シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ 公演情報 シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    中身が濃い!!!
    一度きりでは拾いきれないほど、詰まってるので、、、一度しか観ないヒトに、どう説明するか、だ。素適過ぎるダンスシーン。
    I LOVE ゆうあんちゃん!と投げかけるお佳代が愛おしい。

  • 満足度★★★★★

    観ないと損をしますよ
    「ブランド」  
    物を選ぶとき、多くのひとが根拠にするのは「ブランド」でしょう。
    舞台も同じです。  特にミュージカルはその傾向が強いと思います。

    有名劇団の公演だから、名のある役者が出ているから。  
    そして「ブロードウェイ・ミュージカル」という冠。

    まだまだ認知度が低く、オリジナル・ミュージカルに挑戦し続ける音楽座。
    音楽座としての第1作となる「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」が久し振りに再演されました。  宣伝の謳い文句は音楽座の原点。  これは第1作という意味でもありますが、原点には音楽座が伝えようとしている心の優しさ、愛、そして命は永遠というテーマがこの作品に凝縮していることにあると思います。

    しかし、作品は宗教的なイデオロギーを押し付けるようなものではありませんし、感動を強要するようなものではありません。
    笑いもたくさん。  素敵な歌とダンスに、レビューのような迫力のある群舞もあります。

    全国区ではないかも知れませんが、出演者たちのレベルはとても高いです。
    取り分け、主役・佳代を演じる髙野菜々は20歳になったばかり、この舞台が2作目とは思えない見事な歌唱と演技を見せてくれます。

    無印商品ですが、物は保障します。

  • 満足度★★★★★

    ゲネを観ました!(^0^)
    再演。ストーリーの筋の5分の4は説明に載ってるから、残りをネタばれBOXにて。

    物語の半分は号泣!残りの半分がコメディ色強く楽しい。
    音楽座の会員には同じ公演を何度も観るリピーターが多いと聞くが、頷ける。

    ネタバレBOX

    悠介は死んでしまったが、ラス星の宇宙調査隊員によって悠介の生命は復活する。そうして佳代と同じように仲間の生命素を保存させ、人生のやり直しの為に現代の佳代に会いに行くのだが宇宙船での一週間は地球の10年の時に等しく、二人の年齢に誤差が生じてしまう。そこでラス星の宇宙調査隊員は今度は佳代を宇宙船で一週間過ごさせ、つでに佳代の心の奥にある「過去の膿み」を綺麗に治療して地球に戻す。
    地球での二人はやがて子供を授かり、お佳代の「平凡で幸せな家庭を築く」という夢は叶う。

    二人はいつまでも「お佳代」「悠あんちゃん」と呼びながら仲睦まじく暮らし、やがて歳をとって同じ時間に死んで宇宙に飛び立つ。時空を超えてその愛は永遠に1000年も続く、という物語。

    どんなに辛い過去があろうとも未来を信じれば幸せになれる。という軸はともすれば現代の脚本ではベタ中のベタかもしれない。
    だけれど、これだけ感動し涙して最後には温かい気持ちになれるということは、私たち観る側の感動の度合いとか感覚は、昔とちっとも変わってないのかも知れない。
    ソラ一杯の虹色のシャボン玉のシーンや美しいセット、ラス星の宇宙調査隊員のコミカルな動き、コメディ満載のセリフ、佳代のチャキチャキの関西弁、悠介と佳代の純愛、それらが見事に融合し、観客を魅了する。

    純愛・・・だから人生は美しい。

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