ジャケ買い的観劇
前回の東京公演『悪霊』につづき、フライヤーのイラストはオノ・ナツメ。彼女(?)の大ファンなので、ベケット風な不条理劇に苦手意識を抱きつつも、あえて再見。
たまたま隣に座っていた女性も、開演前に『聖☆おにいさん』を読んでいたりしたので、案外、ジャケ買い的観劇な漫画好きな人も少なくなかったかも?(笑)
と、2回目だと、けっこうわかりやすく感じるんですね!
もちろん、今回のほうがそういう作りになっている可能性もあるのだけど、そこまでは判断できず(笑)。
満足度★★★
解放されない者たちの闇は続く
想像通りに、重いし、暗いし
でも観るのが辛いわけではない。
何かから解放されない者(あるいは自らを解放しない者)たちの話。
だけど、もう一歩物語に踏み込むための(確実なる)糸口が見つからなかった。
役者はみんなうまくて、惹き付けるものがあるし、闇の深さや鞄が落とされる音がドキッとしたりして、効果的だったりするのだけれど。
で、この場合のアルカリって何?