公演情報
「黄色い叫び」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/06/27 (日) 13:00
今回は2時間ちょいで終わったというのがびっくり(いつもはもっと長丁場)。いつも通り、いろんな点で刺激の多い社会派ステージ。いつものメンバーであっても、この人はこういう性格の役柄という固定があまりない劇団のようで、前回あんな役だった人が今回はこうなの!という面白い驚きも多発。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/06/24 (木) 18:00
初演から何回も観ている戯曲だが、迫力があり重厚で優れた舞台だった。観るべし!
2011年の4月、中津留lovers名義で上演され、震災から1ヵ月で「災害」を扱った作品というので話題になったが、中津留loversでの再演やトム・プロジェクトのプロデュースで何回か上演されたものの、中津留の本拠地であるTRASHMASTERSでは初めての上演。他のユニットに書いた戯曲をトラッシュがやるのは恐らく初めてではないか。部分的に改作はされているが、大筋は変わっていない。133分。
田舎で災害に慣れてしまった人達と、東京に出ていて正論を言う匠、そして匠を応援する何人かの対立を描く前半の青年団の会議。そして後半は災害が起こり…、という展開だが、説教臭い展開ではない。匠が感情的になっている様子も描き、よく練られた戯曲だが、本作では個々の人物のキャラクターがより際立ち、見事な作品になっている。どの役者も熱演だが、嫌な役回りを演じた長谷川景と、看護師を演じた福永理未が特に光った。
実演鑑賞
満足度★★★
何度も再演されているということで期待して観に行ったが、僕は最近の作品の方が好きなのかもしれない。特に前半、みんなが怒鳴っていたのがキツかった。熱が入る芝居なのはわかるのだけれど・・・。きっとこれは好みなのだろうなぁ。
でも、中津留さんのメッセージ性が強い作品の感じは好き。
だれが正解なわけでも、だれが間違っているわけでもなく、それぞれの立場や環境の中における、それぞれの想いが交差するのが、なんとも切ない。その切なさがラストのシーンに集約していく感じが、とてもよかった。
実演鑑賞
満足度★★★★
何度も再演されている中津留のディスカッション・ドラマで初演以来十年もたつのに、色あせないばかりか、コロナ禍のもとの中央政権のあやふやで頼りない無責任体制を見るにつけ、このドラマが描いた国民の怒りは地方からふつふつと中央に押し寄せているのを感じる。政治を担うものと国民との乖離は長く言われてきたがいま、それは、一層明らかになっていて、オリンピックを機会にそろそろ手が付けられない状態になっている。
この作者はそれが人間なのだ、と、図式的にならないように多くの作品を書いてきているが、ここに至れば、このドラマも、今こそ見るべきドラマ、という事になる。小さな劇場での再演だが、満席の客席の空気は重かった。