犀(さい) 公演情報 犀(さい)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★

    イヨネスコの作品ですが
    コチラでは高評価で・・・
    イヨネスコだから観に行きました。
    ホントにその一点だけで充分な動機です。

    ネタバレBOX

    他のイヨネスコ作品も、もっと観たいと思いました。

    正直、個人的にはそんなに面白くなかったです。

    役者さん達は上手いのでしょうが、
    丁寧に具象画を描いて見せられても
    感動とい感情の波が必ず湧き上がるとは限らないということです。

    そういえば自分はセザンヌの絵に感動しない方ですし
    この戯曲ならルオーとかクレーとか
    彼らみたいな絵でも充分伝わるのではないか
    むしろソチラの系統で観たかったと感じてます。






  • さすがは
    松本祐子というところだろう

  • 満足度★★★

    文学座×アトリエ×イヨネスコ
    アトリエの会でかけられる演目は「実験精神」が重視されるそうで、今回のイヨネスコ「犀」は文学座での日本初演からほぼ50年ぶり!の再演だそうで。50年前の初演に出ていた俳優さんから、若手まで俳優の層が厚いには説得力がぐんと増す。

  • 深い・・・でもともかくおもしろい!
    なんと終演後は出演者のみなさん全員と訳者の中村まり子さん、演出の松本祐子さんがずらりとそろったトークショー、というラッキーな回でした。ほとんどの観客が訳あってなかなか登場しない(できない?)俳優陣を待っていました。その間も中村さんと松本さんからイヨネスコのことやほぼ半世紀ぶりの「犀」再演までのいきさつなどのお話がありました。

    フランス不条理劇なんて聞くとつい身構えてしまったり、台詞の洪水におぼれるのでは、なんてつい思ってしまいますが、休憩なしの2時間10分の間楽しませていただきました。観客は笑いながら、このありえない、でも演劇だからこそのリアリティの不思議な現象に巻き込まれ目撃者にされてしまいます。

    とにかくおもしろいです。それでいて考えさせられることも多くあり、得るところの多い舞台です。
    トークの様子からも文学座のみなさんの意欲的かつ果敢な挑戦が見て取れました。
    演出の松本さんのお話にも共感できるところが多くありました。
    ありがとうございました。


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