昔の女 (ドイツ) 公演情報 昔の女 (ドイツ)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    正解ではない
    見るべきところは多々あったが、
    なんだろうこの残尿感。

  • 満足度★★★★

    いやぁー怖かった。時間軸が前後するサイコ・サスペンス。ショッキング描写も凝ってます。
    ドイツの本だそうですが、演出の倉持裕(劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」主宰)さんの作品世界にとっても似てます。
    PPPの倉持さんと西田尚美さん(白い巨塔、秘密の花園)、ちすんさん(一度聞いたら絶対忘れられない名前です。超星神グランセイザー、何日君再来?イツノヒカキミカエル?)が好きで観ることにしました。

    引っ越し前日の夫婦のもとに、突如、夫の24年前の恋人ロミー・フォークトレンダーが訪れた。
    あの日の約束「永遠の愛の誓い」を信じて。
    そして、このときから、平凡な夫婦と息子、その恋人に「恐怖」が降りかかった…。

    数分前、数分後、数時間前、数時間後、と畳み掛けるように時間が前後する展開が興味深い。
    映画と違って、その場で役者が瞬時にして感情を入れ替えて演じる様が、役者さんには難しいでしょうが、観ていて面白い。
    繰り返し演じられる場面も、繰り返されていることも念頭においたうえで、違って演じられたりします。

    最初から中盤までは普通の流れなのですが・・・

    ネタバレBOX

    息子を殺したあたりから徐々に恐怖が強くなっていき、ついには…
    それにしてもラスト、そこまでいくか、とびっくりします。
    炎上する女性の表現が、当然火を使っていないのにリアルで迫力がありました。

    西田尚美さんは、ドラマなどでの私のこれまでのイメージとは違った、サイコな女性役。
    表情から、まったく違っていてロミーそのもの。
    ちすんさんは進行役でもありながら、昔の女と父親の若い時と相対する位置づけで、ロミーの過去でもあるように思わせてうまい。
    それにしても、一番普通な役の七瀬なつみさんのせりふ「くされ○○○」のインパクトはやはり強い。
    しかも2度も。
    普通の芝居に突然出てくると効果的です。

    この「ロミー・フォークトレンダー」、キャラが立ってます。
    似た存在がどこかにあったような・・・と思ったら「富江」でした・・・。
    ドイツ近代演劇に「富江」を見た。^^;)
  • 満足度★★★

    なぜに「昔の女」?
    確かに
    海外の「現代戯曲」に触れる機会ってあんまりないから
    いい企画かもしれないが、
    そもそも、この「昔の女」という戯曲に
    あまり魅力を感じませんでした。
    それゆえになぜ数ある海外の「現代戯曲」の中から
    この「昔の女」を選んだのか、そこが一番疑問。

    時系列が細かく巻き戻ったり、先にいったりするが、
    そのことで話自体が格段に面白くなる仕掛けがある訳でもなく
    それほどの必要性を感じなかった。
    (確かに同じシーンでも多少演出を変えてしていたのは面白かったけど)

    ラストももっと伏線とかあるのかと思ったら
    割と予想できる終わり方?

    役者さんはそれぞれ良かったと思います。

    第2弾の「シュート・ザ・クロウ」に期待!

  • 同時代
    シリーズタイトルの同時代という言葉を作家と戯曲に対して強く感じました。
    嗚呼、国は違っても同じような映画や演劇に影響を受けて育ったのかな……?と。
    ありそうで以外と少ない、海外の「現代戯曲」に触れる機会、続くシリーズも観てみたいと思います。

    ネタバレBOX

    語り口とその配置で一瞬、ウォン・カーウェイの「天使の涙」が頭をよぎりました。芝居の内容とは全く関係ないのですが……

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