満足度★★★★
おもしろいよー
真っ赤でした。おみずがなくて、ちょっとさみしかったけど、とっつきやすいお話だし、わかりやすいし、すごくおもしろかった。はじめて桟敷童子を紹介する友達とかにみせたかった。
満足度★★★★★
「神隠し」をベースに「人隠し」のコワさも
息子が神隠しに遭ったのは幼い頃に神隠しに遭うも5年後に戻ることができた自分のせいではないかと考えた女性が、息子の身代わりになろうと幼少時住んでいた山奥の村に帰り…というところから始まる物語。
民間伝承、民俗信仰、土着宗教的な「神隠し」をベースにしながら神隠しならぬ「人隠し」(戦争、犯罪、失踪などによる人為的な人間消失)のコワさにも触れ、「胡蝶の夢」(ありゃま、またカブり:でもこのネタ、大好きなのでむしろ歓迎!)的要素まで絡ませ、子を喪った(←「亡くした」とは限らない)親の哀しみをもクローズアップして描いて見事。
アングラを懐かしみたい方に
友人に誘われ初見です。
使用音楽や客入れ、一人一人の名前の紹介付カーテンコールなど、まさしくアングラです。
役者さんの一生懸命さ、とても若い人が多いこと、引き算よりも足し算の多い感じが熱く熱くこちらに。
ごめんなさい・・・それがとても恥ずかしくて夢が見れませんでした。
声を張るだけでなく、役者さん同士でちゃんと関わりあって欲しかった。
役者さんにあまり余裕がないように見えてしまい、思ってるほど
表に表現として出てきてない気がしました。
前の台詞やシーンを受けてつながっている感じがなかったのが残念。
暗転多め。
満足度★★★★★
この世でない何処か
色鮮やかな紅葉のセット。会場に入るとその光景にしばし、圧倒される。
舞台は運動会のシーンから始まるが、そこに融合する導入音楽も流石。
客席は超満員!
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
森にふうふうの神様がいた最後の時代
今回は「笑い」の要素がまぶしてあり、ちょっとだけ印象が違っていた。
その笑いがすべて当たりというわけではないのだが、いいアクセントにはなっていたと思う。
相変わらずの熱演、そしていつものような重苦しさもあり、伝奇モノ的な要素もありで、やっぱり桟敷童子だった。
毎回、驚くシカケがあるのだが、今回どんなシカケがあるのだろうという気持ちでついつい観てしまう。でも、スズナリではここまでだろう。
だけど、あの狭い舞台を立体的に、奥行きまで見せる技(美しいセット)は、やっぱり桟敷童子だ。