正しい晩餐 公演情報 正しい晩餐」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★

    海を見る
    海の幸バージョンを見ました。
    個人的には嫌いなバージョン違い作品の同時公演。
    ひとつだけ見たのだと作品が十分に理解できないとかだと、逆に損をした気になってしまって、それならむしろ見ない方が良かったと思ってしまう。

    このバージョンは話が最後まで謎をはらんだまま進んで、回収しないまま終わってしまっている感じで、良く理解できませんでした。
    なので、全体の印象が良くても後味が悪い感じ・・・。

    ネタバレBOX

    「秘法館」が唯一の観光名所という海の近いペンションでのお話。
    そこに新たな名物で観光客を増やそうと考える町の青年団。
    そんなペンションに毎年「謎の生物ツルポゴ」を捕らえるために毎年訪れる4兄弟を中心に、ペンション経営の夫婦やその兄親娘の難しい関係などを織り込みつつ進む。

    父親と娘の関係は舞台でも分かりやすく展開されているけど、もう少し丁寧に時間を割いて描いても良かった印象。
    役者が好演だっただけに、無くても良いサイドストーリーになってしまっていて勿体なかったです。

    ラジオはまあ、色物としてあんな感じで良いのかな?

    で、4兄妹と謎の生物と今は無き父親の話がメインになってくるわけだけど、結局父親は何で死んだのか、とか実際にツルポゴを捕まえてからの病的な4兄妹の描写とかが説明されきってない、回収されきってないので見終わっても結局不満だけが残りました。
    幕の頭に挿入される兄妹の食事シーンも効果的だったとは思えないし、思わせぶりに見せておくだけ見せておいて結局回収しきれてない。

    25団は今回3回目の観劇。
    前作「108」が大好きな作品だっただけに、今回は残念なデキでした。
  • 9月18日(金)S
    山の幸バージョン。ポッドキャスト笑った。

  • 満足度★★★★

    山の幸をみた
    男の人たちの方が、運動部のノリというか、統制みたいのが似合うな、と思いました。すんなり。
    面白かった。ニーゴダンはなんだか縁があって3回目だけども、
    今までで最も好みな仕上がりでした。

    あの、妙なシーンが意味がある感じ。

  • 満足度★★★

    不気味
    まだまだ観たい、26.25団。

  • 奇妙
    2回目の25団。また今回もどこか奇妙な印象。脚本なのか演出なのか何かが匂ってくる。くんくん。要所要所、ディズニーランドを思わせて楽しい。

  • 満足度★★★★

    業の薄い
    赤荻さんとは珍しい。ところで秘宝館ネタは回収しきれてない?

  • 満足度★★

    面白かったですよ。
    楽しめました。

  • 満足度★★★★

    山の幸バージョン!を観た
    父の跡を継いで探索隊結成した兄弟4人の物語。
    ペンションオーナーの妻・暁子(赤荻純瞬の演技が自然でいい。
    全体的に楽しめた舞台。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    ペンションを営む望月のところには奇妙な客が宿泊しにくる。
    父の跡を継いで「つるごん」を探索する橘4兄弟は今日も訓練と称してペンションでドタバタしている。そこに妻に離婚されそうな暁子の兄・梨本が行く場所を失ってペンションに転がり込んでくる。梨本の娘・琴美はペンションで勉強しているがこの父親がウザくて仕方がない。何かにつけて反抗的になってしまう。
    そこにラジオDJ「サンタとマリの暗黒地帯」という番組をやっているサンタとマリが「つるごん」の噂を聞いて取材に訪れて来るのだった。

    サンタ役の高野ゆらこ(毛皮族)とマリ役の林佳代がとにかく面白い!^0^)
    この二人の登場から舞台の空気が一変するほど!
    ペンションに集まる人たちの情景を描いた作品だったが、主軸は橘4兄弟にある。彼らは父親の果たせなかった「つるごん発見」に向けて日々訓練をするのだが、彼らの中ではそんなものは実在しない。と解っている。解っているが、止められない。人生の目的が欲しいだけなのだ。

    かつて彼らの父親が架空の「つるごん」を見つけた!と妄想したとき、そこには幸福感ではなく絶望感があったのだった。
    「ああ、僕は見つけてしまった。見つけたくなかったのに・・・。ああ、この絶望感はなんだ!僕がいなくなっても妻と4人の子供たちは生活するのに困らないだろう。だってお金は有り余るほどあるのだから・・。」
    そういった矢先、父は山から二度と戻る事はなかった。

    こうして4人の兄弟は「はだかの王様」だったく父の跡を受け継いでつるごんを探索する為のトレーニングをする。彼らは父の幻影をみて父が何を考え何を見ていたのかを知りたかったのだろうか?
    やがて彼らも現実を見ることになるのだが、願わくば死ぬまでずっと妄想していたかったに違いない。

    舞台セットといい、導入音楽といい、楽しい舞台でした。
    やっぱ、サンタとマリが見所でしょか!(^0^)

このページのQRコードです。

拡大