満足度★★★
たっぷりと境界にひたる
予約をすると、まだお金も払っていないというのに、とても凝った入場券が届き、その“おもてなし”感だけですでに満足してしまった。そして、いろいろと演劇的な可能性に満ちた、ポテンシャルの高い公演だったと思う。
満足度★★★★
演劇はどこから始まるのだろう。つまり、その「境界」どこにあるのだろう?
観劇は、ふつうは客電が落ちて、幕が開いたりしてから始まることが多い。
ところが、今回のこの観劇(舞台)は、チケットが届いたところから始まっていた。
そういう意味での「境界」と「実験」を意識させる企てに、思わずにやりとした。
・・・いつもの通り。詳しくはネタバレにだらだら(恐ろしく長く)書いてます。
満足度★★★★★
まさに実験公演!!
観劇させて頂きました。この作品は観劇する際の禁止事項を取り除いての実験公演でしたが、作品そのものが枠にとらわれることの無い、最初から最後まで実験に富んだ作品でした!それほど広いわけではないアトラクターズ・スタジオに一公演15名限定の公演であり、なおかつ観劇中座席が自由に移動できると言う非常にユニークな試みでありましたが、それがこの作品では十二分に生かされていました!こちらの劇団の魅力の一つである手作り感が最大限に堪能できると言う距離の接近により、作品の面白さが深められていたように感じてしまいました!これまで観劇させて頂いたこちらの劇団の作品でも感じていましたが、いい意味で手作り感のある舞台美術が魅力的に思っておりましたが、その魅力に今回の作品は最大限に近づけるということで、実験公演とはしておりましたが、こちらの劇団の持ち味が余すことなく発揮されていたように思います!そして、作品自体も「境界」と言うテーマをもとに実験の連続からなる意欲的な試みだったと思います。観劇中の禁止事項を撤廃したとは言え、いい意味で静かな緊張感を作品から観劇中絶えず感じておりました!実験と名づけている以上この作品が完全な完成形ではないのでしょうけれども、やはりこの作品の中で用いられた試みの数々は一つ一つ取り上げてみたくなるものが多々ありました!それらを観ていると表現の形態にはまだまだ多くの方向があるものと思えてきました!今回の作品の評価は実験シリーズと名づけられて、非常に分かりやすい作品に仕上げられてはいましたけれども、深く考えれば深く考えてしまうものを感じさせられた試みに満ちた作品に素直に最高評価をつけさせて頂きます!この作品に用いられた試みの中にはこの作品の中だけでしか使われないことが惜しいと感じさせられるものも多くあり、今後のこちらの劇団の公演作品がどのようなものが行なわれることか非常に楽しみになってしまいました!そして、もしかしたら実験シリーズの第二回公演が行なわれることも期待してみたくなってしまいました!今日はその作品までもが実験に満ち溢れた公演を観劇させて頂きました!
満足度★★★
ビール、焼酎、つまみにピッザ!(^0^)
今回の演劇は公演中に携帯電話OK,食事OK,飲み物OK,出入り自由、おしゃべりOKなんちって、好き放題OKなのだけれど、地下なので携帯は繋がりません。ビールや飲み物、つまみは劇団が用意してくれています。
だから、料金を払っても飲む方は元が取れます!(^0^)
以下はネタばれBOXにて。。