哲学者の午睡 公演情報 哲学者の午睡」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    哲学とプロレスの時空を超えたコラボ、なかなかに楽しめました。役者さんたちの熱演に感激。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     プロレスの試合をガチでやれば無論どちらかが死ぬかさもなければ再起不能の大怪我を負うのは必定。格闘技をそれなりにキッチリやった経験のある者が見ればそれは自明だ。
     今作の基本構造は、哲学とプロレスをマッチングさせた上で、真剣勝負とシナリオのあるショーとしてのプロレスを対比させることで、哲学上の真と偽のテーゼを中心に展開する物語だ。サブストーリーとして権力VS民衆、男と女、友情等々は無論出て来る。

    ネタバレBOX


     今作の主人公・プラトンは、ここ暫く試合はしていないものの300連勝無敗の覆面レスラー・ソクラテスに心酔し押し掛け弟子となった。単にプロレスの師匠としてのみならず、政界の重鎮や各界の名士、高位の者らを公衆の面前で論破した哲学者として盲信し弟子となったのである。然しソクラテス自身は、妻の論法を真似ただけだと主張する。が、この態度も謙遜と見做しプラトンは持論を変えず、所属プロレス団体のガチプロレスラーとしてこれまでヒール専門だが、矢張りガチ専門のレスラー・アレクセイと30戦して30敗。毎回死の懸念があるような試合にプラトンを慕う彼女も「もうついて行けない・・・」と迷い出す始末だ。にも拘わらず、プラトンの念は変わらずイデアを求め続けている。そんなプラトンに周囲の者達は魅力を感じているのも事実であった。
     一方、公衆の面前でソクラテスに恥じをかかされたと感じ恨みを抱く者達は、その権力や威力を用いてソクラテス弾圧に舵を切った。無論、弟子プラトンにも警戒を緩めて居ない。このような状況にあってプラトンの所属するプロレス団体は、経営が思うように行かず破綻寸前で辛うじて生き延びているが、団体トップは興業成績を上げる為、ソクラテス本人の了解も得ずにソクラテスVSアレクセイの試合をマッチングしてしまう。ソクラテスは1度もガチプロレスをやったことが無いのに、アレクセイ側が試合の条件として出してきた条件は、そのガチ試合(セメント)であった。
     ここから先はホントのネタバレになるので控えるが、最終的には弁証法的論法によってアウフヘーベンされて舞台は終了する。
     ところで、池袋演劇祭参加作品ということだが、本気で賞を目指すのであれば、プロレスラー役の役者は総てもっと身体を鍛え上げて出演すべきであろう。嘘が嘘としてキチンと機能するには、嘘が真実だと思われるほどの真実味がなければならない。フィクションであると断り書きはあるもののソクラテス、プラトン、クサンティッペ、クセノポン等は、ギリシャに実在した人物として現代に迄名が知られており、多少哲学を齧った人間ならば遅くとも高校生位の段階でこれらの名は記憶に留めていたハズだから、ギリシャに対するイメージもそれなりにキッチリしたものを持っている。ホメーロス等も読んでいよう。而も今作のテーマが、真と偽、イデアと現実等々対立・相克の克服である以上、通常のショーとしてのプロレスを嘘の象徴と見做すならば、それが本物に見えるように嘘が真(まこと)として成立し得る脚色が必須であろう。また費用の関係でギリシャ風の履物が用意できないのであれば、素足で演じ、衣装とのバランスを良く考え演出を工夫すれば演劇的真実は描けたハズだ。様々な点で不徹底だが、訴えたいものは伝わってくる。今後の成長を祈る。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    プロレスが好きなので、よかったです。熱演もとてもよかった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    作品紹介文ほどには哲学とプロレスが上手く絡んでない?
    ラーメンで例えたら麺とスープが単純に上手く絡んでない話でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    演者がいい!芸達者たち。お話も見せ方もユニークでよかった!良い時間をありがとうございます。

  • 実演鑑賞

    描かれるは現代プロレス界&古代ギリシャの二つの世界。
    双方の状況というかニュアンスが酷似しているのに加えて、流れも同方向に向かっていくので、それプラスやっぱりテクニックなのでしょう、何度転換が入っても全く混乱が無い。
    さらに全ての役者さんが双方に役を担っているわけで、ここにも何ら混乱を感じなかったのは そう、やっぱり独自のテクニックがあるに違いない。

    90分の間にグウォ~ッと駆け抜けていった二つの世界。
    色んな意味で演劇ならではの世界観でした。

    ネタバレBOX

    ストーリーはただひたすらプラトン嵐&プラトンの相通じた想い一点を目指しているので迷いは無いし、生死まで賭けての状況はジリジリ追い込まれて。からのラストにぬけていく感じもドラマチックで良かったですが、この二つの平行物語の手法
    片方は誰もが共感できるごく日常の世界(仕事場、家庭やご近所)と、もうひとつは非日常の世界
    そんなコントラストでも是非観てみたい!と思ったのでした。
  • 実演鑑賞

    作・演出家はあまりプロレス見ないんだろうなあ。少なくとも好きではないんだろうなあ。と思いました。

  • 実演鑑賞

    「古代」のギリシャ哲学者の話(論理)と「現代」の弱小プロレス団体の話(経営)を交差させ、独特な空気感(時代間隔が感じられない、いや感じさせない)をもって描いた物語。「論理」話が随所に出てくるのは、哲学者プラトンやその師ソクラテス、直接には絡まないが弟子のアリストテレス(「現代」では週刊誌記者2人のアリスとテレスとして登場)を意識して描いているからだろう。そう言えば、哲学者プラトンも若い時はレスラーだったようだ(冒頭の台詞から)。

    「真実」と「虚偽」といった何となく分ったような“イメージ”が出来る話、それをプロレスの「セメント(ガチンコ)」と「台本(ショー)」といった試合(形態)に準えて分かり易く説明、展開していく。どちらが真実で虚偽なのかは容易に想像がつくところだが、さらに人物の衣装が白服・黒服に分かれており象徴的に表す。2つの時代(物語)は、短く響く合図音で1人2役の演技転換で行き来する。その切り替え動作は、実にさり気なく自然だ。また多くの場面で登場人物が半円形に立つ姿は、円形闘技場コロッセウムであり、観衆を連想させ自ずとプロレスとリンク。面白い設定(脚本)、素舞台ながら凝らした観せ方(演出)、それを役者陣がパワフルに体現(演技)していく。と言ってもアクション(プロレスシーン)は殆どなく台詞中心で展開していく。
    さて、タイトルの意味はラストに明かされるが…。
    (上演時間1時間30分 休憩なし)

    本公演は第33回池袋演劇祭参加作品のため、☆評価は後日付。追記もする。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ストーリーは、プロレスと哲学のリンクで、分かりにくさを感じましたが、役者さん達の熱演、非常にパワフルで元気を貰える舞台でした。
    抱いているイメージとは違う哲学者達のキャラクター等も面白かったです。タイトルのように、昼寝して夢を見ているような不思議な時を過ごせました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ギリシャ哲学とプロレス、なかなか面白い発想だ
    シンプルな舞台だがパワフル
    衣装は白、黒半々でプラトンだけがギリシャ風
    現代のプロレスの話がメインだが時々古代ギリシャに飛ぶ
    ブックとセメント(ガチンコ)
    政治にも哲学の世界にも当てはまるかもしれない

  • 実演鑑賞

    哲学者のみなさんや、プロレスについてもう少し詳しかったらもっと面白く見られたのかもしれません。
    ベンジャミン2号さんも書いていらっしゃいますが、主宰の方の挨拶文の文字が読みにくいです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    空間旅団初観劇。思ったよりも青臭い感じがあったり、自分が小劇場を観始めた80年代後半頃っぽい雰囲気も感じたりして。古代ギリシャと現代の弱小プロレス団体、異なる2つの時代のお話を役者が2役で演じる趣向の90分。

    ネタバレBOX

    プロレスの方は、セットとか同時進行演出の問題や制限があるのか、観る前に何となく想像していた、試合シーンで体技的なものを前面に出すようなことは殆どせず、もっぱらセリフによる団体とレスラー間の事情中心。本編には関係ないが、席に置いてあった劇団主宰の挨拶文。印字の関係もあるだろうけど、あのフォントは読みにくいっす。

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