文学座4月アトリエの会
文学座4月アトリエの会
実演鑑賞
文学座アトリエ(東京都)
2009/04/14 (火) ~ 2009/04/29 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.bungakuza.com/sai/
期間 | 2009/04/14 (火) ~ 2009/04/29 (水) |
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劇場 | 文学座アトリエ |
出演 | 奥山美代子、山本あゆみ、城全能成、大場泰正、頼経明子、浅地直樹、川辺久造、飯沼慧、鈴木弘秋、松岡依都美、三木敏彦、沢田冬樹、岡本正巳、中川雅子 |
脚本 | ウージェーヌ・イヨネスコ |
演出 | 松本祐子 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,300円 【発売日】2009/03/14 臨時会員券(全席指定・税込) 前売・電話予約4,000円 当日4,300円 ※当日券は開演の3時間前より03-3353-3566(文学座当日券申込専用)で予約を承ります。 ユースチケット2,500円(25歳以下、取扱い文学座のみ) ※ご観劇当日、年齢を証明するものをご持参ください。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ベケットとともに現代フランス不条理演劇の旗手ウージェーヌ・イヨネスコ。 その代表作である『犀』は、1960年10月、文学座アトリエの会にて日本初演されました。 それからほぼ半世紀の時を経て、中村まり子さんの新訳を得て、松本祐子の新演出で同じアトリエの空間に『犀』が甦ります。 翻訳の中村まり子さんは、イヨネスコの前で『禿の女歌手』を演じ、イヨネスコ本人に褒められた経験を持ち、 自ら主宰する演劇企画パニックシアターでは女優はもとより、演出、劇作も手がける多彩な人。 演出の松本祐子は劇団内外での活躍の幅をますます拡げている今最も期待される演出家の一人。 中村、松本に、川辺久造、飯沼慧の超ベテランから、大場泰正、城全能成らの文学座の明日を担う出演陣が加わってのコラボレーションは、 文学座アトリエの空間を様々な色合いに染め上げることでしょう。 どこかの地方の小さい町の広場。夏の空が青く、陽射しの強い日曜の昼近く。 カフェのテラスにいたベランジェやジャンやデイジーたちは、町を駆け抜けてゆく1頭の犀を見た。犀は駆けもどり、 一匹の猫を踏み殺した。飼い主の主婦は悲しみに暮れる。 その場に居合わせた人々は、彼女を慰めるが、やがて話題はその犀が一角だったのか二角だったのかに移り、果てしない議論となる。 さて翌日、ベランジェは勤めに出た。事務所では、昨日犀を見たという女秘書デイジーの話をめぐり議論が沸騰していた。 その日、ブゥフ氏が欠勤していた。何度目かの欠勤のため怒る部長。その時、顔色を失ったブゥフ夫人が事務所に駆け込んで来た。 犀に追いかけられたという。悲しげに吼える犀。ブゥフ夫人が恐怖の叫び声を上げる。「主人です! あれは主人です!」。 ブゥフ氏は犀になったのだ。そして町のあちらこちらで人々は犀になりはじめた。 ベランジェの親友、ジャンもベランジェの目の前で肌が緑色に変色し犀になってゆく。 町には犀の姿があふれた。人間はみるみる少数派になってゆく。 ベランジェは恋人デイジーに「僕等二人で人生を再生するんだ」と、自らをアダムとイブに擬してデイジーを誘うが、 「正しいのは彼らよ」とデイジーはベランジェの元を去る。 一人残されたベランジェ。彼は叫ぶ、「僕は世界と闘う! 僕は最後の人間だ、そして最後まで人間でいる! 決して降伏しないぞ!」・・・ |
その他注意事項 | |
スタッフ | 作◆ウージェーヌ・イヨネスコ 訳◆中村まり子 演出◆松本祐子 美術◆乘峯雅寛 照明◆中山奈美 衣裳◆前田文子 音響効果◆藤田赤目 舞台監督◆寺田 修 制作◆伊藤正道 票券◆松田みず穂 宣伝美術◆オザワミカ、太田克己 著作権代理:(株)フランス著作権事務所 |
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