に使われている畳表・包帯巻き・人工芝を対になる2面に貼った正六面体の「中道具」(基本は椅子、時としてテーブルに使われる)もなかなか。

  • 満足度★★★★★

    笑った!
    姉ちゃんのキャラ、最高でした。
    いっぱい笑ってきました。

  • 満足度★★★

    面白いには
    面白かったのだが、それだけ。期待しすぎたか。

  • 満足度★★★★

    初MCR
    やばいっ!
    櫻井智也さんに惚れちまったよ。

  • やっぱり、
    中川智明、よいですね♪

  • 満足度★★★★

    みたー
    普通に楽しめた。
    前もって、すごく、期待しすぎました。

  • 姉と弟
    自分が弟を持つ姉なので、その時点でちょっとツボ。

    櫻井さんは大好きなのですが、
    もう少し控えめな出演でも良かったかも。
    第三者から語られる姉弟像がもう少しあれば
    (そしてそこにもっと笑いを詰め込めたのでは…)
    と期待してしまいました。

  • 満足度★★★★

    不器用でかわいい人間
    MCRさんは2001年のVery Blue Veryを観て以来ずっとファンです


    物語をひっしこいて追わなくていい
    そのままの空間をまったりゆるりと味わえた
    そんないい時間でした

    起承転結とかそういうものよりも
    そこに存在している人間を楽しむという所が好きな所です

    反対側にもお客さんの顔が見えたのが私はよかったです
    笑って周りのお客さんを一緒に楽しめた空間でした

    ネタバレBOX

    内容はビンボ―だったり
    借金だったり刑務所だったり
    してけしてほのぼの心温まるワードではないのですが

    なんでだろ
    見終わった後何度も色々なシーンを思い出します

    何かが解決するでもないし
    よかったね!でもないのです

    でもそれがいい
    だって人間は毎日が続いていって物語が終わることは死ぬまでないんだから

    強烈なキャラがたくさんでしたが
    誰もが人間くさくてダメなところと愛すべきところがありました



    やっぱり私は
    劇場にかっこいい人間を観に来るのではなく
    不器用でかっこ悪くてどうしようもない
    でも憎めない人間を観に来ることが大好きだー!!

    ただ8年来のMCRファンとしてはMCRの役者さんもっともっと
    観たかったです
  • 満足度★★

    微妙でした。
    初日に観劇しました。率直に申し上げます。他の方々が非常に良い評価をされていますが、私には???でした。櫻井さんは何度も舞台で拝見していますが、MCRの公演は初めてでした。何と言っても春のグランプリ受賞劇団ですから、期待は高まります。が、しかしそれほどいいとは思いませんでした。登場人物も私にすればちょっと違和感があるというか無理があるというか・・・櫻井さんや中川さんまでにも「あれっ」と思ってしまいました。キャラクターがうわっすべりという感じがしたのですが・・・私だけでしょうか?最近疲れ気味で、舞台に集中できていないのかもしれません。すぐねむくなっちゃうし・・・・。グランプリを受賞した前回公演を観ればよかったと後悔しています。とりあえず次回公演を観てみます。

  • 満足度★★★★

    素敵
    「シド・アンドウ・ナンシー」、「キドクラッチ」に続いて櫻井さんの世界観を堪能しました。心の奥底にふんわり染み入る、あるいはストレートに突き刺さる言葉の数々に魅了されました。泣き笑いで切なくって可笑しくってどうにも言い様のない気分にさせられますね。

    次回も期待します。

  • 満足度★★★

    あねおとうと
    ここでの評判がよさそうなので、ふらっと観劇。MCRの作品は前に一度だけ、新宿村という空き地のそばの会場で見たことがある。あのときはたしか小椋あずきと劇団あひるなんちゃらの黒岩三佳が出ていた。今回も印象としてはあのときとそれほど変わらない。
    作・演出・出演をこなす主宰の櫻井智也の才気が突出している。その意味では、劇団FICTIONの山下澄人に似ている。どちらも主宰が役者としても目立っていて、ワンマン色の濃い劇団だと思う。

    ネタバレBOX

    客席を二手に分けて、その中間が舞台になっていたが、こういう形を駅前劇場で見たのはたぶん初めてだ。
    ただ、演技スペースはかなり細長くなっているので、役者は横向きで演じることが多く、客席を向くことは比較的少なかったように思う。
    場内の壁に貼ってある座席の列の表示がA、C、D、Eとなっていて、B列が抜けていたのが謎だった。

    話の内容は両親に見捨てられた姉と弟の貧乏物語。ちょっと前に話題になった田村裕の「ホームレス中学生」を彷彿とさせる設定だった。あちらの主人公には姉と兄がいたが、こちらにはたくましい姉が登場する。演じる石澤美和は弟役の櫻井に引けを取らない堂々たる演技だった。

    人情劇というドラマの部分に対して、笑いの部分はかなりコントっぽかった。中川智明の演じる借金取りがやたらと人生哲学めいた台詞を吐くところでは、作者のナマの声が聞こえてくるようで、キャラクター的にはあまりリアリティが感じられなかった。

    この間、あひるなんちゃらの芝居に出ていた江見昭嘉は、ヨーロッパ企画の土佐和成に似た飄々とした雰囲気がある。


  • さいきょうきょうだい。
    どのシーンも愛があるのに押しつけがましくなく、サクッと観れました。
    この現実を笑い飛ばせるバランス感覚ってすごい。

  • はい!
    今回も笑いと切なさを堪能させていただきました!
    久々にククルカンの三瓶さんが客演されていて、櫻井節を表現できる役者さんの一人だと改めて認識。あの「んっ?」って切り返していくところとか、あの展開と表現が印象的。重いんだけどその重さから逃げず、展開や表現によって、重く感じさせずに笑いにして見せてくれる芝居、すごいです。石澤さんと櫻井さんの姉弟も絶品。

    31日マチネ:ロケハン、ソワレ:撮影に行ってきまたんですが、いつもは、千秋楽もしくはそれに近い回に撮影させていただくことが多いので、今回はソワレより、マチネの方が良かったりと若干まだ完成されてない感があり、ちょっと残念。31日ソワレはハプニングも!? 

    今日千秋楽! うお―、時間があればもう一度観たいです!!!

  • 満足度★★★★

    不幸のどん底を笑い飛ばし、愛でる
     「CoRich舞台芸術まつり!2009春」にてグランプリを受賞した『シド・アンドウ・ナンシー』に続き、駅前劇場で対面客席でした。どの席でも見やすいようにとの配慮を徹底されているようです(駅前劇場は比較的に天井が低いので)。上演時間は約1時間40分。

     ある姉弟の最も多感な時期(10~20代)のさまざまな事件を、笑いをふんだんに交えながらも、シビアな視点から描く悲喜劇でした。相当なひねくれ者だと自認している私ですが、やはりMCRではかなり無防備に笑わせてもらえます。

     舞台上で役者さんが大きな声を出して元気に動き回っていても、弱いからこそこぼれ出てしまう憎まれ口や、笑顔の下に隠れたSOSの悲鳴が伝わって来て、繊細に震える人間の感情を味わうことができました。

     来年3月の次回公演について↓、出演者オーディションが行われます。応募〆切は11/30。
     http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=12681

    ネタバレBOX

     私は劇場入り口に近い側の客席でした(全席指定)。舞台の上下(かみしも)にはベッドが1つずつあり、上下両方の壁際には包帯に巻かれた街灯が立っています。舞台中央にはイスやテーブルとして使われるボックスが数個。つまり左右対称の舞台美術でした。

     10代の時に両親に捨てられた姉と弟。姉のつくる不味いパンとミルクセーキ(水にガムシロとミルクを入れたもの)を食べながら、2人でおしゃべりするのが弟にとっては一番の幸せでした。でも両親が死んだことをつきとめた姉は、学校を辞めて働くことに。
     姉が借りた借金を返すために工場で重労働をしたり、姉のせいで傷害事件を起こしてしまい刑務所に入ったり。弟は姉に振り回され続けます。でも2人がとても不器用な愛情でつながっているのが可愛らしい。

     姉弟が極貧の生活をしていた時、両親は田舎でこっそり農業をして生きていました。2人は姉に居場所を突き止められた時、とっさに車で逃走し、タイヤがぬかるみでスリップして車ごと電柱にぶつかって死んだのでした。つまり間接的とはいえ、姉が両親を殺してしまったのです。その事実が露呈してから、姉と弟の関係に初めて本格的な亀裂が入ります。刑務所の面会室での決別の瞬間が、一番胸にぐっときました。

     別れても出会って、また別れても、また出会ってしまう2人。恋人同士じゃなくて幼いころからずっと一緒に暮らしてきた姉と弟だから、疑問を感じたりせず、すっと心に入ってきたのだと思います。自分と同じ文化を共有している人って、そうはいないんですよね。

     転換中は薄明かりが点いており、暗転は極力少なくしているようでした。転換後は前の場面から2年経っているという時間の進み方が、素早い転換のリズムと合っていて心地よかったです。音楽も軽やかでした。
     姉役の石澤美和さんと弟役の櫻井智也さんは頻繁に衣裳を替えていて、時間の経過がわかりやすかったですね。特に櫻井さんの上着(トップスっていうのかな)がカラフルで素敵でした。

     役者さんの演技については、全体的に前作の方が隙がなかったように思いました。オーディションで選抜された方が出演する次回公演に、また期待します。
  • 満足度★★★★★

    流石、MCR。
    今、誰に聞かれても安心して推薦出来る、数少ない劇団の一つである。
    グランプリ受賞作ということもあり、期待も大きかったが、期待以上の舞台を見せてもらった気がする。

    泣きたいくらいなのに、笑わされ、笑えば笑うほど、切なくなる。
    それをこれだけ絶妙なバランスで仕上げる桜井氏の技量には、脱帽である。

    痺れるような感動がまだしばらくは残りそうだ。

    ネタバレBOX

    生きるとは、なんと居心地が悪いものなのか。
    その居心地の悪さの、なんと愛すべきものなのか。
    桜井氏によって言葉にされた哲学たちに、後頭部をスパーンと切り落とされたような衝撃があった。
    姉と弟の不器用な生き様は、今日を不器用に生きている観客たちに、明日をまた不器用に生きるよすがを与えてくれる。
  • 満足度★★★★★

    ラブ・リフレインか?
    さりげなくゆる〜く笑わせる匙加減が絶妙でした。幕が変わる所で流れた昔のビートグループの音楽も良かった。

    ネタバレBOX

    タイトルの意味は劇中ではっきり語られてはいませんでしたが(と思います)、不運が重なって結局はヤクザに身を落とす主人公が、最後に再びお姉さんとパンをかじる最初のシーンに戻ることから、「ラブ・リフレイン」でしょうか?
  • 満足度★★★★

    弁がたつプロデューサー
    桜井、石沢が突出、ほかがいつもより印象薄いの残念ではある。
    投稿タイトルは、ポストパフォーマンストークね。

  • 満足度★★★★★

    自殺した友人にみせたい
    冗談抜きでみせたい。
    本気でみせたい。

    死人でも笑えると思う。
    笑ったら元気になるよ。死人でも。

    地獄で観るならMCR。
    思いっきりファンになりました。長渕に対する清原みたいな感情です。

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