満足度★★★★★
セットと内容
まず入ったときに目に付いたセットはとっても可愛らしいレゴブロックの大きいもので「あれこんなイメージの紹介文だったっけか・・・」と思いましたが、いざはじまるとなかなか古風なもので、でもなぜかセットとも微妙にマッチして面白かったです。
楽しませていただきました。
満足度★★★★
言葉はむずかしい。。。
モリエールの「お婿さんの学校」は、思い切った現代語訳と衣装でおもしろい芝居になった。翻訳ものだからこそできる自由さで、モリエールの時代の人々が現代に蘇った。
それに比べると「華々しき人々」は、母国語ゆえに縛りの多い不自由な脚本で、台詞をちょっと聞いただけで時代も階級もわかり、芝居が進めばこの家族がどこに住んでいたかまでも容易に推測できる。この縛りをそのまま素直に演ずるか、今時こんなしゃべり方をする家族はいないので「茶番」として演じるかだが、母親役だけが「茶番」を演じていて、演出の統一が感じられなかった。
満足度★★★★
想像力をかき立てられる。
初見だけど最後まで楽しめた。古典に対するイメージみたいなものを払拭させてくれた、いい作品でした。これを機に、少し古典を読んでみようと思う。
また次を観てみたい。
満足度★★★★
とてもスタイリッシュなお芝居でした。
森本薫「華々しき一族」モリエール「お婿さんの学校」二本を切れ目なく上演して一つの世界を作り上げていました。とても良いセンスで仕上げられた芝居でした。 隣の席との間が狭くて…、隣の人は風邪を引いている人なのか、ぜーぜー言ってるし鼻は噛むしお茶は飲むはで…つらかった
満足度★★★★
役者、演出の力量
森本薫、モリエールのいわば古典を、見事に、現代でも通じる舞台に昇華させた演出家および、演出家の意図を汲み取り演じた俳優の好演に拍手。
おかしみを全編に湛えたモリエール作品もおもしろいが、一瞬も気の抜けない、せりふの応酬が続く森本作品が秀逸。両作とも、「行き違い」を見事に活かしきった舞台であった。
満足度★★★★
太鼓判
安心して太鼓判を押せる作品です。椿組の外波山文明さんもお越しでした。
一作品目が『華々しき一族』。家族と居候が織り成す感情模様。古くさてセレブリティな言葉満載。昼メロから泥臭さを取ったような感じ。
枝元さんがクスリと笑わせてくれます。
二作品目が『お婿さんの学校』
伊原さん演じる男スガナレルのお脳天気さが可笑しいコメディ。
古典の雰囲気を感じさせません
明日(11/23)が千秋楽となっていますが、これはお勧めです。
当日券が出ると思います。不安な方は劇場にお問い合わせください。
制作の代表者は石川はるか さんです。
満足度★★★★
楽しめました
全く違う印象の作品2本でしたが、どちらもセリフのやり取りが巧妙で、ぐいぐい引き込まれていきました。
セットがかわいくて、なんだか心が和みました。
満足度★★★★
面白い!(^0^)
毎回、思うことだけれどハイリンドは一つの題材に対しての作りこみが匠なんだよねー。そんなこんなで両方とも楽しめた。
セットに大きなレゴブロックを組み立てて、それを家としてる。作られた家だ。こんな感覚もたのし。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
ポップで軽妙な古典劇
中野茂樹演出で古典作品に新たな息吹が吹き込まれた。
古典作品を現代の日本で上演することのずれを強調し、軽妙な笑いを作り出しつつ、古典作品の持つ普遍的な魅力もしっかりと伝える優れた演出。
巨大なレゴブロックのセットも楽しい。
ハイリンドの役者たちも中野演出をくみとって、誤意訳の奇妙な空気を巧みに表現し、洗練された現代のクラシックを具現していた。
お勧め。