満足度★★★
良薬は口に苦し
なんとも言いがたい、後味の悪い舞台でした。
でも、個人的には嫌いじゃないです。
素人ながらに、演出が、良い感じだったと思う。
配管が切っ掛けになる話なので、
舞台セットもそれを意識して作られたのだろうけど、
そこに映し出された文字は、いささか読みづらかった。のが難点。
満足度★★★★
心地悪すぎるが、しかし
とあるマンションの配水管の施工不良を端緒に、抉り出される人間の本心を、見事に、かつ、丁寧に描き分けた秀作といえよう。在日、部落、麻薬、うつ病、等々現代日本の暗部をこれでもかというほど、ぐいぐい観客に押し付けてくる。見ていてこれほど気分の悪い作品も多くはない。しかし、心地悪いにはそれなりの理由が存在する。今の日本のリアルを上手に描いているからであろう。それに加えて、キャストの一人ひとりが、まさに熱演。特に、在日2世を演じた荒井靖雄は出色。作・演出の高木登の今後に期待したい。
満足度★
×
私自身、骨太な話や陰湿な話は好きだ。
だが、この作品は私の心には響かなかった。とにかくリアリティが感じられなかった。
脚本や演者が腕があるのは分かるのだが…。
満足度★★★★
脚本が面白い。
日常の『よくあるある』をいろいろ散りばめつつ、無理のない展開で、でも魅せられる。
自分も耳がイタい台詞がいっぱいあり感情移入しやすかったり、
日常と重なることがあって面白い。
キャストも1人1人個性が立っていて良かった。
楽しめたのは間違いないのに、
でも、★5つに上がるには何かがちょこっと足りない気がした。
満足度★★★★★
そのテイスト、口に苦し
チラシに書いてあったこの言葉は本当でした。客席は見た目40〜50代の観劇のベテランといった感じの人が多かったのも印象的。確かに、勧善懲悪が通用する程、人間もその集合としての家庭や社会(会社)も単純じゃないですよね。善悪は相対化しちゃってるし、勝った側にも負けた側にも、明日という日常が等しくやって来て、人生はまだまだ続いて行くし、この作品のような不幸に自分が巻き込まれないようにただただ祈るばかり。この公演が伝説の旗揚げ公演となるよう、次以降の頑張りにも期待しています。
満足度★★★★
難を云えば・・・
ただひとつ、女性の化粧が濃すぎたのが違和感。
総体的には現実にありそうで、泣く人がいて薄笑いをする人がいて、それなりに終結してゆく話題だが、役者の個性が光っていて、いやにリアルな登場人物達に引き込まれながら、だから舞台は面白く、奥が深く、止められないんだなあ・・・と帰り道。
満足度★★★★
タイトルがすごいなぁ
胸糞悪い
イカレた人間たちが私利私欲で動く
利用し
利用され
・・・本音はどこに?
絶望?
さてどうなる!?
ディープです
重いです
でも笑いどころもちゃんとあります
私が好きじゃないタイプの芝居です
が
面白い
セット、音響、照明が独特の世界を創っていて
なにより役者が素晴らしい
本もいいなぁ
がっちり引き込まれます
あっという間の・・・
・・・
そういえば何分間だったんだろ?!
↑きっとこれが答え
こんなジャンルが好みでしたら是非!
役者の方は特にオススメです
満足度★★★★
問題作!
これはある意味コメディ?登場人物みんなまともじゃない連中ばかり(今の世の中、逆にそれが普通なのかもしれないけど‥)。
とってもディープでブラックで過激で、いい意味で笑えない。決して気持ちのいい内容ではないけど、役者陣の素晴らしい演技に最後まで舞台にくぎ付け!