キネマの天地 公演情報 キネマの天地」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
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  • 実演鑑賞

    映画、演劇への情熱が役を愛し焦がれる役者の思いを通じて描かれ感涙。創作現場の環境改善(ハラスメント撲滅)を最優先にすべきと痛感。
    https://twitter.com/shinorev/status/1405077197921021956

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    感想には、さすが井上ひさしだ面白いと、井上ひさしにしてはいまひとつというのと、二手に分かれている。私は面白い!と思うのだが、「今ひとつ」という意見もわかる。この作品は1986年に松竹で初演されたあと、一度だけ2011年にこまつ座が再演している。家にパンフがあるので、私は再演を見ているはずだが、全然記憶がない。このように、見たときには女優たちの鞘当て合いや、推理劇のどんでん返しが面白いのだが、作者の社会批判や歴史観がほとんどないため、感動が軽く、記憶に残らないのである。

    さすがに今回はこれだけ復習したので忘れることはないが、やはり軽量作であることは否めない。新国立の「人を想う」シリーズでは、斬られの仙太>東京ゴッドファーザーズ>キネマの天地という順で、芝居が軽かったといえよう。ただ、井上ひさしの演劇愛はひしひし伝わる。とくにどんな端役でも俳優に対する愛情がこの作では強い。大部屋俳優で警察役を演じる尾上竹之助(佐藤誓)の、二幕の見せ場の好演が光った。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    前半は4人の女優さんの会話のやり取りがが面白く、
    後半は4人の中の誰が犯人なのかを推理する楽しい展開、
    本格的な推理というよりは会話劇で楽しむ感じでした。
    何もレビューを読まないで観劇した方がよろしいかと思います。

    観終わったの満足度は高く、多少、強引な展開も最後まで見れば
    それほど理不尽でもないような気がします。
    井上ひさし+推理+喜劇いいな~。

    ネタバレBOX

    ハゲているのにハゲのかつらが必要なのだろうか?と、
    つっこむのは今の時代、御法度でしょうか?
    スキンヘッドのかつら?
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    20日、久しぶりに新国立劇場小劇場で上演された舞台を観た。演目は、井上ひさし作『キネマの天地』である。演劇好きの間では有名な井上ひさしの代表作の一つ。

    出演者の紹介を兼ね、粗筋お書いておこう。舞台は、松竹キネマ蒲田撮影所の某スタジオ。ここに、超大作『諏訪峠』出演の打ち合わせと称して、監督の小倉虎吉郎(千葉哲也)が4人の人気女優を呼び出す。それは、大幹部の立花かず子(高橋惠子)、お母さんもので有名な大幹部待遇の徳川駒子(那須佐代子)、ヴァンプ役で人気の幹部女優滝沢菊江(鈴木杏)、そして娘役で人気の準幹部の田中小春(趣里)。しかし、この4人を呼んだ本当の目的は、舞台上演中に突然死した小倉の妻であった人気女優・松井チエ子を殺した真犯人捜し。刑事役に下積み役者・尾上竹之助(佐藤誓)を刑事役に仕立てて4人の女優達を責め立てていく。しかし4人には確たる殺人の証拠は亡く、それどころか実は真犯人は肝心の刑事役だった尾上である事が発覚。この過程で、それまでギスギスしていた4人の女優達の連帯感は高まり、最後には揃って銀座に繰り出していく。
    実は小倉監督の目論見は、映画撮影前に4人の女優の融和をはかることであって、妻の殺人の犯人捜しは監督の策した細工で、尾上も実は真犯人では亡く監督の指示の元に刑事役や犯人役をこなしていたのであった。

    と言う訳で、「松井チエ子殺害の真犯人糾明の集まり」という探偵撃破、実は探偵劇では無かったという訳だ。

    舞台成功の鍵は、4人の女優たちがそれぞれの個性をどう描ききれるかと、尾上役の佐藤がどれだけ真に迫った演技ができるかにかかっていたが、さすがベテランというか実力者ばかりの出演者の演技は優れもの。演出も冴えていて、大変見応えがあった。
    さすが、新国立劇場の舞台。充実した2時間を過ごさせてもらった。
    ちなみに、個人的には高橋惠子と佐藤誓の演技が気に入った。また、那須佐和子がシアター風姿花伝の支配人である事を知ることが出来たのは意外な収穫。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2021/06/12 (土) 18:00

    スゴイ芝居を観た!観るべし!
     1986年の映画「キネマの天地」の続編として井上ひさしにより書かれた戯曲だが、趣きは全く違った推理ドラマになっている。4人の女優の鞘当てから始まり、推理劇として展開して、どんでん返しの連続で、本当に面白く最後まで観ていられる。前半の女優陣の「争い」が面白く、「下手な新人女優」役を演じる趣里が特に面白い。とにかく観るべし!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    全然知らないまま行きましたが、こんなどんでん返しがあるなんて!
    面白かったです。趣里ちゃんが可愛かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

     井上ひさしもあれだけの作品数を書けば、全部が傑作と言うわけにはいかないのは承知だが、何でよりによってこの作品を再演するのかわからない。新国再演なら、作者も力を入れて書いた「紙屋町さくらホテル」や「夢三部作」のような、井上ひさしらしいいい作品があるではないか。今やる意味も分かりやすい。確かに「キネマの天地」は商業劇場で初演されて以来ほとんど再演されていないと思うが、それは、初演の松竹への忖度、というより、この作品の器量が小さかったからだ。個性のある女優を四人並べて、その一人が犯人に違いないと殺人事件を解明していくのがあらすじだが、推理劇にするか、ドタバタ笑劇にするか、バックステージものにするか最後まで腰が決まっていない。セリフの中身には、映画界の女優のさや当てや、舞台となった東劇の芝居への思いもあるが、通り一遍で、深くない。それではならじと、屋上に屋を重ねてどんでん返しのつるべ打ちになるが、なんぼなんでもそれはないだろうというような結末になる。役者も棒立ち芝居が多くて締まりがない。このシーズンの主演公演三作を見たが、なぜ、この公演をするのか意図不明の上演が多くて残念だった。ことに「東京ゴッドファーザーズ」とこの「キネマの天地」。客もよく知っているのか、今日が三作の内では一番よくてようやくすれすれ5分の入り。ジャニーズを動員していないところは健気だが、これは正直な客の評価である。井上作品が出たから言うのではないが、栗山民也が芸術監督の時は意図が明確だった。今はただただ訳が分からない。困ったものだ。


  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    少々無理があるストーリーだがコメディだから許されるし、過剰演技も見ていて楽しい。俳優たちが活き活きと楽しそうに演じている印象。劇中で示される演劇論や演技論も興味深い。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    いい作品ではあります。

    ネタバレBOX

    いい映画を作るために、若手からベテランまでの女優が我を捨てて一致協力するように監督が仕組んだ壮大なトラップ。

    2011年にこまつ座さんで観ましたが、今回、小川絵梨子さんの演出ということで、何か違いがあるかなと楽しみにしていましたが、違いは分かりませんでした。細かいところは覚えていませんでしたが、オチを知った上で観ると正直感動はありませんでした。

    我を捨てて協調するというこの作品のテーマについて、初っ端に監督が発言していました。うわー、答を言っていたんだと驚きました。

    もちろんいい作品なのですが、ベタで、臭いところなど、今の感覚からすると古臭い感じがしました。妻を殺された役を演じていた分、他の役者とは立場が違うのは分かりますが、それにしても監督だけテンションが低く、声が小さかったのは気になりました。

    私が観たのはプレビュー回でしたが、開演前に小川絵梨子さんが登壇して、観客も制作の一部であり、素直に反応してくれることを祈っていますという旨の挨拶がありました。

    ああーん!この作品は演出家であるあなたの作品でしょうが。何祈ってんだよ。あなたが主体的にそのように思考したんだろうが。そうだったら、祈るではなくて願うだろうが、何でもかんでも祈ってんじゃねえよ。願ってくれよ。

    私は、3.11以来、何でもかんでも祈るという言葉を使うマスコミや世間の風潮に危惧しています。願うときは願いましょう。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    #キネマの天地
    #プレビュー
    #佐藤誓 さんをとにかく観て欲しい。
    演劇が……芸術が…… ウィルス感染予防による自粛要請で窮地に立たされている中、演劇讃歌、俳優讃歌を感じる作品に大いなる拍手を送りたい。演劇人に対する自虐ネタもあるけれど、それも愛あるが故。笑い飛ばして感謝して、デフォルメされた可笑しさを堪能すればいい。皆さん芸達者でそれはもう素晴らしい。中でも #佐藤誓 さんの可笑しさと惨めさと健気さと……愛しさの向こうに立ち上がる格好良さに痺れる。四人の世代を異にする看板女優のバトルも見事。鼻につくほどにオーバーアクションする(もちろんそういう演出)#趣里 さんと、それを見事に拾っては跳ね返す #鈴木杏 さんの確かさに唸る。後ろ姿がまたなんとも美しい。#那須佐代子 さんと #高橋惠子 さんの巧さに説明はいらない。蔑むように見下ろし、死んだような目をする #千葉哲也 さんと、エネルギーを注入する #章平 さんの凸凹コンビも味がある。
    さぁ、演劇のアンサンブルを存分に楽しもうじゃないか。

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