満足度★★★
熱い演技
皆さんの熱い演技に、ホント感銘しました。
終演後、鴻上さんとも少し話が出来て、良かった。
過去の戯曲の再演とのことですが、あまり古臭さも感じず良かったと思います。
満足度★★★
思わせぶり
導入から序盤にかけてのスムーズな情報提示や、演出のクオリティはすばらしいと思いました。ただ継続して大技を見続け次第に慣れてしまい、最終的には過剰な表現になってしまったように思います。
面白いところもたくさんあり、流石だなとうなるところはもちろんありました。
ただどうにもそれらは結局、思わせぶりなまま終わってしまいました。
虚構のハッシャバイ
100点満点で40点です。
過去2回のメンバーで再演して欲しいです。
いきなり研究生を入れて小名木美里さんを外したのが納得いきません。
やっぱり虚構には美里さんのようなマスコット的不良少女系が必要です。
満足度★★
密度不足
憧れの鴻上さん。期待値と裏切られる覚悟を持って劇場へ。
うーん、驚異的に面白くもなかったし
納得するほどつまらなくもなかった。
戯曲はやはり素晴らしい。
が、今あえて『ハッシャ・バイ』をやる意味として、
劇団都合以上のものを見出せなかった。
また、座・高円寺1を埋めるほどの密度が役者にも演出にもなかった。
もっと熱量を!
満足度★★★★
お気に入りの劇団です。応援してます。初・座・高円寺です。
鴻上さん主宰の「虚構の劇団」第3回公演です。
1,2回公演作は、ともに小劇団にまつわる話でしたが、
今回はガラッと変わって、第三舞台の再演作。
1/3から半分くらいは書きなおしたという、
初演は23年前、28歳のときの作品といいます。
話自体は、最初と最後のワンカットで
いろいろな解釈も成り立ちそうで深い話。
確かに題材としては、探偵、精神病院、超能力者、
夢…という、結構いろいろなところで見たような
感じはしますが…。
さて、お気に入りの劇団の俳優さんたちについて。
これまでは鴻上さんがこの劇団のために書き下ろし
ていて、「あて書きに近いような」ところもあり、
すべての役に目配せがされていて、
比較的等身大に近い役でした。
そして内容も、今、時代を直接反映していました。
しかし、今回は本も昔のもので、再演もの。
これまでとは明らかに違う。
役者と登場人物の一体感があまり感じられない。
この両者の距離感のようなものが、
そのまま「実力」といえるのかもしれません。
そう考えると、本作はみんなが、次のステップに
進むために鴻上さんが選んだ作品であるように
思います。
それでもより一層次が観たくなる、応援したく
なるのは、劇団みんなが魅力的だからです。
…と素人考えで、もっともらしく書いて、
すみません。
でもますます今後も楽しみです。
※ちなみに今回は、小名木美里さんが欠席。
劇団研修生大杉さほりさんが出演しています。
思い立って「ハッシャ・バイ」
鴻上さんの戯曲を読んでいたら、たまたまこの作品が上演中なのを知り、当日券で高円寺へ。ホントは「トランス」や「ハルシオン・デイズ」のような少人数のものを観たかったのですが。
「ハッシャ・バイ」も虚構の劇団も初見で何の前知識もなく観ました。
若い俳優さんたちが力いっぱい演じている姿がまぶしかったです。
舞台はなつかしいような、と思ったら初演は23年前だそうで、鴻上さんとは同世代でした。
夢と現と虚構と心象風景が何もない空間でめまぐるしく交錯する演劇のパワーを感じさせる舞台でした。
満足度★★★★
今回は
旗揚げ準備公演から観させてもらってますが
今回は今までの流れとは違った印象をもちました
シンプルなセットでより個人の力量をみさせてもらった気がします
内容は「メビウスの輪」のような話で頭を使いますが面白かったです
あと、劇場も広くて綺麗でうまく利用すれば面白いものもできるのでは、と思いました
次回作はどんな展開をみせてくれるのか楽しみです
満足度★★★★★
観劇できて、本当によかった。
そう、思える舞台でした。
脚本が素晴らしい。そしてとても若々しい演出でした。
虚構の劇団は『グローブジャングル』から観ていますが、一番若々しい感じがしました。
俳優の若さと相まって、観劇後には明日も頑張れる気持ちになりました。
満足度★★★★★
やはりすごい!
過去の名作をあらためて観て、やはり名作は風化しないと思った。いや、相当部分が書き直されて進化している。今では大御所となった鴻上尚史さんのみずみずしさが残った作品。
こんなにも大笑いするということと、胸がしめつけられるということが、隣り合わせになっている劇団は少ない。さすがに役者はみんな素敵だが、大久保綾乃、小野川晶のさわやかな演技と、小沢道成の独自の世界を持った演技に感動した。
満足度★★
自縄自縛
複雑な構成。それを分かり易くするためだろうか、後半の説明がくどい。全体として散漫。
もっとシンプルに作り、伝えてもよいのではないかと思った。
戯曲をざっと読んだが、昔のほうがもっとシンプルだったように思う。
満足度★★★★
日本における、
最高レベルの演出とスタッフワークでしょう。
しかし、俳優さんの力が、またちょっと及んでいない感じです。
ただ、これほどの未来を感じる俳優さん達はいないと思いました。
千秋楽までに何回進化するのか、楽しみです。