ネオンの薬は喋らない 公演情報 ネオンの薬は喋らない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ☆☆☆✬★

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     途中、途中での物語へ引き込む力は相当にあり、どのようなところに着地するのだろう・・・と思いながら観ていました。
     最後の暗転のとき、ここで終わり・・・と思えましたので、それなりの納得感は得られたのだと思います。
     観に来てよかったと思いました。

    ネタバレBOX

     かれんさんは、女の人で、モカさんは、女の子。
     現実の社会であれば、コワイ街の中、下園さんが言うように、モカさんは傷ついていそうなのだけれど、モカさん本人が言うとおり、「少女漫画」を読んでいる「女の子」であってほしいなぁと思いました。

     かれんさんは、とっても魅力的だったのだけれど、ネックレスやピアスのエピソードなどから思うに、実際に付き合うにはたいへんそうな人。
     かれんさんは、モカさんのことを思ってはいるのだけれど、モカさんに思われていることには気づいてはいないのかなぁ・・・かれんさんは妹との結びつきだけでは安定するには足りないのかなぁ・・・他方、モカさんが夜遅くまでお姉さんを待っている背景には、家庭の事情等があったのかなぁ・・・など、観ている中で、いろいろ考えてしまいました。

     友達のことを思ったり、傷ついたって前澤さんに素直に告げることができたモカさんは、みんなのなかで、よりナチュラルな存在であったように思います、他者を受容する存在である前澤さんに次いで。

     深夜薬局にはいろいろな方々が、薬をもらうためだけではなく、さまざまな痛みの緩和を求めて訪れるのでしょう。そういう場が、平石さんが言うような「夜職の人」が闊歩する町には必要なのでしょうね。

     ミニマムな構成にするのなら、前澤さん、なるみさん、かれんさん&モカさんの4人芝居でも成立しそうに思いました。
     なるみさんを、ナチュラリストの家庭の子として、おとしめるようなエピソードはなくてもよかったんじゃないのかなぁ・・・「ロキソニン」と言い切ってしまうなるみさんの現在の現実社会への対処法を際立たせるためだったのかもしれないけれど・・・
     ・・・以前、下園さんに近い仕事をしていて、麻取の方とも接触があった自分には、いろいろ思うところはあるのだけれど、私的には下園さんとは関わりたくないなぁ・・・こういう人、その手の職場にはよくいるのだけれど、分かっているようで分かっていない人のようなので・・・・・・って思わせるところも、ねらいどおりで、脚本がよく練られているところなのかもしれませんね、モカさんへの想いを深めるよう導くために・・・o(^-^)
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    内省したイジケた子供の時間は終わった。この狂気をどう社会に問題提起して伝えるか、覚悟の作品である。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    劇団人間嫌い、これが初観劇。当パンの主宰挨拶文に、本作はこれまでの作品に対する裏切りであり、挑戦でもある云々と書かれていて、それに乗っかって書く訳じゃないが、過去作へのコメントなどを見てこちらが勝手に想像していた劇団のイメージを、いい意味で裏切ってくれた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    明らかに歌舞伎町がモデルの街での深夜薬局を舞台にしたお話
    正直「うぅーん、ぴえん🥺って話」なんてどうなっちゃうんだろうと心配したけど、良くできたプロットのテンポのいいヒューマンドラマで楽しめた
    狭義のステージの周りを使った舞台転換、同時に2,3カ所で行われる会話などでうまく変化がつけられていた
    仮店主の飄々とした感じも良かった(だんだん変化する様も)し、女性陣の激昂した時の様子も良かった
    痛みは痛くなると忘れちゃうんだよね
    だからわざと痛くするっていうのもね・・・

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    通常では考えにくい薬局の設定ですが、そこがおもしろいです。

    ネタバレBOX

    薬局の事務員とお花屋さんが、ところところで、全体のペースを整えるかのようにいいタイミングで登場してきて、ひきしまりましたね。全体がもやもやした感じで進行してくのですが、少しずつそれぞれの人の事情や関係性がわかっていくのは、痛快でした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い…お薦め。
    初見の劇団「人間嫌い」、劇団名とは真逆の人間を愛おしむような優しさがあり、心が温まる物語。ネオン街にある深夜営業の薬局を舞台に、そこに何となくやって来る人々との交流を通して、人の孤独・寂寥といった思いを癒すよう。薬では決して治せない、さり気ない心のケアが観る人の心に響く。

    当日パンフに、主宰・岩井美菜子女史が「人間嫌いの問題作だと思っている。『共感』を武器に戦ってきた。今作は『共感しない』ことを主軸にしている。大きな挑戦」とある。その意図は、良い意味で裏切られ、大いに人間讃歌を謳っているようだ。劇団名と違って「好き」になった公演であり劇団である。
    (上演時間1時間45分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    客席はL字型で、英字の曲がった対角線上に舞台セット。少し高くした変形台の中央に薬局のカウンター、両側に薬剤が並ぶ棚がある。客席側に円柱型(上部の円周部分は電飾)の腰掛が点在している。全体的にオフホワイト、スタイリッシュな印象である。

    物語は、ネオン街にある深夜薬局「LUNA」が舞台。この店は19時から翌朝5時まで営業しており、利用客のほとんどが深夜勤務者。店主・水瀬(芦田千織サン)は、薬の販売だけではなく諸々の話し相手になっている。その彼女が交通事故で全治三か月の重傷を負う。仮店主として後輩の前澤(河村慎也サン)がくる。薬剤師の資格はあるが、前職が麻薬取締官でコミュニケーションは苦手のよう。今までの仕事と勝手が違い戸惑う前澤、一方、水瀬との会話で癒されていた常連客?の不安、その両方の気持がどう展開していくのか。序盤のうちに興味を惹かせる巧さ。物語の狂言回しで、事務員・なるみ(高坂美羽サン)は、コミュニケーションもあり上手く立ち回る。前澤は なるみ に𠮟咤激励されながら、何とか仮店主を務めている。

    登場人物は、夜の街で勤める女性たち…ラウンジ嬢・かれん(藤崎朱香サン)は、職場内での禁断の恋に悩む。キャバ嬢・トモ(岩井美菜子サン)は、かれんの友人で、仕事の頑張り過ぎで円形脱毛症に悩む。保育士・平石(青山美穂サン)は、深夜の保育園勤務。人手不足・忙しくてトイレに行けず膀胱炎で悩む。かれんの妹・モカ(樋口双葉サン)は、姉の帰りを待って街を歩く。金髪、セーラー服にルーズソックスという姿は、一見不良少女のよう。深夜見回りをするNPO法人「トラブルブルー」の下園(飯野くちばしサン)は、モカに声掛けするが…。それぞれが抱えた問題や悩みを、薬局「LUNA」を介して点描していく。全てが解決する訳ではなく、薬の処方箋もあれば話を聞くだけといった寄り添った対応が、スッーと心に沁み込んでくる。

    薬局の近くにある 花屋の柳(川勾みちサン)は対人恐怖症、それでも薬局では話が出来る。唯一会話が出来る場所のようだ。夜働く女性たちの悩みを聞くことは、同時に前澤も心の触れ合いが大切だと気付くことになる。前澤の悩みは、前職が関係しているのか、相手が自分の顔が怖いと思い込んでおり、コミュ二ケーションが苦手だったよう。それが、いつの間にか”マーくん”と親しみを込めて呼んでもらえる、そんな成長した姿も描く。

    キャストは、個性豊かで癖のある人物像を見事に立ち上げている。ネオン街という煌びやかな光景とは逆に、人の心は荒んでいる。何となく殺伐とした風景に温かみを漂わす。しっかりした人間関係が在るわけではないが、その場所「LUNA」を通じて緩やかに関わり合う。人情とは少し違うが、それでも人を思い遣る心が感じられる。舞台セットと相まって、マーくんがモカに傘をかざすシーンは抒情的で美しい。演出も上手い。
    岩井さんは「共感を放棄しても、客席と繋がることができるでしょうか?」と問い掛けているが、十分楽しんで観ることができた。いいお芝居という妙薬効果かなぁ。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/06/04 (土)

    価格4,000円

    4日19時開演回を拝見。

    個人的には、まず何より
    モデルであろうニュクス薬局のご主人に容姿を似せた?!
    河村慎也さんにニタニタ
    前回公演「24歳のフォーチュン!ウェディング」からの続投組
    樋口双葉さん・青山美穂さん・川勾みちさんの活躍にニコニコ
    な105分だった。

    内容は、交通事故による3か月の入院のため、不在の店主に代わって、深夜薬局「LUNA」の運営を任された後輩の男性薬剤師・前澤と、繁華街らしい様々な事情を抱えた来店者たちとの交流のスケッチ。
    だが、単なるスケッチにとどまらず、主宰・岩井美菜子さんのホンは、前澤や薬局の事務員・なるみとのやり取りを通して、来店者個々のキャラをくっきりと浮き上がらせていた。
    結果、従来作品からも感じられた、観客の気持ちをつかんで離さない”握力”が、今回、一層強くなり、とても見応えのある作品に仕上がったなぁと感心しきり。

    ホテル・ミラクル6での「ビッチの品格」が気に入って、「フォーチュン!ウェディング」「24歳のフォーチュン!ウェディング」、そして本作と、自分が観て来た岩井さんの作品の中では、「ネオンの薬は喋らない」、ベストの出来だと思われる。

    ネタバレBOX

    【配役】
    前澤(深夜薬局「LUNA」の仮店主。水瀬の後輩。癖のある来店者たちに初めは翻弄されるも、次第に…)
    …河村慎也さん
    なるみ(本作の狂言回しも勤める「LUNA」の事務員。コミュ力旺盛・立ち回りも上手いが、後に、その素顔を下園に明かされる)
    …高坂美羽さん
    水瀬(来店者たちからの人望が厚い、本来の「LUNA」の店主)
    …芦田千織(あしだ・ちおり)さん
    モカ(姉かれんが仕事を終えるまで、夜の街を漂っていた、セーラー服にルーズソックスの少女)
    …樋口双葉さん
    かれん(モカの姉。ラウンジ嬢。不倫かつ風紀※な恋に、やがて翻弄されていく)
    …藤崎朱香(ふじさき・あやか)さん
    トモ(かれんの友人。キャバ嬢の仕事に気持ちを入れ過ぎて、ストレスから円形脱毛症にかかる)
    …岩井美菜子さん
    平石(夜の女たちの子供を預かる、深夜保育所の保育士。人手が足りずトイレを我慢しているうちに膀胱炎に)
    …青山美穂さん
    下園(NPO法人「ライトブルー」に勤める野球ファン。以前、なるみと同じ職場にいた)
    …飯野くちばしさん
    柳(「LUNA」近くの花屋さん。対人恐怖症に悩む)
    …川勾みちさん

    ※風紀とは、お店のキャストと男性スタッフが恋愛関係になること。キャバクラ業界最大のタブー。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/06/03 (金) 20:00

    6/3(金)初日の夜の部を観させてもらいました。まだ5回目公演ということで、興味しんしんでした。作、演出とも岩井美菜子さんのオリジナルということに敬意を評したいです。出演者も若い元気のいい役者ばっかりで、シアターミラクル内は大きな声で弾けてましたね。毎回オーディションをして次回も募集していたので、また観たくなりました。良い芝居有難うございました。 #河村慎也 #高坂美羽 #岩井美菜子

    ネタバレBOX

    円形ハゲを発症してしまったトモちゃんが岩井さん本人とは、チラシを読んでビックリしました。今後に期待しています。

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